【パズドラ】パズドラ日記6 年末なので2015年のパズドラの歴史を振り返る!
著者:ちゃんたく
さてさて。いろいろあった2015年も、ついに終わりを迎えます。
それはゲーム業界も同じで、例に漏れずパズドラでも今年はいろいろあった一年でしたね。
ということで、今回は2015年のパズドラを振り返っていきたいと思います!
2月後半、パズドラ三周年を記念して親友システムが実装された。
パズドラはフレンド関連に大きな弱点があったが、この機能により親友となったフレンドのモンスターは制限なく使用できるようになり、周回などをする際には飛躍的便利に。
またマイナーキャラでも親友になることで何度でも使えるようになり、フレンド関連の問題がある程度解決された。
2月後半、3周年を迎えたパズドラに大きな転機がやってくる。CDコラボガチャに曲芸士が実装される。回復2コンボで49倍が出せるという、当時の環境ではありえないほどの火力をたたき出す異常なインフレを起こした。
その騒動はユーザー間でも荒れに荒れ、なんとyahooニュースのトップで取り上げられるまでに発展。
その圧倒的強さから当時のモンスターを全て過去のものにし「すまん、それ曲芸士で良くね?」という迷言まで生まれる。(ちなみに筆者もこれはヤバいと思いかなりの回数ガチャを回すも闇をみたという悲しみを背負う)
しかし蓋を開けてみれば後々のインフレ、パズドラ新時代の序章にすぎず、現在の環境で言えばぶっ壊れというほどでもなくなった。
当時溢れかえった曲芸士のフレンドもいまでは影をひそめる。
3月ごろ、ユーザーのアンケートにより光カーリーや五右衛門などの究極進化が実装。
光カーリーは多色パ筆頭キャラだったため人気だったが、イラストのあまりの変貌ぶりに多くのユーザーが驚いた。
ムラコのツイッターでは光カーリーのRT数が異常なまでに伸びた。
また五右衛門は周回パとして優れた性能を所持していたが、究極進化によりユーザーも驚くほどの超絶強化に。今でも無課金キャラがなぜここまで強くなったか分からないほどである。
ドラゴンボールコラボが復活し、新たに究極進化でベジットが実装された。
しかし実装当初は非常に無難であまり魅力がない性能だったため、多くのユーザーが反発。
それに対して運営は上方修正を発表したが、そのあまりのぶっ飛んだ上方修正にユーザーも逆に困惑。コラボキャラの頂点として長らく君臨。今でも初心者を中心に使用されている。
4月。進級、進学など、現実世界では新年度の始まりだが、それはパズドラでも同じだった。
実装から長らくトップの環境にいることが多かったエジプト勢が軒並み覚醒進化を遂げる。
そのあまりの超絶強化っぷりに多くのユーザーが驚いた。
ニュースにもなるほどの騒動だった曲芸士一強時代もたった1ヵ月程度で終焉を迎え、覚醒ラー、覚醒バステト、覚醒アヌビスなど現在でもトップレベルの環境に立つモンスターが実装された。
(個人的に、エジプト勢では長らく不遇の時代を過ごしたバステトが一躍トップ環境に躍り出たのは非常に喜ばしかった。というのも筆者がパズドラにハマるきっかけはバステトだったためである)
5月。ファイナルファンタジーコラボという大きなタイトルとのコラボに盛り上がる。
そしてこのFFコラボキャラのスキルに、“スキルを使用することで他の味方スキルを1ターン貯める”という「ヘイスト」が実装。
後に大きな影響を与えるこのシステムが初導入された。中でも「クラウドシステム」という言葉が出るほど、クラウドのヘイストが注目。
クラウドを3体引かなければならないという超廃課金者向けのシステムであった。
6月。究極進化アンケートで当確したサクヤがさらなる進化を遂げたが、そこで事件が起こる。
超究極進化にしては、そのあまりの微妙な性能っぷりに多くのユーザーが落胆。しかしそれだけで終われば良かったが、その鬱憤はサクヤのイラストにまで及び、「可愛くない」「サクヤっぽくない」などの批判的な意見が飛び交い、炎上する騒ぎに。
こちらもニュースで取り上げられるほどの騒動となり、ユーザーのモラルが問われる事件となった。
6月後半ごろ。全21階層で、3年間の敵キャラが詰まったオールスターが登場する「極限の闘技場」が実装される。
クリアすると確定でピィがもらえるということで多くのユーザーが周回を試みたが、その難易度は当時の環境では予想をはるかに上回るものだった。
特にカーリーが新たな敵として実装されたが、勝たせる気が0といわんばかりの超強敵っぷりに多くのユーザーが心を折った。
しかし半年経った今ではこちらの強化が追いついたのか、そこそこPTで攻略可能に。闘技場が修正される前に、今のうちに周回しておくといいだろう。
デュエマコラボ、ハンターハンタコラボと立て続けにコラボを発表したパズドラ。しかしここで、ソシャゲ業界が最も気をつけなければならない「ガチャ」の事件が起こる。
なんと、ハンターハンターコラボガチャが始まったにも関わらず、ガチャを回すとデュエマコラボのキャラが登場するという前代未聞の事態に。(多くのユーザーが驚いたが、運営が一番驚いただろう)
0時からスタートし、0時6分にガチャが停止され、運営としてはそこそこ早い対応だった。
さらにこのガチャで消費した魔法石は全部返還され、さらにゲットしたモンスターはそのままという対応だった。ガチャを回した者だけが大きく得をする結果となったが、回していないユーザーに不利益自体はないためそこまで大きく荒れることはなかった。
この奇跡の6分間でガチャを回したユーザーは幸運である。
ちなみに筆者は3回だけ回した。返還されるとは思っていなかったので、今になって思えばもっと回しておけばよかった…という感じである。
6月後半、パズドラもついにランクをカンストする強者が現れる。
ちなみに当時のカンストはランク999だが、これはとてつもない労力が必要である。
というのもパズドラのランクは後半になるにつれて一気に上がりにくくなり、なんと1~976まで上げる経験値と、976~999まで上げる経験値が同じぐらいである。
976からたった23のランクをあげるためには、もう一度ランク976まで到達するほどの経験値が必要になる。折り返し地点が恐ろしい。
7月後半、モンスターポイントが新たに導入。モンスターを売却することで一定量貰うことができ、当初はガチャで被った救済として実装された。
…だが、蓋を開けてみれば救済というよりは、さらにガチャを回す理由が生まれてしまったという皮肉な結果である。このモンポで購入できるモンスターが、軒並みぶっ壊れだったためである。
シヴァドラは周回用モンスターとして最高性能で、今でも多くのダンジョン周回に使用される。
そして、現環境で最もぶっ壊れ性能である「ラードラゴン」が登場する。
当初、パズドラプロデューサーである山Pは「覚醒ラーよりちょっと強い」程度の発言だったが、そのあまりのぶっ壊れ性能に多くのユーザーが驚愕。
覚醒ラーをはるかに凌駕する性能により、当時のトップ環境モンスターを一つ下のランクに下げた原因となるモンポ龍であった。
「曲芸士で良くね?」から「ラードラで良くね?」に変わった瞬間である。
しかしサブの敷居が非常に高く、上級者、重課金者向けという差別化はされている。ある意味、ソシャゲ本来の形なのかもしれない。
しばらくはこのラードラがトップにいるのは変わらないだろうと言われるぐらいの強さである。
7月後半、新たな要素として「潜在覚醒」が実装された。1年以上前に「覚醒スキル」が実装され、まさにパズドラの超重要な要素となったシステムだったが、この「潜在覚醒」はそこまで大きな影響は出ないものとなった。
しかしモンスターに個性を与える意味では大きな役割を果たし、自由に付けることが出来るのが最大の特徴である。
また超高難易度ダンジョンでは軽減潜在スキルを1個単位で計算して付ける必要もあり、上級者向けのやりこみ要素である。
8月ごろ、「インディゴ降臨」で新たに7×6盤面が実装された。
パズドラといえば6×5盤面で2年以上やってきたが、ここにきて満を持しての登場であった。今でもチャレダンなどで実装され、普段はできないパズルや連鎖が組めるため軒並み評価は高い。
やろうと思えばすぐに出来たはずだが、2年以上この盤面変更を温め続けていたのは素直に凄いと言わざるを得ない。
8月後半、ランキングダンジョン(試験的導入)が実装された。
パズドラは長らくユーザー同士でランキングを競ったりするソシャゲ特有のイベントがなかったが、ついにランキングを競うモードが実装。
といっても他のソシャゲと違い数日間挑み続けて凌ぎを削るものではなく、うまくやれば一瞬で上位を取れる。報酬区分もそこまで厳しいものではない。
このあたりの手軽さはパズドラならではと言える。
10月後半。パズドラ最大のやりこみ要素であるプラス集めに大きな変革が起こる。
ポチポチで周回可能かつ、スタミナ50でプラス5個確定という凄まじい効率を誇る。これにより1時間で余裕で297が作れる時代に。プラス集めも大きな変革が起こった。
(ちなみに筆者はテクダン5倍という、もはや懐かしい響きの時代からプラマラをやっているが、当時は1日本気で周回して297が作れるかどうか、という時代だった。今の楽さは本当にありがたい。)
12月後半。パズドラの根本を大きく変える新システムが実装。ついに「マルチ」の登場である。
長らくパズドラは一人で遊ぶゲームを貫き通していたが、他のソシャゲの勢いや流れに対抗するためか、マルチによるプレイを解禁。
試験的な導入は10月ほどに先行された。実装前は否定的な意見が多かったが、実装した後は意外と評判がよかった。
しかしそれはスタミナを消費しないためで、正式実装された今ではマルチの敷居は少々高いかもしれない。
それをどうにかしようと、現在スタミナ2分の1などのイベントを開催。まだまだ問題を抱えているものの、マルチのメリットは非常に高く、初心者の方も気軽に参加できるように変化していっている。
以上です。非常に長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます!
パズドラは良くも悪くもユーザーの声が届きやすいゲームで、だからこそいろんな事件が起こるものの長く愛されるゲームなのだと思います。
ふり返ると1年間本当にいろいろありましたね。なんだかんだいいつつ、毎回大きなアップデートがあったなぁという感じです。
それでは!パズドラーのみなさん、良いお年を!
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