【グラッドキューブ】海外(米国)子会社設立に関するお知らせ 【ドリームニュース】
株式会社グラッドキューブ(本社:大阪市中央区 代表取締役 CEO 金島 弘樹 以下:グラッドキューブ)は、米国デラウェア州に海外子会社として、2025年5月21日に現地法人を設立いたしますので、下記のとおりお知らせいたします。
■海外子会社設立の目的
近年、世界のホースレーシング市場は、オンラインスポーツベッティングの合法化やオンラインプラットフォームの普及により、急速に成長しています。
Business Research Insights の調査によると、2023年の競馬市場規模は約2,029億米ドル(約29.4兆円)に達し、2024年から2028年までの年平均成長率(CAGR)は14.71%と予測されています (*1)。また、Global Industry Analysts ( GIA ) のレポートによると、世界の競馬市場は、2024年から2030年までの CAGR が8.1%で、2030年までに推定6,658億米ドル(約96.5兆円 *3)に達すると見込まれています (*2)。特に米国市場での急速な拡大が注目されています。
このような市場環境の中、AI 技術の進化は著しく、さまざまな分野でその活用が広がっています。
ホースレーシング市場においても、AI を活用した予想システムの開発が進み、より高精度な予想が求められるようになってきました。
当社はこれまで、AI 技術と競馬に関する深い知見を掛け合わせ、独自の LLM( Large Multimodal Model )を活用した競馬予想 AI の開発に取り組んできました。
この AI は、過去のレースデータに加え、ニュース記事や SNS の投稿、専門家のコメントなど、多岐にわたる情報を横断的に分析することで、より精度の高い予想を実現します。
今回設立する海外子会社では、この競馬予想 AI の海外ホースレーシング対応版の開発を進め、世界中の競馬ファンに新たな予想体験を提供することを目指しています。
まずはアメリカ市場への参入を予定しており、今後は香港やオーストラリアをはじめとするグローバル市場への展開も視野に入れています。
(*1) Business Research Insights - Horse Racing Market データ参照
(*2) GIA - Horse Racing Market データ参照
(*3) 換算レートを1米ドル=145.00 円(2025年5月20日時点)で算出
( Global Industry Analysts 出典データ*を参考に作成)
■海外子会社の取り組み内容
(1)独自 LLM 活用の競馬予想 AI の開発
大規模言語モデルを活用した競馬予想 AI の英語対応版を開発し、高精度な予想情報を海外ユーザーに提供します。
(2)海外レースデータ収集・分析
世界中の競馬データを収集し、独自の分析システムを構築します。各国の競馬情報を体系的に整理・分析することで、グローバルな視点からの予想精度向上を目指します。
(3)多言語対応プラットフォームの構築
英語を中心とした多言語に対応したウェブプラットフォームを開発します。直感的なユーザーインターフェースを提供し、世界中の競馬ファンが容易に利用できる環境を構築します。
(4)グローバルマーケティングの展開
海外の競馬ファンに向けた戦略的なマーケティング・プロモーション活動を展開します。現地のニーズに合わせた最適な戦略を実施し、当社 AI の認知度向上と利用拡大を図ります。
■ SPAIA, Inc.について
代表者名:CEO 金島 弘樹
所在地:アメリカ合衆国 デラウェア州(拠点はネバダ州 ラスベガスに設置予定)
事業内容:グローバル競馬 AI 予想プラットフォーム事業
設立年月日:2025年5月21日(現地時間)
■ SPAIA, Inc.ボードメンバーについて
SPAIA, Inc.のボードメンバーは、スポーツベッティングやホースレーシング分野に精通し、最先端の技術知識と経営の手腕を兼ね備えたメンバーで構成されています。
設立後は VSiN (*1) 社との連携を通じて、世界のホースレーシング市場で確かな存在感を築いていくことを目指しています。
■ SPAIA, Inc.ボードメンバー
金島 弘樹 CEO
株式会社グラッドキューブ 代表取締役 CEO
上杉 辰夫 COO
Apple 社にて OS システムエンジニア、IBM 社にてシニア・システム・エンジニア・マネージャーを歴任。その後、Global Micro Solutions 社を設立し、CEO / Founder として経営に携わる。新たに Social Rewards 社を共同設立し、CTO / Co-Founder として技術部門を統括。2015年、株式会社グラッドキューブの社外取締役に就任。
メグザリ ラファエル CTO
エコール・サントラル・パリにてコンピュータサイエンス修士号を取得。
大学在学中に Happysalada 社を CEO / Founder として創業。
その後、Bebot 社にて開発者として従事。
2015年より、株式会社グラッドキューブの技術顧問に就任し、現在もその任を務める。2018年からは Union 社にて最高技術責任者( CTO )として就任。その後、Kraken 社にてシニア開発者、そして現在は Tower Research Capital 社にてシニア開発者として従事。
グレッグ・キャノン CMO (*2)
Caesars Entertainment や The Madison Square Garden Company といった業界大手のエンタープライズレベルのマーケティングプロジェクトを統括。現在は、スポーツ&エンターテインメントマーケティング会社である Interstate 15社のマネージングパートナーとして従事。また、ラスベガスで最も歴史のある広告代理店の1つである Virgen Advertising 社を買収し Founder となり、Circa Resort & Casino 社、スポーツベッティングメディアブランドである VSiN 社、そして Daily Racing Form 社を含む、ゲーミングおよびエンターテインメント業界の主要クライアントのブランドおよび成長戦略を統括。
その他でも、ラスベガス芸術アカデミーの諮問委員会や複数の新興エンターテインメントおよびテクノロジーベンチャーの顧問に就任。
ジョー・モーリン CRO (*2)
Equitymind Ventures 社では、マネージングディレクターとして、スタートアップ企業の資金調達・提携支援を担当。Social Rewards 社では、Co-Founder として「 Selfie with Me 」などを開発。Travelzoo 社、Boost Search Marketing 社、UsedCars.com 社、AutoWeb 社では、副社長などとして、マーケティング全体を統括管理。
Klout 社、SecureMac 社やExpert Dojo 社では、ボードメンバーとして、スタートアップのアドバイザーや成長支援を担当。その他でも、Chapman 大学において、起業家育成のメンターとして活動。
(*1) VSiN( Vegas Sports Information Network )について
VSiN(本社所在地:米国 ネバダ州ラスベガス)は、米国を中心とした、スポーツベッティングに関する専門的なニュース、分析、独自のデータを提供するアメリカのスポーツメディア企業であります。スポーツベッターやファンタジースポーツ愛好家に向けて、情報に基づいた意思決定を支援する高品質なコンテンツを多岐にわたるプラットフォームで提供しております。
SPAIA, Inc.は、今後 VSiN と連携し、米国ホースレーシング市場の深掘りした情報、専門的な分析、そして独自データを日本の競馬ファンに向けて発信してまいります。VSiN が持つ最先端のデータ分析力と、現地ネットワークから得られるリアルタイムな情報を掛け合わせることで、これまで日本国内ではなかなか触れることのできなかった、米国競馬のレース展望、有力馬の最新情報、そしてベッティング戦略などを、より身近にお届けすることを目指してまいります。
(*2) ボードメンバーの選任理由
グレッグ・キャノン氏は、20年以上のブランド戦略・マーケティング経験と VSiN 社との強固な関係性を評価し、マーケティング、ブランドエンゲージメント、デジタルイノベーション推進への貢献を期待して、この度ボードメンバーに選任いたしました。
ジョー・モーリン氏は、20年以上のデジタルマーケティング、資金調達、戦略的提携における実績と、スタートアップ支援・大手企業との協業経験、豊富な業界知見・ネットワークを評価し、中長期的な企業価値向上への貢献を期待して、このたびボードメンバーとして選任いたしました。
■株式会社グラッドキューブ(証券コード:9561)について
当社のビジョンは「世界中の人々に笑顔と喜び( glad )を届けるテックカンパニー」です。また、最先端の技術を追求するテクノロジー企業として、日本を牽引する存在へ成長することを目指しています。
事業内容は、顧客のマーケティング活動を支援するマーケティング DX 事業部( AI を搭載しコンバージョン率を向上させるための LPO ツール「 SiTest 」等を展開する SaaS、インターネット広告運用代行)とテクノロジー事業部(スポーツデータメディア「 SPAIA 」やスポーツデータセンター「 DRAGON DATA CENTER 」、AI を用いた開発、DX 開発)などデータ解析力と開発力を強みとした幅広い事業を展開しています。
所在地 :大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル8F
代表者名:代表取締役 CEO 金島 弘樹
事業内容:SaaS、広告運用代行、SPAIA の開発・運営、企画提案型の DX 開発等
公式HP :https://corp.glad-cube.com/
配信元企業:株式会社グラッドキューブ
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