日本地域コンテンツ大賞2024 授賞式にて大賞ならびに各部門受賞作品の発表! 【ドリームニュース】

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 著者:ドリームニュース 

一般社団法人 日本地域コンテンツ振興協会(理事長 神原未綺)は、今年で14回目の開催となる「日本地域コンテンツ大賞2024」の表彰式を10月28日(月)にハイブリッド形式にて開催いたしました。
大賞・理事長賞・内閣府地方創生推進事務局長賞・観光庁長官賞・隈研吾特別賞をご紹介いたします。
その他部門の受賞作品につきましては添付資料をご参照ください。

■2024年度『大賞』
『地産地消文化情報誌「能登」』/能登編集部(石川県)

◎受賞理由
地元で脱サラ後にお寺の住職となり、新聞社でのサラリーマン時代のノウハウを活かして本誌を2010年に企画創刊。
創刊以来季刊誌として継続して発行。
特集、連載記事共にクオリティの高いコンテンツで読み応え十分。特に写真のレベル、写真の見せ方に優れている点を高く評価して、2023年の本アワードで特集「能登に泊まろう!」で隈研吾特別賞を受賞した。
その能登は、年明け元旦に発生した能登半島地震により街の至る所で大災害の被害を受けた。雑誌「能登」の経塚編集長が住職を勤めるお寺も半壊し、再興はしないという。そんな失意の中、地元をはじめ多くの読者の皆さんから雑誌発行に対する応援メッセージが沢山届き、震災後に発行した号の特集は「能登半島地震」。審査員の皆さんからは、雑誌ならではのカラー写真をフル活用した紙面から、震災の悲惨な様子が手に取るように、直感的に読み取れるとのコメントが多かった。また、記録性があり保存すべき1冊であるとの高い評価で2024の大賞を受賞。

■理事長賞
『西遊記VR』/SKY LIMIT ENTERTAINMENT(海外)

◎受賞理由
この作品は、XRコンテンツ制作において世界でも注目されディズニーとも業務提携を結んでいるグローバル企業「SKYLIMITENTERTAINMENT」の作品である。
ディズニーが自ら制作したコンテンツ以外の作品をディズニーランド敷地内で使用する例は今までに無く、エンターテイメントの世界でも注目されている。これを制作したSKYLIMITENTERTAINMENTは、アメリカのインテルが出資しており、クアンタムとも業務提携している。
中国で非常に高品質のXRコンテンツを低コストで量産できるという点が際立っている。近年、アップル社のメガネなども認知されて、XR技術は身近なものとなってきた。この技術を活用し、インバウンド観光客が日本の東京や京都以外の地方の魅力を、来日前に体験できるようなコンテンツを提供することができれば、観光収益の増加だけではなく、観光客の地方分散にも役立つと思われる。
AR、VR、XR技術は、単なる映像体験を超えて、地域の魅力を世界に伝える強力なツールである。当協会はこれからも日本各地のコンテンツを世界へ届けるため、こうした技術の活用を推進したいと計画しており、第1回目の理事長賞に選出した。

※理事長賞とは
今年から設けた「理事長賞」とは 当協会の理事長である神原未綺が、グローバルな視点で世界のコンテンツの中から選出する賞。 日本の地域コンテンツを世界に発信するためのヒントとなり、当協会がその活動を支援することが目的である。

■内閣府地方創生推進事務局長賞
自治体部門:『とさちょうものがたり ZINE』/土佐町役場(高知県)

◎受賞理由:内閣府地方創生推進事務局長 石坂 聡氏
高知県土佐町の「とさちょうものがたり ZINE」は、絵本というオリジナリティ溢れる形で伝えている媒体です。町の魅力を「美しさ」と捉え、地域の魅力を様々な世代に分かりやすく、地域内外に向けて発信をされています。土佐町の四季の移ろいを原風景や昔と今の光景の写真を用いて描いており、絵本ならではの温かみのある文章表現で、明瞭かつ簡潔に表現されていました。
また、ジビエや林業を営む方々を取り上げており、地元住民のシビックプライドを醸成しております。そういった点については、地方創生の実現に向けて極めて重要かつ意義深いものと認められるということで、内閣府地方創生推進事務局長賞とさせていただきました。
全国各地において、地域の魅力を活かした持続的なまちづくりや地域活性化に向けた取組を進めるに当たり、その地域に住み続けたい、訪れたいと思わせる情報発信を通じて、今後も、地域密着型メディアが地方創生の重要な役割を担うことを期待しています。(内閣府 評)
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)

■内閣府地方創生推進事務局長賞
民間部門:『地産地消文化情報誌「能登」』/能登編集部(石川県)

◎受賞理由:内閣府地方創生推進事務局長 石坂 聡氏
「能登」編集室の地産地消文化情報誌「能登」は、地域の魅力発信の媒体として、地域を掘り下げて能登の魅力を余すことなく発信しています。春号は、能登地震の特集でしたが、記録媒体という側面でも有意義なものでした。現地での取材に基づき、写真やインタビュー記事、データを始めとした詳細の情報が掲載され、また分かりやすく編集がされておりました。
続く夏号では、IターンやUターンという形で移住された方々が特集されております。内閣府地方創生推進事務局では、東京一極集中の是正に向けて、移住を検討されている方々を、例えば移住支援金という形でサポートさせて頂いております。本誌の取組は、政府の地方創生の取組の方向性と大きく重なるものであり、地方創生の実現に向けて、極めて重要かつ意義深いものと認められるということで、内閣府地方創生推進事務局長賞とさせていただきました。(内閣府 評)
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)

■観光庁長官賞
『JAPANDIGEST』 /Doitsu News Digest GmbH(海外)

◎受賞理由:国土交通省 観光庁長官 秡川 直也氏
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、観光業界は厳しい時期を経験しましたが、2024年に入ってから、インバウンド 訪日客は過去最高水準で増えており、力強く盛り返しているところです。この勢いを持続し、発展させていくためには、我が国の持つ魅力を海外に向けて発信していくことが重要です。
海外に向けた発信は英語が中心になっており、さらに、中国語、韓国語など、訪日客が多い国の言語が中心になっていますが、将来的な伸びということを考えれば、現在訪日客が少ない地域に対してもアピールして、日本への旅行需要を掘り起こしていくことが重要です。
ドイツ語圏に対する情報発信は、現在必ずしも十分ではないところ、本雑誌は、日本の魅力をドイツ語圏に発信する媒体として、将来的な旅行需要の掘り起こしに貢献しているものと考えます。
本雑誌の取組に敬意を表するとともに、この取組を通じて、我が国へのインバウンド観光客が一層増えることを期待しております。(観光庁 評)
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)

■隈研吾特別賞 最優秀賞
『フリーペーパー モトクラシー案内所』 /合同会社ココ企画(北海道)

◎受賞理由:建築家 東京大学特別教授・名誉教授 隈 研吾氏
モトクラシー案内所は、今一番北海道の中でも注目されてるエリア、旭川・東川のエリアの移住者もすごく 増えてる場所であり、そこの持ってる独特のセンスの良さを浮き上がらせてくれるすごいおしゃれなものだと感じました。
今、北海道はいろいろな意味で地域の中でも、注目されている場所ですが、自然をベースにする新しいライフスタイルみたいなものが感じられるようなメディアで関心しました。
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)

【開催概要】
名称:日本地域コンテンツ大賞2024 授賞式
日時:2024年10月28日(月)13時00分~16時00分
形式:会場とオンラインのハイブリッド形式
アワードURL:https://award.nicoanet.jp/
授賞式の視聴方法:You tube配信
https://youtube.com/live/VKbyRs_E8_I?feature=share

【後援】
内閣府/外務省/経済産業省/農林水産省/観光庁/全国農業協同組合連合会/公益社団法人 日本観光振興協会

【協賛】
Kambara Art Studio株式会社
神原インターナショナル株式会社
神原ヘルスブリッジ株式会社
総合商研株式会社

【協力】
日本地域メディアネットワーク

【審査員】
・八木 貴弘 氏
内閣府 地方創生推進事務局 参事官
・打田 剛 氏
観光庁 観光地域振興部 観光資源課 文化・歴史資源活用推進室 室長
・隈 研吾 氏
建築家
東京大学特別教授・名誉教授
・坂井 滋和 氏
早稲田大学 名誉教授
2001年~2022年まで早稲田大学にてデジタル映像関連分野での研究・教育に従事。
日本初の商用CGアニメーション制作システムの開発を担当し、CGクリエイターとして活躍。
・富川 淳子 氏
公益財団法人大宅壮一文庫理事
「雑誌は時代の鏡」という視点に立ち、社会の動きや他の文化、価値観を通して
女性誌、ファッション誌の歴史や現代の特徴を研究。
・村上 旭 氏
公益社団法人 日本観光振興協会 総務企画グループ 総務担当部長
・古川 一郎
一橋大学名誉教授
武蔵野大学経営学部 学部長 教授
日本マーケティング学会 フェロー、「日本マーケティング大賞」の選考委員も務める。
・藤丸 順子
一般社団法人日本地域コンテンツ振興協会 専務理事

配信元企業:一般社団法人日本地域コンテンツ振興協会
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