国の領主になって街を復興しよう!経営管理シミュレーションゲーム「Dottania」
著者:ちゃんたく
今回ご紹介するゲームは、国の領主になって街を復興させていく経営管理シミュレーションゲーム「Dottania」です。
舞台は、5つの国からなる大陸「Dottania」。主人公は国の領主として領地を守り、育てていくのが目的です。
現在選べる主人公は、雪の国「ミスティ」と、和の国「マスミ」の2名。ここでは雪の国を遊んでみたいと思います。
王である父親に愛想をつかされ、国を追い出された気弱い王子ミスティ。
ミスティはこの地の領主となり、厳しい環境で困窮する街を復興させていくことになります。
街を探索していると、何か困っている人たちが現れます。
街を復興させるため、人を見かけたらとにかく話しかけてみましょう。
願いを聞いてあげると、お礼に街の復興を手伝ってくれるようになります。この要領でどんどん領民を増やしていきましょう。
領民には「職業」と「仕事場」を与える必要があります。
労働力が増えてくると、倉庫など様々な施設が使えるようになります。復興のため、領民にはどんどん仕事をしてもらいましょう!
また、領主として税金や資源も徴収できます。なんと税率まで自由に変更でき、やろうと思えば重税を課すことも可能です。
ただ、度が過ぎる徴税は領民たちを苦しめ、仕事をしなくなるという危険性も出てきます。
自分が領主になった気持ちで、領民たちの税を上手くコントロールしましょう。
ゲームに慣れてきたら、自分の領地以外の場所にも足を運んでみましょう。そこで出会った人からアイテムを購入したり、新しい施設の建て方などを教わることができます。
「Dottania」の特徴は、主人公ごとにゲーム内容が大きく変わるところです。
ミスティ編とは打って変わって、和の国マスミ編では「アイテム作り」が主軸のテーマとなり、ミスティとは違った形で街を復興させていくことになります。
アイテム開発は、各地を旅して材料や器具を集め、技術などを取り入れていく必要があります。
これ一つでまた違うゲームが作れてしまうのではないかと思えるやりこみ要素で、主人公ごとにシステムや遊び方がガラッと変わるのが「Dottania」の魅力と言えるでしょう。
唯一惜しかった点は、移動時の操作性の悪さです。家や木に引っ掛かることが多く、街を散策するのが楽しいゲームなので他の国の追加アップデートと共に改善を期待したいところです。
それぞれの主人公でまったく違うゲームが楽しめる「Dottania」。ドット絵のクオリティが高く絵柄も可愛いので、ぜひ遊んでみてください。