30年前のファミコンゲームが復活!「キングスナイト」がスマホに登場!
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
スクエニからリリースされたスマホゲーム「キングスナイト」。もうプレイしている方も多いと思いますが、キングスナイトの元祖は1986年発売のファミコンソフト。
30第後半以上の男性諸君であれば、元祖キングスナイトをプレイしたことがある方も多いのではないでしょうか。
キングスナイトは4人の勇者を操作して、ドラゴンにさらわれたお姫様を救い出すゲーム。
縦スクロールのシューティングっぽく見えますが、当時のスクエアは「RPG」としてリリースしており、今でも「キングスナイトはRPG」と言っているとか。
昔のゲームらしく難易度は高め。
最終ステージ「ガルガチュア城」4人の勇者が力を合わせて進むことになりますが、そこに至るまでの4ステージを全てクリアしなければ4人が揃うことはなく、当時の少年たちにとってはまず「最終ステージまで4人の勇者を残す」ことが難関でした。
さてそんなキングスナイトですが、スマホ版になって大きくパワーアップ!
マ4人の勇者のグラフィックも今風に刷新され、そのイケメンぷりが明るみに出ました。
特に筆者的には「少年」の素顔に驚きです。
ファミコン版はセーブ機能なしの「やり切り型」のゲームでしたが、スマホ版になりソーシャルゲーム要素が追加。キャラクターの強化やフレンドとの協力ができるようになりました。
ファミコンからスマホへということで操作性も気になりましたが、好みに合わせて両手、片手でスムーズに操作ができるように配慮されたつくりになっています。この辺りはレトロゲームをスマホに移植するにあたってはとても大切な点。
さて肝心のステージですが、
このようにファミコン版の雰囲気をそのまま踏襲しつつ、奥行きのある3Dに仕上がっています。
難易度は少し下がったかな?と思いますが、前述のソーシャルゲーム要素の追加もあり、奥深さは向上。
ファミコン版のプレイ経験がある方には信じがたいことかと思いますが、長く遊べるタイトルに仕上がっています。
ゲーム内の色々なところに「ファミコン版のネタ」が織り込まれているのこ見逃せないポイントの1つ。
元祖版をプレイしたことがある方には是非お試しいただきたいタイトルです。
今後キングスナイトのようなレトロゲームのスマホへの移植が増えてくるのでしょうか。
1986年ごろとは異なり、今は個人がスマホを持ち、誰でも気軽にゲームを楽しむようになりました。
昔のゲームの面白さが現代でも通用するのか、非常に楽しみです。その意味でもスマホ版キングスナイトの活躍に期待したいところです。