第7回シリアスゲームジャムが開幕!

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

本日12月9日、ゲーム開発イベント「第7回シリアスゲームジャム」が開始された。シリアスゲームジャムは専門家とゲーム開発者と学生が力を結集し、3日間でシリアスゲームを制作するゲーム開発イベントで、2014年の初回開催以来今回で7回目となる。

第7回シリアスゲームジャムが開幕!

今回のテーマは「みんなのバリアフリー」で、ゲームのアクセシビリティに対する理解向上を目的とし、参加者は障がい者と健常者が同じ土俵で競うことができるデジタルゲームを制作する。第7回シリアスゲームジャムが開幕!

基調講演では、国立病院機構八雲病院の田中栄一氏が「ゲームとアクセスビリティと病院での取り組み」をテーマに、進行性筋ジストロフィーの患者とゲームコントローラーの例などを紹介、実際の例を元に障がい者も楽しめるゲームについて解説した。

第7回シリアスゲームジャムが開幕!

また視覚障がい者向けのゲームの開発などに携わっているギフトテンインダストリ株式会社の濱田隆史氏は、「視覚情報を使わないゲームの事例」をテーマに講演。どのように視覚障がい者向けのゲームを組み立てていくの実例などを紹介した。

第7回シリアスゲームジャムは、東京都千代田区の国立情報学研究所を会場として2018年12月9日(日)と、15日(土)・16日(日)の3日間に渡って開催される。
最優秀賞を受賞したチームは、2019年1月に台湾で開催される「台北ゲームショウ2019」への出展が予定されている。

第7回シリアスゲームジャム公式サイト

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