ChinaJoy2019の見どころ
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
8月2日〜5日に中国上海で開催される中国最大規模のゲームの展示会「ChinaJoy」。今年が初参戦、という方もいらっしゃるともいます。
ChinaJoyといえば「サウナJoy」とも揶揄される暑さと、広大な会場面積が特徴です。大国中国最大級の展示会とあって、見どころが無数にあります。ありすぎてある程度絞らなければ時間がなくなってしまうほどです。
ということで、この記事では主にゲーム業界の方向けにChinaJoyの見どころ例をご紹介します。
1.ブロックチェーン
昨年はブロックチェーンxCocosの看板が目に付きました。どれくらい目についたかと言うと、BtoBゾーンの通り道の看板を全て占拠するような勢いでした。ブーストしてはブロックチェーンを全面に出したものは少なかったように思いますが、ブロックチェーンが商談の中心、という打ち合わせは実際に私もいくつもありました。
今年はブロックチェーン関連が中国どうなっているのか?このあたりは非常に興味深いところです。
2.IP
中国のゲーム会社は日本のIPを積極的に求めているのは数年前から変わりませんが、昨年後半頃からは内容が少し変わってきていまして、日本のIPを求めつつ、中国現地のIPも強力に育ってきている、という感じがあります。
ChinaJoyに展示されるゲームのIPの日本と中国との割合はどれくらいになるのか、に注目しています。
3.eスポーツ
ChinaJoyといえばeスポーツ!と言ってもよいほど、特にBtoCエリアはeスポーツブースで埋め尽くされます。
ITの巨人、Tencentが強力に牽引するeスポーツですが、今年はなにか新しい動きがあるのかに注目です。
4.決済ソリューション
中国ではWeChat PayやAri Payの様な、QR決済が普及しています。ChinaJoyでもここ数年は多くの新決済ソリューションを開発する若い会社が出店していました。
さて、今年はどうでしょうか。
QR決済の次を担うソリューションは出てくるのか?
ゲームとは直接関係ありませんが、このあたりも見ることができるでしょう。