操作するのはカラスの”群れ”、スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」

 ゲームレビュー 
  公開日時 

 著者:篭谷千穂 

今回ご紹介する「GUNTAI」は、カラスの群れ(群体)を操作して、どこまで飛べるか距離を競うスマホ向け飛行アクションゲームです。

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ゲームの内容そのものはカジュアルではありますが、ちょっと荒い質感のスッキリとしたグラフィックとクールな環境音が印象的で、アート性の高い美麗な”雰囲気ゲー”としても楽しめます。
開発したのはWebデザイナーの中村勇吾さん率いるデザインスタジオの「tha ltd.」で、同社初のゲームアプリとのこと。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」基本画面はこんな感じ。
荒い描画がスーラなどの印象派の絵のように見えます。ゲームのスタート時はたった1匹のカラスしか飛んでいません。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」具体的なゲームの内容は、スマホそのものを上下左右に傾け、障害物を避けつつ徐々にカラスの群れを増やしていき、最大500羽からなるカラスの群れをより遠くまで飛ばすことを目指すというもの。 群れが増えれば増えるほどカラスの飛行スピードが増していき、またコースも進めば進むほど障害物の量と出現パターンが増えて難しくなっていきます。障害物に激突して一瞬で100羽以上のカラスが死ぬこともあれば、地面に佇むカラスたちを新たに群れに引き入れてより多くの群れにすることも可能。あっという間に増え、そしてあっという間に死ぬカラスの群れに諸行無常を感じてしまいます。

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コースや障害物の出現パターンはプレイする度に変化し、かつプレイに合わせてBGMもリアルタイムに生成されていくので、何度プレイしても飽きることがありません。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」最初のうちは数羽で200メートル進むことも難しいかもしれません。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」おっと!300メートルの目標が見えているのに左側の壁に激突して全羽死亡!激突した途端べちゃっと潰れて黒いシミになるのが何気に悲惨…

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」プレイし始めの頃は300メートルを超えることが一つのハードル。まずは300メートル突破を目標にしてみて下さい。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」コースの壁面にぶつからないようにするのは勿論、障害物にぶつかったり、下降し過ぎて地面に激突することにも気を付けなければなりません。繊細な操作が求められます。遂に600メートルが見えてきた!

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」地面に佇む群れを見つけたら近付いて仲間に加えましょう。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」仲間が増えれば増えるほど飛行スピードが速くなり、よりスピーディな移動をしなければならなくなります。集中線みたいな演出が加わってスタイリッシュですが操作が難しい!

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAIなお鳥が壁面、地面、障害物にぶつかった時は一瞬ブレーキがかかります。先に進むために、敢えて一部の仲間を犠牲にして全体にブレーキをかけなければならなくなる場面もあり、非情な判断力が求められます。

操作するのはカラスの”群れ”---スマホを傾けて大空を舞うスタイリッシュな飛行アクションゲーム「GUNTAI」既に述べたとおり、全体的にスタイリッシュでアートなタイトルなので、どのシーンのスクリーンショットを撮っても”絵”になります。この作風が気に入ったら是非試してみて下さい。アプリは広告なしの480円の有料版と広告ありの無料版の2種類があるので、どちらでも好きな方を選んで下さい。スピード感を殺したくない、この雰囲気にどっぷり浸かりたいという場合は有料版がオススメです。

「GUNTAI(有料版)」をダウンロードする

「GUNTAI(無料版)」をダウンロードする

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著者:篭谷千穂
Techブログメディア「vsmedia」を個人運営していたり、英字新聞「The Japan Times」にガジェットとアプリのコラムを書いているライター。
他にも特殊メイクや特殊造型、アクセサリー製作、仮面作家としても活動しています。