【PROJECT FARDRAUT】「カタログIPオープン化プロジェクト」にて名作シューティング『ゼビウス』が3Dとなって復活!
著者:東
『PROJECT FARDRAUT』あの名作シューディング『ゼビウス』が3Dになって新登場! | |
対応機種 | iOS 6.0 以降 |
価格 | 無料 |
公式サイト | https://open.channel.or.jp/ |
バンダイナムコと言うと最近では『アイドルマスター』のメーカーとしての知名度が高いと思いますが、実はアクションゲームやシューディングゲームも数多く手がけていたということをご存知でしょうか?
昔の話になりますがさかのぼること30年ほど前、バンダイと合併するずっと以前には類を見ない独創性と斬新なセンスのタイトルを続々リリースし、アーケードゲーム業界をけん引する一大メーカーとして多くのユーザーから親しまれていたのです。
同社が作るゲームは登場するたびにセンセーショナルを巻き起こしては、世間をあっといわせていました。
世界的にヒットしたギネス級ゲームの『パックマン』を皮切りに『ディグダグ』『ギャラガ』『ドルアーガの塔』などなど枚挙にいとまがなく、最近の若いゲーマーでもどれか一つくらいは聞いたことがあるタイトルも交じっているのではないでしょうか?
そしてここで紹介するのはそんな輝かしい同社タイトルの中においても、いやゲーム史的にも外すことのできない歴史的超名作『ゼビウス』を題材としたニューゲームなのです。
『PROJECT FARDRAUT』と題された本作は元祖の2D俯瞰視点から打ってっ変わって3Dタイプ。リアルなドッグファイトを楽しむことができます。
なおご注意していただきたいのは同作はバンダイナムコからのリリースではなく、「カタログIPオープン化プロジェクト」と題されたプロジェクトを利用した一般クリエーターが作成したタイトルとなります。
同プロジェクトの詳細についてはこちらで確認していただくとして、ここでは『PROJECT FARDRAUT』についての紹介をいたします。
一般作とあなどるなかれ! その出来栄えはかなり本格的
一般クリエーター作品と聞いて「なんだ……」とがっかりされた方もいるかもしれませんが、もしそのまま見過ごしてしまうつもりでしたらそれはとてももったいないことだと言えるでしょう。
実のところ筆者も一般クリーエーター作品と知った時は失礼ながらあまり期待もせずにプレイしたのですが、遊んでみてすぐにその認識を改めることになりました。
グラフィック面でこそ厳密に言えば荒いところもありますが、3Dゲームに求められるリアリティやスピーディなゲーム展開、そして本家ゼビウスを継承するミニマルビートのBGMとが相まって臨場感たっぷりの戦闘を堪能することができるのです。
ザッパーとブラスターという対陸地用のショットを使い分けながら敵を撃退していき、目指すは超巨大機動浮遊要塞アンドアジェネシス。
熾烈を極める敵襲を排して勝利をその手に収めてください。
プレイヤーが操作するのはゼビウスに登場した戦闘機のソルバルウですが、それ以外にも『パックマン』や『ワンダーモモ』といった同社人気キャラクターが用意されているのも見逃せない点です。
それぞれに特性が異なりますので各キャラ特有の長所を生かしながら、攻略していきましょう。
また現時点では未実装ながら戦闘機をカスタムできる要素も用意されているようですので、今後のバージョンアップにも大いに期待が高まります。
本作はレトロゲームならではの懐かしさと最新技術で作り上げた新しさという両極をうまい具合にブレンドしたゲームバランスを実現しており、古くからのそれこそオリジナル『ゼビウス』世代から同作を知らないユーザーに至るまでシューティングゲームの面白さを味わうことができる内容となっています。
「PROJECT FARDRAUT」公式トレーラー
https://youtu.be/0LxaioRmJRY