世界基準で人材育成へ 日伊合同ゲーム制作『インフィニット プロジェクト』発足 【ドリームニュース】

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 著者:ドリームニュース 

株式会社バンタン(本部:東京都渋谷区 代表取締役会長:石川広己)が運営する総合エンターテインメントスクール「バンタンゲームアカデミー」は、ゲームに特化したイタリアの博物館「VIGAMUS」が運営するゲームのスクール「VIGAMUS Academy」(現地の教育機関Link Campus Universityと共同で設立)と提携し、日本とイタリアの学生による共同ゲーム制作を行う「∞(インフィニット) プロジェクト」を発足し、3月26日(火)に始動しました。世界でゲームを展開している株式会社グラスホッパー・マ二ファクチュアの須田剛一氏が監修を行なう本プロジェクトは、日伊の生徒が異文化への相互理解を通じて国際的に通用する次世代ゲームクリエイターの育成を目指します。

■ 世界で通用するゲーム制作と人材育成を目指す「∞(インフィニット) プロジェクト」
グローバル化が進む昨今、ゲーム業界も世界市場を基準としており、世界に通用するゲームを制作することも求められています。そのためにも、他国の文化を知り理解することが不可欠であり、ゲーム業界を学ぶ学生にとって、在学中から国際感覚を養うことが非常に重要となっています。
そんな時代の流れを受け、バンタンゲームアカデミーは、ゲームを学ぶイタリアの学生と協調しながらひとつの作品を創出する合同制作プロジェクト「∞(インフィニット) プロジェクト」を発足。異文化交流を通して得られる経験とコミュニケーションスキル、またゲームの制作技術を身につけ、世界に通用する若手人材の育成を目指します。また、バンタンゲームアカデミーはVIGAMUS Academy(ビガムス アカデミー)が得意とするマーケティング力とコミュニケーション力を、VIGAMUS Academyはバンタンゲームアカデミーが得意とする制作技術やカリキュラムを補完し、双方のスキルアップに繋げます。

■ 日伊混同チームによるゲーム開発をグラスホッパー・マニファクチュア須田剛一氏が監修
プロジェクトを通して制作するゲームは2作品。各個人による企画書の作成から始まり、プレゼンテーションを通して企画の選考を実施し、選ばれます。その後、日本5名イタリア5名の計10名で形成された日伊混同チームを2チーム作成し、須田氏からの指導を行ないながら、ネット回線を介してゲーム制作を進めます。
当プロジェクトの監修を行なうのは、世界で展開するゲームを制作している株式会社グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏。須田氏はかねてより双方にて講演会並びに講師を務めており、本プロジェクトでは企画の審査並びに制作の進捗管理など総合的に監修と指導を行ないます。

■ 「世界基準のゲーム企画とは」の特別授業を開催
3月26日(火)に行なわれたプロジェクトのキックオフでは、日伊の学生が初めてネット回線を通して顔合わせをし、須田氏よりプロジェクトの概要が発表されました。また、「ゲーム企画とは」をテーマにした特別授業が行なわれ、自身の経験談を元に、ゲーム業界においていかに国際感覚優れるゲーム企画が重要なのか、また、企画書の作成方法や世界で通用するために必要なアウトプットのテクニックを伝授。参加した学生はこまめにメモを取りつつ、熱心に聞き入りました。特別授業を受け、日伊の学生はそれぞれゲーム企画の立案に取り組み、4月に実施される審査会へと臨みます。

<今後のスケジュール>
2019年4月:ゲーム企画審査会
      ゲーム制作開始
2019年7月:学内ゲーム発表会 (審査委員:グラスホッパー・マニファクチュア 須田剛一氏)
2019年8月:世界最大のゲームショー「Gamescom」(ドイツ)にてゲーム展示発表
2019年9月:世界三大ゲームショーの一つ「東京ゲームショウ」にてゲーム展示発表
2019年11月:イタリアのゲームショー「Gamerome」にてゲーム展示発表

■ 「∞(インフィニット) プロジェクト」に向けたメッセージ
- 株式会社グラスホッパー・マニファクチュア 代表取締役社長/ゲームデザイナー 須田剛一
最初にゲーム制作に携わったヒューマン時代、同社が運営していたゲームスクールの学生がプロと同じようにゲーム制作を経験していたことがその後の強みになっていたと感じており、自分もそのサイクルで何かやりたいなとずっと思っておりました。今の時代、20代でディレクションに関わった作品を世に出すことは難しいのですが、このプロジェクトを通して1作品制作することで、学生の皆さんにはゲーム作りの難しさや楽しさを経験して欲しいです。自分がゲーム業界で見てきた経験を徹底的に学生の皆さんにお伝えしたいですし、とても楽しみにしております。

- VIGAMUS エグゼクティブ・ディレクター マルコ・アコルディ・リカルズ教授
バンタンゲームアカデミーはゲームを通して日本の文化が感じられる、歴史あるスクールで、とても尊敬しています。このプロジェクトを通して日本とイタリアの若いゲーム開発者を繋ぎ合わせ、日本が誇るゲームの歴史・技術・理念に「メイド・イン・イタリア」のエッセンスを加えた最高峰のコラボレーションにしたいと思っています。日本とイタリア両方の学生には、すでに国際的に認められたゲームを持って就職してほしいと思っています。国際的にも著名な須田さんを交えたこのプロジェクトを通して、画期的なゲームを作成し、若い世代のパッションと野心に火をつけたいと思っています。

- 株式会社バンタン 代表取締役会長 石川広己
ビガムスアカデミーとはかねてより当プロジェクトについてお話を進めており、3年越しにやっと実現できました。グローバリゼーションの時代。学生たちにとってこのプロジェクトは、自国だけではなく世界の視点から“ゲーム“の在り方を見つめるきっかけになるのではないかと思います。日伊による共同開発のプロセスにおける様々な気付きや発見を通して、視点が変わることによる視野の広がりや、イマジネーションの幅の広がりを体験してもらい、新しいセンサーを増やしてほしいと思います。また、最終的に完成した作品が製品化することも実現したいことのひとつです。

■ 株式会社グラスホッパー・マニファクチュア 須田剛一
長野県長野市生まれ。1993年にヒューマン入社。1998年に株式会社グラスホッパー・マニファクチュアを起業。ゲーム業界26年目、起業して21年になる。これまでに数々のヒット作を手掛け、2005年発表の「killer7(キラーセブン)」では国内外に大変大きな反響を呼んだ。明るいホラーゲームで話題を呼んだ「ロリポップチェーンソー」は世界的にも評価が高く、同社最大のヒット作となっている。

■ VIGAMUS Academy(ビガムス アカデミー)
VIGAMUS Academyは2014年に設立された、ゲーム専門アカデミー。ゲームに特化した博物館を運営するVIGAMUS(ビガムス)の教育部門で、ローマの私立大学Link Campus University(リンク キャンパス ユニバーシティ)と共同でイタリア・ローマに設立されました。イタリアの若い世代がゲーム業界で活躍する機会を得ることを目的とし、開発者や起業家となるための機会と意識、そして国際的に通用するカリキュラムを提供しています。ゲーム業界全般を網羅していて、技術に特化したコース(美術、プログラミング、デザイン、サウンドデザインなど)と、ビジネスに特化したコース(マーケティング、広告、PR、コミュニケーションなど)を持ちます。日本などから現役で活躍中のプロを講師に招き、実践経験を授業に取り入れるなど、特に人材育成に力を注いでいます。
VIGAMUS Academy : http://www.vigamusacademy.com/

■ Vantan Game Academy (バンタンゲームアカデミー)
「業界に最も近い総合エンターテインメントスクール」をコンセプトに現場で活躍するプロを講師に迎え、ゲーム・マンガ・アニメ・声優など、コンテンツの領域に特化して即戦力人材の育成を行う専門スクール。
バンタンゲームアカデミー : http://www.vantan-game.com/
バンタンゲームアカデミー 高等部 : https://www.vantan-gamehs.com

■ Vantan (バンタン)
1965 年の創立以来、クリエイティブ分野に特化して人材の育成を行っている専門スクール。現役のプロクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーターなどの分野において、業界と連携した「実践教育」で即戦力となる人材を育成する教育事業を展開、これまでに 19 万人以上の卒業生を輩出しています。 【東京・大阪】
Vantan : http://www.vantan.jp/

配信元企業:株式会社バンタン
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