アプリ広告ネットワークのAppLovinのオフィスに行ってきた!AppLovinってどんな広告ネットワーク?効果的な実装方法は? |Page2
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
AppLovinは品質重視!
2015年の6月時点で、日本での知名度がほぼ無いところから始まったAppLovinの日本展開。
どのようにアプリデベロッパーへの認知を広げていったのでしょうか。
※AppLovinのおそろいのパーカー。暖かそうだし普通におしゃれ。尚AppLovinではIT企業によくある自社ロゴの水は作っていないとのことでした。そのうち作るんでしょうか。
坂本さん:日本では全く認知が無いところから始まったんですが、実は僕がすごく頑張ったから成功したという感覚ではなくて。
もともとのプロダクトが良いというのが前提にあったので、アプリの収益の面からもそうですし広告主からもそうですが、それをきちんと分かってもらえればいい、という感じです。
エイミーさん:AppLovinはプロダクトにフォーカスしているので、メンバーも半分くらいがエンジニアなんです。
最初の数年はほとんどマーケティングには力を入れずに、口コミでお客様を増やしていましたね。
広告でのアプリの収益化は実際にその広告ネットワークを使ってみなければ効果が分かりません。
実際に掲載しても収益性が悪ければ当然外されてしまいます。
坂本さん:広告って営業で「すげーいいんですよ!」ってキラキラに見せればそれで受注できちゃったりすることもあると思いますが、AppLovinは会社として「そういうの嫌だ」というところがありますね。
AppLovin良いですよ!っていう営業にはあまり時間はかけておらず、効果的な実装方法の提案や、類似アプリの成功例を伝える、という事を少しずつ積み重ねたという坂本さん。
最近ではアプリデベロッパーさん同士の
「動画リワードやるならAppLovin良いみたいだよ」
という話から導入に繋がるケースもあるそうで、純粋なプロダクトとしての良さが短期間でのAppLovinのシェア拡大に繋がっているようです。
※2015年のGDCでクロッシーロードの動画リワード成功例に衝撃を受けたという坂本さん。「3か月で10億円ドーン!ふぁー!みたいな笑」それを機にAppLovinに参加。
動画リワードとその他のフォーマットの使い分け |