【東京ゲームショウ2017レポート】松戸市ブースで仮面女子の「月野もあ」さんと、エンタメ業界のグランドスラム達成者「黒川文雄」氏がコラボ!
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
現在幕張メッセで開催中のゲームの祭典、東京ゲームショウ2017に、千葉県松戸市の松戸コンテンツ事業者連絡協議会がブースを出展しています。
松戸コンテンツ事業者連絡協議会とは、松戸市の地方創生事業として実施されているコンテンツ産業振興事業の一環として、市内に拠点を構えるコンテンツ事業者を中心に2016年3月に設立された団体。
松戸市はハイクオリティなフィギュアで知られるホビーメーカーのマックスファクトリーや、グッドスマイルカンパニーがかつて拠点を構えていた地。
松戸駅からは1時間以内で幕張メッセ、東京ビッグサイト、秋葉原、池袋、新宿、渋谷にアクセスでき、そのアクセスの良さから現在も多くのクリエイターが住んでいるそうです。
しかも「東京よりの千葉」に位置する同市は、テレ東、チバテレ、テレ玉、MXと周辺のUHF局もほぼカバーできるためアニメのチェックもはかどる模様。
このような背景から、松戸市は官民が連携してのコンテンツ産業の推進に力を入れているわけです。
その松戸市のブースにて、9月21日(木)、【最強の地下アイドル】仮面女子のメンバーで「松戸コンテンツPR大使」を務める月野もあさんと、「エンタメ業界のグランドスラム達成者」を自称する黒川文雄さんとのトークイベントが実施されました。
トークイベントでは、松戸市が進めるコンテンツ事業の一つ、「ビットゲームメーカー」(iOS/Android)が紹介されました。
「ビットゲームメーカー」は、ゲーム開発やプログラミングのスキルや知識がなくても自分のゲームを作ることができるアプリ。スマホだけでゲームを作って公開することができるほか、公開されている他のユーザーの作品をもとに改造できる「アレンジ機能」も用意されています。
基本的な機能以外にも、パラメータやイベントなどの細部を作り込むこともできるなど、高度なカスタマイズも可能。
ゲームで使用する画像素材も随時アップデートされていくとのことで、グラフィックデザインが苦手という方でもゲームの作成をすることができます。
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されますが、具体的にどのようにプログラミングを授業で教えていくかについてはまだ不透明な状況。
松戸コンテンツ事業者連絡協議会では、プログラミング学習を始める前に子供達にゲーム開発に親しんでもらうため、「ビットゲームメーカー」を使った小中学校生向けのゲーム開発コンテストを計画しているそうです。
ブースでは「ビットゲームメーカー」に新たに追加された素材を使ったゲームの試遊出展や限定ノベルティの配布も行われています。
ゲームファンだけでなく、自治体や教育関係者にとっても興味深いブースではないでしょうか。
松戸市コンテンツ事業者連絡協議会のブースNo.は「4-N12」(ビジネスソリューションコーナー隣)。
取材協力:vsmedia