ゲーム界の男前と妄想デート　第五回「真・三國無双諸葛亮」の巻

このコーナーは、婚活ブログ「婚活オトコ百科」を運営する婚活師、ナナムラナナコが、ゲームのなかのイケメンたちと妄想でデートする誰得かわからないコーナーである。

今回は「ベルセルク無双」の発売を控えて（私的には非常に）盛り上がっているコーエーテクモゲームスさんの真・三國無双より、諸葛亮さんとデートしてきました。

まさかの歴史上の有名人物登場に「一騎当千の婚活無双」ナナムラにも緊張感が高まります。

ナナムラ「討ち取ったりー！！」

仲間１「さすがですナナムラ殿！」

仲間２「おぬしこそ！真の婚活無双じゃ！」

ひどい絵だ・・

このゲーム1000人倒すとすごく褒めてもらえますよね。病みつきになりますよね。
こういう展開を夢見て今日も頑張っています。

第5回　諸葛亮編

?名前	諸葛亮（孔明）／ショカツリョウ（コウメイ）
?年齢	?22
?身長	?180cm
出身タイトル	三国志系。てか歴史上の偉人です。偉人。

「臥龍」の異名を持ち、三国志の後半部を代表する軍師。「三顧の礼」の末に劉備に迎えられて蜀の建国に貢献し、終生を彼らの宿願成就やそのひとつである曹魏打倒に捧げた。

真・三國無双シリーズwikiより

https://ja.wikipedia.org/wiki/真・三國無双シリーズ

では本日もドリー夢です！冗談100％でお読みください。

みだし

私の趣味は神社仏閣を巡ること。

しかし知識がなく初心者であるため、詳しい人に案内してもらえたらなと思っていた。

しかも相手が男性だったらさらに最高だなと思っていた（下心１００％）

そこで趣味の合う人と出会えるサイトで一緒に廻る人を探した。

なんとマッチングした「亮さん」という男性が

「私がお相手しましょう」※１

と言ってくれたので神社仏閣デートしてみることにした。

待ち合わせ場所で待つこと５分・・

男性「・・すみません。ナナムラさんでしょうか。」

ナナコ「は、はい！！」

男性「諸葛亮です。よく来てくれました。」

そこに立っていたのは、長髪でヒゲを蓄えた男性だった。

線が細く顔が整っている、よく言えばオダギリジョー系、もしくはキャンドルジュン系、悪く言えば職がなさそうな雰囲気の人だった（超失礼）

しかし何より私の目を引いたのは、彼が被っている帽子であった。
・・シュウマイ・・？※２

諸葛亮さんはシュウマイのようなものを頭に被っていた。
崎陽軒のキャラクターかというくらいのシュウマイ感だった。

どこに売っている帽子なのか。チチカカにも売っていないだろう。オシャレすぎてこんな帽子を選んでしまったのだろうか。

よく見ると白いダボダボしたパンツを履いているし、この人はもしかしてファッション系の方？（全然違います）

しかし私はこういう男性が結構好みだ！

ウキウキしながら一緒に神社仏閣巡りスタート！

諸葛亮「ほう、ナナムラさんはこの寺に来たかったのですね。」

ナナコ「そうなんです?素敵じゃないですか？」

諸葛亮「こちらは如意輪観音を本尊としており、江戸三十三観音の13番目の寺院にあたるのはご存知ですね？」

ナナコ「え」

諸葛亮「徳川三代将軍家光が没した後※３に菩提を弔うため剃髪した桂昌院の毛髪を胎内に納めた・・」

ナナコ「（く・・詳しすぎる・・）」

諸葛亮さんは猛スピードで護国寺の歴史と仏教的にどういう寺なのかを説明してくれた。しかし内容が詳細すぎて私にはなかなか理解できなかった。

頭が良すぎる。※４

その後も都内の寺を中心に、諸葛亮さんと私は歩き回った。

都度彼は私に説明をしてくれるのだが、今日は秋に入ったというのにまだ暑くて、汗だくになって疲れてきたため、全然頭に入ってこない。

ナナコ「・・諸葛亮さん・・」

諸葛亮「はい」

ナナコ「・・ちょっと疲れました・・休憩したいです」

諸葛亮「ふむ、ではあちらのベンチに腰掛けましょう。立て直しが必要ですね。」

立て直しって・・軍隊じゃないんだから。

ちょうど良いところにベンチが！

良かった、一休みできる！と思って腰掛けた瞬間

バキッ
ナナコ「ギャア！！」

ベンチが真っ二つに割れ、私はひっくり返った。

諸葛亮「なんと・・！ご無事ですか？」

ナナコ「は、はい」

蛙の死骸のような格好で倒れ、頭を打ってしまった。

シュウマイ頭のヒゲイケメンさんに起こしてもらいちょっと嬉しかったものの、なぜベンチが真っ二つに割れたのかは皆目見当がつかなかった。

しかも心なしか、諸葛亮さんはうっすら楽しそうに見える。※５

まるで「計算通りですね」と思っているかのような顔だ。

私のダサいベージュのパンツを見られただろうか・・（見られてないだろ）

気を取り直し、また歩き出す私たち。

諸葛亮「休まなくて良いのですか？」

ナナコ「はい・・もう大丈夫です・・」

心配してくれた。優しい諸葛亮さん。

次に私たちは浅草・浅草寺へ向かった。

またもや諸葛亮さんの詳しい説明を聞きながら、歩く。

すると手前に立派な常香炉が。

手を振って煙を浴びていると、、（顔を中心に浴びております）

炉の中心に小さな火種が。

ナナコ「ん・・？」

するとチリチリと燃えていた火種はみるみる大きくなり、

ボンッ！

盛大に燃えた！！

ナナコ「ギャアア！」

小爆発だ。

またもやひっくり返って前髪に着いた火を消す、リアクション芸人ナナムラ。出川哲朗を師と仰ぐだけある。

ナナコ「熱い熱い！！」

前髪が焼けた！

私の大事な前髪がチリチリである。

諸葛亮「どうしましたか！今の火柱は！」

ナナコ「熱い熱い！」

なおも熱がるリアクション芸人。

諸葛亮さんは私の顔を冷やすべくパタパタと扇いでくれている。

わあ涼しい。
優しいな。

見ると、諸葛亮さんが扇いでいたのは・・

ジュリ扇だった。

それは、どこからどう見ても白いジュリ扇だった。※６

バブルの産物ボディコン姉ちゃんの必須アイテム、ジュリ扇である。

私物だろうか・・？

彼にはバブル期、六本木のクラブで踊り狂っていた彼女でもいたのだろうか。

てか何歳なんだよ！

そうして扇いでくれている諸葛亮さんの顔は、やはり少し楽しそうである。※７

諸葛亮「・・火計か・・！」

ナナコ「かけい・・・？」

この人、何を考えているのかわからないが、一緒にいるとベンチが割れたり香炉から火が出たり、超常現象が起きる気がする。

何か霊的な力でもあるのだろうか。

ほら、人の力とは思えない技を繰り出すとか（察しが良い）

すると諸葛亮さんはすっくと立ち上がった。

諸葛亮「・・良い策を思いつきました。いずれまた、お会いしましょう！」

私の燃えた前髪を見て何か思いついたのか、諸葛亮さんは私を置いてスタスタと去ってしまった。

火柱を見て悪い作戦を思いついたようだ。

・・危険な男との陰謀うずまくデートはこうして終わった。

用語解説　みたいなやつ

※１そりゃ敵と会った時のセリフだよ！
※２彼にはシュウマイ状の何かを被っていた時期がありました
※３諸葛亮が江戸時代の話をするのが非常に違和感だが許してくれ！
※４天才軍師ですから
※５まさか、孔明の罠・・
※６当ゲームでの諸葛亮さんの武器。気合を入れるとレーザーが出ます。
※７これも、孔明の罠なのか・・？

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編集部コメント

いやー、秋ですね、秋。
最近は雨が多くて洗濯物が大変ですね。そろそろ晴れてくれないでしょうか。

さて、ナナムラさんは今日も元気に妄想中。
今回の相手は諸葛亮！
三国志をモチーフにしたゲームは多く、諸葛亮はゲーマーにもなじみの人物です。羽柴秀吉くらいの知名度はあるでしょうか。
知略：99　政治：95　人望：82　武力：46
みたいなイメージです。編集部の中の人的には。

歴女な一面を見せたナナムラさんですが、今回もハッピーエンドにはなっていませんね。なんかあれですかね、デートが始まるくらいまでが絶頂で、そこから先は色々あってうまくいかない的なストーリーが染みついてしまっているんでしょうか。
いつかナナムラさんのハッピーエンドな妄想も見てみたいですね。きっといつの日かお届けできるでしょう。
婚活無双のナナムラさんに引き続きご期待ください！