【デジゲー博2019】SQOOL GAME AWARDS 2019大賞は「まつろぱれっと」
著者:ニュー侍
2019年11月17日、秋葉原UDXにて開催されたデジゲー博2019。SQOOL.NETゲーム研究室では、「SQOOL GAME AWARDS 2019」と称して誠に勝手ながら開発者のみなさまへ感謝の気持ちも込めて表彰することにしました。
たくさんのゲーム開発者のみなさまにSQOOL GAME AWARDS 2019の賞を受け取ってもらいとてもうれしかったです。そして、最優秀賞としてゲームをひとつ選ばせていただきました。そのゲームは、
まつろぱれっと
です。開発者のふりふらさん、おめでとうございます!!!
「まつろぱれっと」とはどんなゲーム?
「まつろぱれっと」とは呪われた少女の絵を完成させるゲームとなっていて、完成させるためのヒントがアトリエ内に隠されている謎解きゲームのようなものです。アプリストアでは謎解き・脱出ゲームが人気ですが、こちらのゲームは雰囲気やゲームのテーマが光っているように感じました。
ゲームの目的は少女を満足させるために絵を完成させることです。できないと「死」が待っているという恐ろしい展開に。そんな日々が7日間も続きます。無事に生き延びることはできるのでしょうか。
デジゲー博2019で展示されていた試遊版では、Day1(1日目)をプレイすることができました。1日目は少女にリンゴを渡すことが目的のようで、どうすれば彼女は満足するのか……。そのヒントは呪われた携帯電話?に隠されていました。
どこかで手に入れたリンゴのデッサンを参考に、彼女の絵にリンゴを描くと色がクルクルと回り始めました。この色が重要でして、正しいものを選ばないと死が待っているのです……。
という感じで進んでいくゲームとなっています。呪われた少女の絵と過ごす7日間の先には何が待っているのか……。プレイしてそう感じました。
選考した理由
大賞として選んだ理由ですが、謎解き部分のおもしろさと呪われた少女の怖さ、そしてプレイヤーを引きつける物語にあります。謎解きでは「なぞなぞ」のような感じの謎解きで、色をうまく謎に落とし込んでいるなと感じました。1日目で何回もゲームオーバーになって、クリアした時には「あっ!」となりましたから。2日目以降が楽しみです。
ゲームオーバーにもいろいろな恐怖演出があったので、いきなり正解せずにあえてゲームオーバーの演出を見るという楽しみ方もあるかもしれません。ただ、注意したいのはあなたが、プレイヤー自身が少女に呪われてしまうかもしれません。
物語では、過去の犠牲者が残していった記録を頼りに彼女の絵を完成させていくというのがありまして、過去のアーティストたちの記憶をたどってみたくもなってきますよ。
というのが選んだ理由です。純粋に遊んでみると、いろいろなところが気になってくると思います。リリースは2019年内ということですので楽しみですね。
ふりふらさん、本当におめでとうございます。そして、最後にこの言葉を開発者へお送りしたいと思います。
クマーーーーーーーーーーーーー!
※みなさま、本当にありがとうございました。