家族や友人とワイワイガヤガヤ遊んでほしい!泣けるゲーム「サリーの法則」のSwitch版の見どこやこれからの予定を聞いてきた!

 取材 
  公開日時 

 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

スマホ版、Steam版で「泣けるゲーム」として人気を博し、ついにNintendo Switch版でのリリースが実現した「サリーの法則」。

家族や友人とワイワイガヤガヤ遊んでほしい!泣けるゲーム「サリーの法則」のSwitch版の見どこやこれからの予定を聞いてきた!

アメリカ・サンフランシスコで開催されたGDCや、東京で開催されたTOKYO SANDBOXなど、国際的なゲームイベントに相次いで出展し、その展開に勢いを感じます。

その「サリーの法則」のパブリッシャー、ポラリスエックス社の住田社長に、Switch版サリーの法則の見どころや今後の展開などについて伺いました。

家族や友人とワイワイガヤガヤ遊んでほしい!泣けるゲーム「サリーの法則」のSwitch版の見どこやこれからの予定を聞いてきた!


管理人
サリーの法則のSwitch版が発売されましたね!まずそれについて一言お願いします。

住田
中学生のころに任天堂のゲームと出会ってから、学生時代を経てゲーム業界に入ることになりました。
ゲーム会社に入って最初に外の方と仕事したのが任天堂の方で、そこからさらに数十年後に任天堂プラットフォームでゲーム配信できてることをすごく幸せだなと感じています。

管理人
スマホ版、Steam版で非常に評価が高かったサリーの法則ですが、簡単にいうとどんなゲームですか?

住田
パズルアクションゲームです。
ストーリーは、長くすれ違ってきて別々に暮らしていた父と娘の再会を手助けるするという感じです。

住田
パズルを解いてゲームを進めるに連れて、父娘それぞれの物語が交錯して1つの物語を紡いでいく、そんなストーリーも見てもらいたいゲームです。

管理人
サリーの法則をSwitchで出すことになったきっかけについて伺えますでしょうか。

住田
スマホ版を出した時、AppStoreで同日にリリースされた「スーパーマリオラン」の横でサリーの法則を紹介してもらいました。

住田
これで色々な人に注目していただきまして、ユーザーの方や近しい人からも「Switchでやりたいです!」という声を多くいただきました。
任天堂への強い憧れもあり、また同じ京都の会社という縁も感じたので、チャンレジしてみることになりました。

管理人
Switch版サリーの法則の特徴、新しく加わった点、楽しんでほしいポイントはどんなところでしょうか。

住田
まず見ていただきたいのは、「おすそ分け」協力プレイです。スマホ版ではなかった、二人で同時に遊ぶモードを追加しました。
スマホ版で評判が良かったゲームバランスに加えて、家族や友人とワイワイガヤガヤ遊ぶという、新しい遊び方を導入することができました。

住田
オープニング・エンディング動画も追加し、これまで語ることのなかった物語のエピローグとプロローグをお見せしています。作ってる途中で何度か泣きました(笑)

住田
今回はキャラクターボイスも追加しています!プレイをしながらでも耳で絵本を楽しむように遊んでいただけるようになりました。
僕もおじさん役しています。ほんとです、セリフは2つだけですが(笑)
コスチューム追加、各国言語対応など、スマホ版よりかなりリッチな内容になったと思います。

管理人
Switchへの移植は色々と苦労もあったのではないですか?

住田
フィジカルなコントローラーに対応させたり、追加の協力プレイモードでのゲームバランスの調整に苦労しました。
この完成度に仕上げてくれたエンジニアや、その他のスタッフの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

管理人
Switch版の発売に先駆けてサンフランシスコのGDCに出展されましたがいかがでしたか?

住田
終わってから疲れました(笑)

住田
GDCの開催中はテンション高くやれたと思います。何よりもブースで実際に実機でプレイしてもらった際の、反応の良さが嬉しかったですね。ネイティブの「オーマイガッ」を何度も聞きました。

住田
GDCでは英語で絵本も用意しました。主人公である少女サリーの夢は絵本作家になること。その夢を叶えました。。。絵本を配る時にそういう説明を添えると、多くの女性が「so sweat...」と感動してくれました。それを見て僕も感動してました。

参考:【GDC出展体験記】中年騎士ヤスヒロのサンフランシスコGDC2018ブログ【ポラリスエックス】


管理人
DGCの後すぐに日本で TOKYO SANDBOXに出展しましたね。こちらでの反応はどうでしたか?

住田
TOKYO SANDBOXがまたGDCとは違った感じで、良い意味でアットホームだったんです。協力プレイを知らない人同士がやって仲良く協力されてる姿をみて、なんだか「ゲームってこれやで!」と思いました。そんなアットホームさのある素敵なイベントでした。

参考:【サリーの法則】TOKYO SANDBOXに出展したで!【ポラリスエックス】


管理人
次は京都のBitSumitですね!

住田
いよいよ来ましたね!地元開催!
これは楽しみで仕方ないです。パネルディスカッションにも登壇する予定です。新しい発見がありそうで、いまからワクワクしています。

※BitSummitは5月12日(土)~13日(日)に京都みやこめっせにて開催 http://bitsummit.jp/


管理人
今後サリーの法則で予定している展開があれば教えてください。

住田
スペイン語、フランス語、ドイツ語に対応します。
あと、関西弁を入れます!ほんとです!

管理人
関西弁バージョンたのしみですね!(笑)
最後にユーザーの皆様に一言メッセージをお願いします。

住田
いつもゲームを遊ばない、お母さん、お父さん、お子様、友人、恋人を誘って、ぜひご一緒に協力プレイを楽しんでください。
いつもゲームをされない方こそ大騒ぎして盛り上がること間違いなしです。ものすごく仲良くなるか、、、もしかしたら仲悪くなるかも。
でも、盛り上がることは間違いないと、いくつかのショウで遊んでいただいた皆さんの様子を見て自信をもっております。

家族や友人とワイワイガヤガヤ遊んでほしい!泣けるゲーム「サリーの法則」のSwitch版の見どこやこれからの予定を聞いてきた!

サリーの法則 Nintendo eショップURL

https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000008866

サリーの法則公式サイト

http://sallyslaw.info/

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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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