ネクソングループ、『HIT』『OVERHIT』を手掛ける韓国NAT Gamesを連結子会社化

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 SQOOLNET編集部 

ネクソンは、5月28日、連結子会社であるNEXON Korea Corporation(以下 ネクソンコリア)が、モバイルゲーム開発会社であるNAT GAMES Co., Ltd.(本社:韓国ソウル特別市、以下 NAT Games)の株式を追加取得し、連結子会社化することを発表した。

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NAT Gamesは、大型MMORPGの開発を手掛けたパク・ヨンヒョンが率いる、高い開発力を誇るモバイルゲーム開発会社。2015年11月に韓国を皮切りに配信開始した『HIT』は、翌日にGoogle Play及びApp Storeの売上ランキングにて首位を獲得し、全世界累計ダウンロード数が2,500万件を突破する人気作となった。
また2017年11月に韓国にて先行配信を開始した『OVERHIT』も、App  Storeの売上ランキング2位、Google Playの同ランキング3位を記録するなど、好評。同作は、明日5月29日に日本でも配信開始を予定しており、事前登録者数は日本におけるネクソン史上最高となる50万件超えを記録。2018年第3四半期には、グローバルにも配信開始を予定している。
現在NAT Gamesは、最新作となるモバイルMMORPG『Multi-Hit(仮題)』を開発中。

2016年4月にネクソンコリアは、NAT Gamesとの良好な関係構築を目的として戦略的パートナーシップを提携し、同社株式を取得していたが、この度、シナジーの最大化とともに、協業及び関係性の更なる強化を目的として、同社株式を追加取得し、連結子会社とするに至った。

本発表に際し、ネクソンコリアの代表取締役社長であるイ・ジョンホンは、

「高いゲーム開発力を誇るNAT Gamesをネクソングループの一員として迎えることができ、嬉しく思います。『HIT』、『OVERHIT』ともに、配信地域において素晴らしい実績を残してくれています。同社とより緊密な関係となることで、両作品を今後も長きにわたってプレイヤーの皆様に楽しんでいただけるよう、より一層、盛り上げていくことを楽しみにしています」

と、コメントしている。

また、NAT Gamesの代表取締役社長であるパク・ヨンヒョンは、

「この度ネクソングループの一員となることを喜ばしく思います。ネクソンは、NAT Gamesの作品をグローバルで長年にわたって成長させていくための理想的なパートナーであると考えています。引き続き開発力の強化を目指すとともに、高品質なアップデートを提供し、ゲームの更なる成長に注力してまいります」

と、コメントしている。