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居住系不動産への投資調査、APAC地域人気トップ3はオーストラリア、ニュージーランド、日本

目次

    <<発信元のニュースをそのまま掲載しています>>

    ・投資家の85%が投資拡大を計画

    ・オーストラリアと日本が、APAC地域で最も魅力的な居住系不動産投資先として浮上

    ・APACの多くの市場で機関投資家向け物件の供給不足が続き、安定稼働資産を巡る競争が激化

     

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの初となる「APAC Living Investor Survey 2026(APAC居住系不動産投資家調査2026)」によると、APACの居住系不動産(以下、Livingセクター)に対する投資家の確信は引き続き強く、回答者の85%が今後5年間で同セクターへの投資を拡大する意向を示しました。また、回答者全体で推定332億米ドルを同期間中に投資する見込みです。

    調査では、LivingセクターがAPAC地域の不動産ポートフォリオにおいて重要性を増していることが明らかになりました。その背景には、堅調な需要基盤と、安定した収益を生み出す資産に対する投資家の選好があります。

    特に、多様な不動産セクターに投資する機関投資家のうち約3分の1が、5年以内にLivingセクターを不動産ポートフォリオ全体の30%超に拡大すると回答しており、この分野が機関投資家の戦略において重要な位置を占めつつあることを示しています。

     

    Source: Cushman & Wakefield

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド APAC Living部門責任者 コナル・ニューランド コメント:

    “「今回初めて実施したAPAC Living Investor Surveyは、このセクターの機関投資家による市場参加が地域全体で進展していることを示しています。

    経済および地政学的な不確実性が高まる中でも、投資家はLivingセクターを、堅調な需要基盤、防御的な収益特性、そして長期的な構造的成長要因によって支えられた戦略的投資先として捉えています。

    回答者の85%が今後5年間で投資拡大を計画しているという事実は、Livingセクターがオルタナティブ投資から、機関投資家にとっての中核的不動産アセットへと進化していることを示しています。」

     

    オーストラリアと日本が投資先ランキングのトップに

     

    調査によると、オーストラリア/ニュージーランドと日本が、APAC地域で最も魅力的なLiving投資市場として他国を大きく引き離しました。

    日本が高評価を得た背景には、

     

    市場規模の大きさ

    高い流動性

    APACで最も成熟した機関投資家向けマルチファミリー住宅市場であること

     

    が挙げられます。

    一方、オーストラリアについては、

     

    深刻な住宅供給不足

    強い賃貸住宅需要

     

    が長期的な成長を支える要因と評価されています。

    シンガポール、韓国、香港は次の有望市場群として位置付けられていますが、投資規模、規制環境、価格水準などの要因によって投資拡大には一定の制約が残っています。

    Source: Cushman & Wakefield

    安定稼働資産への需要が供給を上回る

    調査では、投資家が安定稼働し、継続的な収益を生む防御的資産をより強く求めていることも明らかになりました。

    市場のボラティリティが高まるなか、

    回答者の50%が安定稼働資産への選好を強めた

    と回答しています。

    しかし、APAC市場の多くでは機関投資家向けの高品質な既存物件が不足しており、需要に供給が追いついていません。

    この需給ギャップにより、投資家は従来以外の投資手法にも積極的になっています。

    73%が用途転換(コンバージョン)や再ポジショニングを検討

    今後1~3年間でジョイントベンチャー(JV)が最も有力な投資スキーム

    シンガポールや香港ではオフィスやホテルの住宅転換が新たな供給源として拡大

    しています。

     

     

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド APAC Living Research部門 ジョシュ・ローズノークス コメント

    :

    “日本は、市場規模の大きさ、高い流動性、そして機関投資家向けマルチファミリー住宅市場の成熟度の高さを背景に、APAC地域における有力なLiving投資先として高い評価を維持しています。

    都市部への人口集中、世帯規模の縮小、ならびに外国人就労者の増加に支えられた力強い賃貸住宅需要が、投資家の継続的な関心を後押ししています。

    安定稼働資産を巡る競争は引き続き激しいものの、投資家はAPAC地域で最も成熟し流動性の高いLiving市場への投資機会を求め、ポートフォリオ取得や開発案件、戦略的パートナーシップなど多様なアプローチを積極的に模索しています。

    投資拡大を阻む課題

    投資家の需要は依然として強い一方で、実際の投資実行にはいくつかの障壁があります。

    主な課題として挙げられたのは以下の通りです。

     

    買い手と売り手の価格期待のギャップ(44%)

    開発事業の採算性(29%)

    取引事例の不足

    市場透明性のばらつき

     

    これらの要因が、資産価格の適正評価や効率的な投資実行を難しくしていると回答者は指摘しています。

    調査概要

    「APAC Living Investor Survey 2026」は、APAC地域の以下の市場参加者を対象に実施されました。

    ・機関投資家

    ・ファンドマネージャー

    ・上場不動産会社

    ・Livingセクター専門事業者

     

    回答者が保有・運営する資産は、合計で約224,000戸・ベッドに相当します。

    なお、「分散型投資家(Diversified Investors)」とは、Livingセクター専業投資家を除き、複数の不動産セクターに投資している投資家を指します。

    調査は**2026年第2四半期(中東情勢の緊張が高まっていた時期)**に実施され、APACのLivingセクターにおける投資家心理、資産配分動向、投資優先事項を分析しています。

    また、5年間の投資額推計(332億米ドル)は、回答者が選択した投資額レンジの中央値を用いて算出されています。

    詳細はこちらのレポートよりご確認ください。

    Cushman & Wakefield リビングプラットフォームについて

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのリビングプラットフォームは、マルチファミリー、賃貸住宅(ビルド・トゥ・レント)、学生向け専用住宅、コ・リビング、シニアリビングなど、住宅投資分野全体にわたり、投資家、デベロッパー、オペレーターに統合的なアドバイザリーサービスを提供しています。

    同チームは、キャピタルマーケット、バリュエーション、デベロップメントコンサルティング、アセット戦略において統合的な助言を提供し、独自のリサーチとAPAC全域にわたるネットワークにより、戦略的洞察と実行力を支援しています。詳細はリンクをご参照ください。

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて

    クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(NYSE: CWK)は、テナント・ビジネスおよび不動産投資ビジネスにおいて、包括的な事業用不動産サービスを提供する世界有数のグローバル企業です。約60か国において350拠点以上を展開し、約53,000名の従業員を擁しています。2025年は、施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントおよびその他の主要事業分野において、売上高103億ドルを計上いたしました。「Better never settles(より高い価値の創出を追求し続ける)」という理念のもと、持続的な成長と企業価値向上に取り組んでおり、その企業文化は業界内外で高い評価を受けています。詳細につきましては、当社ウェブサイト(www.cushmanwakefield.com)をご参照ください。

                           -END-

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