【遊技機】他社牽制力ランキング2021トップ3はSANKYO、京楽産業、サミー 【ドリームニュース】
株式会社パテント・リザルトは8月15日、「遊技機業界」の特許を対象に、2021年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「遊技機業界 他社牽制力ランキング2021」をまとめました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2021年に最も引用された企業は、1位 SANKYO、2位 京楽産業、3位 サミーとなりました。
1位 SANKYOの最も引用された特許は「タイマ値を更新するプログラム容量を削減できる遊技機」に関する技術で、ユニバーサルエンターテインメントの計47件の審査過程で引用されています。このほかには「遊技機の適正を判断する際に用いられる試験信号を出力可能な遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、サミーなどの計20件の拒絶理由として引用されています。
2021年に、SANKYOの特許による影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産(564件)で、次いでユニバーサルエンターテインメント(552件)となっています。
2位 京楽産業の最も引用された特許は「演出の興趣性を向上させる遊技機」に関する技術で、大一商会の計50件の審査過程で引用されています。このほか「遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判定し、その判定結果に応じて特別遊技を実行する遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、大一商会の計38件の拒絶理由として引用されています。
2021年に、京楽産業の特許による影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産 (366件)で、次いでSANKYO(348件)です。
3位 サミーの最も引用された特許は「重複当選を有する役の抽選を行う際、ROMの使用量を削減する遊技機」に関する技術で、SANKYOなどの計45件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2021年に、サミーの特許による影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産(361件)で、次いでユニバーサルエンターテインメント(296件)となっています。
4位 ソフィアは「所定条件の成立に基づき識別情報を変動するゲームを実行し、その結果に応じて遊技者に遊技価値を付与する遊技機」、5位 平和は「外部への光の放射効率を向上し、かつ熱源が発する熱による悪影響を低減できる表示用基板」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2021年12月までに公開されたすべての特許のうち、2021年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2022年4月15日の時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■遊技機業界 他社牽制力ランキング2021 データ販売
納品物:以下のデータを収納したCD-ROM
1)ランキングトップ30社
遊技機業界の被引用件数上位30社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
遊技機業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2022/08/fcitpac.html
■本件に関するお問い合せ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
ホームページURL https://www.patentresult.co.jp/
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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