ゲーム界の男前と妄想デート 第二回「バイオハザード1 クリス」の巻
著者:ナナムラナナコ
このコーナーは、婚活ブログ「婚活オトコ百科」を運営する婚活師、ナナムラナナコが、ゲームのなかのイケメンたちと妄想でデートする誰得かわからないコーナーである。
この人が現代の東京でデートするならどうなるだろうな?という独断と偏見に満ちた内容であるため
「私の◯◯を汚すな」「◯◯はこんなこと言わない」
など思うかもしれないが、笑って流してやっていただきたい。
ではどうぞ!
第2回 クリス・レッドフィールド編
クリス・レッドフィールド
出身タイトル | バイオハザード1 |
年齢 | 25歳 |
職業 | ラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.S.アルファチーム隊員 |
『1』ではラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.S.アルファチームの隊員で、ポジションはPM(ポイントマン)。『5』では『B.S.A.A.』の北米支部所属するエージェントで高い権限をもつ「オリジナル・イレブン」の一人だが『6』ではその特権を捨てて鎮圧部隊に異動し、部隊長を務めている。
射撃の腕も優秀で、数々の大会で優勝している(S.T.A.R.S.オフィスにはそこで得たトロフィーなどが飾ってある)。また、過去に空軍に所属していたことから、戦闘機やヘリコプターの操縦も難無くこなす(『CV』にてハリアー戦闘機を操縦し、『6』では部下のピアーズと共にVTOL単機でネオアンブレラの空母に攻撃を仕掛けている)。また『UC』ではレーザートラップを、バック宙で(しかも乱雑な複数のレーザーを)避けるという身軽さをみせている。
※https://ja.wikipedia.org/wiki/クリス・レッドフィールド より
今回取り上げるのは、後のシリーズ5などで筋肉ムキムキぶりを見せびらかしてきたクリスではなく、バイオハザード1の髪型がスラムダンクのゴリのようなクリスである。
バイオハザードシリーズのイケメンと言ったらレオンだろ!という声が聞こえてきそうだが、私はいかにも不器用そうなクリスが好きだ。
※設定などはすべて妄想です。
※アメリカのドラマの吹き替え版と思ってお読みください。
任せろ?ジル レディーファーストだ
ハローみんな!
今日はこの夏に出会ったとってもホットでスパイシーな彼の話をするわ。
日々仕事に追われるうちにすっかりステディーな関係のボーイフレンドもいない私。週末はいつもカウチに寝そべってテレビばかり見ている私に、友人のレベッカがいつものバー「プラント42※1」で彼を紹介してくれたの。
彼、クリスは警察官。何かの部隊(※2)に入っている人で、かなり優秀みたい。
ちょっとクールな感じだけどふとした時の笑顔が素敵な人だと思ったわ。
私たちは意気投合して、その後ドライブに行くことになったわ。
ドライブ当日
クリス「やあ、待たせたな」
ナナコ「・・・」
あれ?
今日はドライブじゃなかった?
なぜそんな軍人が山にこもって訓練するような格好なのかしら!?そしてその車!
完全に四駆の山を駆け上れるタイプよね?
少し戸惑った私だけど、気合が入った格好の彼も素敵。
ドライブをして山間の開けた場所に来た私たちは、ピクニックを始めたわ。
さあ、私が入れてきた美味しいアプリコットティーを飲んでもらおうかしら。ふふ、実はパイも焼いてきているのよ。
今度の恋では「君は一人で生きていけるよ」なんて言わせない!レディーな私を見せつけてみせる。
・・・
Whats?
クリス、なにやらバーべキューセットらしきものを出し始めたわ。
そして用意していたと思われるクーラーバックからおもむろに出したのは・・
肉!!
え?何?肉屋に吊るされているんじゃない?というほどの大きな肉を出し、持っていたナイフで切り※3、なんとバーナーで焼きはじめたわ。
真剣な眼差しで肉を焼く彼!
・・まるで日本のTVスター「ジモン=テラカド」のような肉に対する執着を感じるわ。
ナナコ「とってもワイルドなステーキね」
クリス「ああ、炭火を用意してじっくり焼いていたら、いざという時逃げられないだろ?※4 だからすぐに焼けるこれさ。」
ナナコ「ああ、それでバーナーで一気に焼くのね」
クリス「そうだ」
ナナコ「(・・・いざという時って何?)」
その時、ぴくりとクリスの動きが止まった。あたりの様子を伺っている。
クリス「危ない!!」
ガタガターン!
ギャアア!!
急に彼がバーベキューセットをひっくり返す勢いで私に覆いかぶさってきた。
何?どうしたの?
カアカア
クリス「・・ただのカラスか・・※5 すまない。」
な、なんということ・・!
たくましい腕に守られてドキドキするのは気のせいかしら?(完全に吊り橋効果です)
ああ神様。私、彼に恋してしまいそう。(編集部注:妄想です)
But、覆い被された拍子に少し膝を擦りむいてしまったわね。
そんな私に、クリスが謎の草をくれたわ。※6
これをつけておけば治ると。。
クリス、なんて頼りになるのかしら・・!(マキロン使ってください)
完全に頭に血がのぼってしまった私。
彼は依然周りの様子に気を配っているわ。
その時、遠くから犬の鳴き声が!
ガサガサ・・
犬と誰かが近づいてくる。
完全に戦闘モードで待ち受けるクリス。
犬と一緒に茂みの奥に見えたのは、サングラスを被った猟師さ・・
クリス「ウェスカー!!!※7」
叫びながら急に走り出すクリス。いや、その人ウェスカーじゃないでしょ。猟師さんでしょ多分。
彼は猟師さんを追って、茂みの向こうに走り去ってしまった。
・・どうやら彼は、何かのトラウマを抱えているようね。
?Fin?
用語解説
※1 寄宿舎の広間にいたあの植物。バリーが火炎消火器で焼いてくれます。
※2 スターズだよスターズ!
※3 初期装備
※4 ハンター等が出たら肉を食べている場合ではない。ショットガンかマグナムが欲しいところ。
※5 絵の謎解きにミスると一気に凶暴化した奴らに襲われるぞ!
※6 HPの回復にはハーブを使う。変な草じゃないよ。
※7 バイオハザードシリーズの名物悪役。トレードマークはグラサン。
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編集部コメント
人気婚活ブログライター「ナナムラナナコ」さんによる妄想デートの第2弾。今回の相手はバイオハザード1のクリスでした。
1998年にカプコンから発売されたプレイステーション用ゲームソフト「バイオハザード」。それまでのゲームと全く違った、ホラーと3Dの見事な融合!暗闇から現れるゾンビ、襲い来るカラス。息をのんでプレイした方も多いでしょう。
筆者的にはセーブするのにインクリボンを消費するのが衝撃でした。これってそのうちインクリボンが不足してしまうんじゃないかと思い、セーブ回数を節約したのは私だけではないはず。
クリスはゲームのシリーズの中では珍しい年をとる主人公。25歳だった1の1996年からきちんと1年で1歳ずつ年を取り、PS3のバイオハザード5では筋肉ムキムキのイケオジへ変化。
私としては筋肉以降のほうがイケメンだと思うのですが、ナナムラサン的にはやはり若い方が好みだったのか、あるいはバスケ部ぽい外見がよかったのか。
クリスも2016年の今現在はなんと42歳。時の流れを感じますねえ。