不思議な苔の生物を操る「苔蘚綠洲(mossasis)」は生物の儚さを知るエモい死にゲー
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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
台北SUMMER GAME SHOWのインディーコーナーで目を引いたゲームの1つ、「苔蘚綠洲(mossasis)」をご紹介します。
mossasisと書かれた緑の看板が印象的なこのブースでは、ゆーっくりと動く緑の生物を操作するゲームが展示されていました。
この生物は粘土のようにぐにゃっとした感じで、素早く走ったりすることができません。
一見すると少し前に流行った粘土男系のゲームのようにも見えますが、このゲームはいわゆるギャグゲーではなく、生物を生きたままゴールまで導くというシリアス系のスタイル。
プレイヤーは緑の苔男のような生物を操作して、ステージを進みますが、この苔男は非常に弱い生き物で、水分がなくなると即死んでしまいます。
水を運んだり、光で熱せられないように影に隠れたりしながら進んでいきましょう。
展示されている試遊版ではいくつかのステージをプレイすることができましたが、どれも自然が表現されていて景色が美しいのもこのゲームの特徴。
しんみりとした雰囲気のゆっくりとしたゲームが好きな方にはぜひおすすめのタイトルです。