火星を舞台として冒険・探索・ストーリーが楽しめるVRゲーム「Mars Alive」がPlayStationプラットフォームに登場
台湾のパブリッシャー「Winking Entertainment」は6月20日、海豚互娯(Future Tech)チームが開発を進める冒険、探索、ストーリーが楽しめるVRゲーム「Mars Alive」PlayStationプラットフォームで配信開始したと発表した。
本タイトルは、国外でプラットフォームのKickStarterでファンド活動を行い、多くの反響を得ている。ゲームプレイ時間はおよそ8時間以上となり、販売価格は1860日本円となる。
ゲーム概要
2045年、火星はあらゆる文明と科学技術の発展を喪失する災禍に見舞われた。プレイヤーは謎の陰謀のもと生き残った一人の宇宙飛行士となり、過酷な環境のもと火星で調査と収集を行い、限りある資源を有効に運用することで生存をはかる。最終的に真相を解明して記憶を取り戻して火星から脱出できるかどうかは、すべてプレイヤーの行動と選択にかかっている。
「Mars Alive」は自由に開放された世界観で、プレイヤーが自由に探索を行うことが可能。主観視点を通して、バーチャルリアリティの火星環境、昼夜の移り変わりや極端な気候変化を経験することとなる。酸素量、体力、飢え、喉の渇きなどの生存条件が、時間の経過とともに直にプレイヤーの生命を脅かしていく。
プレイヤーは、最短時間で火星のキャビンに戻って呼吸を回復できるように、適切な探索距離を把握する必要がある。火星の地理情報を熟知したあとは、自動車を運転して素早く移動し、材料を採掘して3Dプリンターを利用し、生存のための道具を手に入れることでより豊富なエネルギーを確保することができる。条件が許されれば、農夫になって心ゆくまで各種農作物を栽培することも可能だ。キャビン内の湿度、温度、散水時間の間隔などをコントロールして、自分の労働の成果を使って料理を作り、健康を増進することができる。
最もリアルな火星の環境を復元するため、開発チームは中国・青海の宇宙飛行士を訓練する「火星村」へ赴いて考察を行った。また、アメリカのブラウン大学へ行き惑星科学分野の博士に火星に関する背景と知識を聞き取り調査した。精細な研究のもと、ついにプレイヤーがその場にいるかのような火星の世界を作り出すことに成功した。BGMの製作においては、ハリウッドの製作チームに演奏を依頼することで高品質な音楽を提供。
開発者は、
「Mars Alive」はチームが始めて開発を行ったゲームで、まだ開発面において最高とは言えないかもしれないが、間違いなく彼らが最も心血を注いだ成果だと言えます。このゲームが文化の担い手になることを期待しつつ、プレイヤーの皆さまからのフィードバックによって、更に注目すべき作品を作っていかれることを願っています
と述べている。
「Mars Alive」トレイラー
https://www.youtube.com/watch?v=tjnhglNGjwk
「Mars Alive」PSNストアのページ
https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP2844-CUSA14979_00-JPPS400000000001