PSVR向け三人称視点のアクションRPG「泠:落陽孤行」配信開始、氷の野原や森林などを探索できる
台湾のパブリッシャー「Winking Entertainment」は10月3日、PSVR向け三人称視点のアクションRPG「泠:落陽孤行」をPlayStation Storeにて配信した。本作は主人公と共に氷の野原や森林、遺跡や荒涼とした荒野を駆け回り、自分探しの旅が目的のゲーム。
「レイ」には必要以上の対話シーンは存在せず、プレイヤーが物語全体の流れをより深く理解するためには、ゲーム中に隠されている巻物を見つけ出し、そこに書かれた古代の詩を全て読み尽くさなければならない。そうして初めて主人公の旅の道のりの意義と目的をはっきりと知ることができる。
本作は磨き抜かれた戦闘と打撃感の体験にウェイトが置かれており、拳と剣による攻撃とスライド回避だけを頼りに、戦闘スタイルが異なる十数種類の敵やボスに立ち向かっていく。ゲームの戦闘システムは至ってシンプルでわかりやすく、その分プレイヤーの操作テクニックが試される。敵の攻撃をよく観察して適切なタイミングで反撃しなければ、相手の隙を突くことはできないとしている。
戦闘システムは「シャットアウト反撃」と呼ばれ、相手が攻撃を仕掛ける直前のタイミングでプレイヤーが「シャットアウト反撃」のパンチを繰り出すと、相手の攻撃を断ち切ると同時に剣を一振りお見舞いすることができ、敵に対し効果的に大きなダメージを与えることができる。敵側もプレイヤーに対し「シャットアウト反撃」を仕掛けることができ、敵一人ひとりの攻撃パターンを熟知して適時に攻撃を回避し、敵の隙を突いて強烈な打撃を加え、敵のヒットポイントを消耗させるのが得策とのこと。
「レイ」の世界では、拳によってのみ宿命を打ち破ることができ、首かせと鎖は巨剣によってのみ断ち切ることができる。ゲームが作り出す独特な雰囲気と戦闘の中で、前進し続ける力の支えとなるものを探しながら、「己を追い求める」精神を最期まで貫き通そう。