インディーゲーム複合イベント「東京サンドボックス2017」、のべ1850人を動員し閉幕

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

2017年5月10日(水)から14日(日)まで都内各所にて開催されたインディーゲームの大型複合ゲームイベント「TOKYO SANDBOX 2017」は、会期中のべ1850人(「PUSH」250人/ 「東京インディーフェス」ビジネスデー400人/ 「東京インディーフェス」一般公開日1200人)を動員し無事閉幕致しました。登壇者の皆様、出展して下さった皆様、ご来場頂いた皆様、取材およびご協力頂いたメディアの皆様、誠にありがとうございました。

インディーゲーム複合イベント「東京サンドボックス2017」、のべ1850人を動員し閉幕

今回、我々はFacebook/Oculus VR退職後のパルマー・ラッキー氏に登壇してもらえるという非常に幸運な機会に恵まれました。さらに、以前より登壇が決定していたVRゲームクリエイターのアレックス・シュウォーツ氏がCEOを務めるOwlchemy LabsがGoogleに買収されること登壇日前日の5月10日(現地時間)に発表され、我々はシュウォーツ氏のセッションにて急遽乾杯の席を設けました。Googleによる買収が決定した直後ということもあり、シュウォーツ氏が披露したOwlchemy Labsのはじまりとその歴史についてのスピーチはより興味深いものとなりました。

なお、「東京サンドボックス」は今年の成果や課題を踏まえてまた来年以降も開催する予定でおります。その際はまたご参加、ご来場頂ければ幸いです。

「東京サンドボックス」とは…

昨今国内でも勢いを増しつつあるインディーゲーム業界をさらに発展させるべく、ゲームメーカーのサポートなどを主業務とするkulabo, Inc(所在:東京都千代田区、CEO:Kevin Lim)がMaker ToolsetとHanaji Gamesの協力のもと開催した大型複合ゲームイベントです。国内外のゲーム関係者が一堂に会する機会を設け、開発者とそのタイトルに注目する投資家、ならびに大手ゲームパブリッシャーとのマッチング、さらにゲームファンと開発者の交流を目的としています。

「TOKYO SANDBOX」の始まりは2年前の2015年に遡ります。もともとkulaboは当初より「TOKYO SANDBOX」的な複合イベントを構想していましたが、まずはこのイベントのコンセプトを開発者や業界関係者に理解してもらうため、手始めにインディーゲームの展示会「東京インディーフェス2015」をUDXアキバスクエアにて2日間にわたって開催し、出展者・来場者の双方から大きな反響を得ました。

そして2年の準備期間の後、今年5月に「TOKYO SANDBOX」の開催が決定。このイベントは、国内外のゲーム業界のキーマンが集うパネル形式の開発者サミット「PUSH」、インディーゲームの展示会「東京インディーフェス」、国内外から選び抜かれた最新のVRゲームがフィーチャーされる「VRラウンジ」、高校生チームがありふれた素材とコーディングを使用して作成した手製のアーケードゲームをプレゼンする教育とゲームの社会的影響に焦点を当てた取り組み「CODING FOR LIFE」の4つで構成されました。

関連URL

・TOKYO SANDBOX 2017 公式サイト http://www.tokyosandbox.com/

関連企業

・kulabo, Inc http://kulabo.co/

・Maker Toolset http://makertoolset.com/ja/

・Hanaji Games https://www.hanaji.com/

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