「言葉」を食べさせると姿が変わる!?不思議な生き物「ことだまっち」を育てる育成シミュレーション「ことだま日記」
著者:篭谷千穂
「ことだま日記」は、不思議な生き物「ことだまっち」に、魂がこもった言葉である「コトダマ」を食べさせ成長させていくタップ&放置育成シミュレーションゲームです。
どんなコトダマを食べさせるかによって「ことだまっち」の性格や見た目が変化していき、当初の姿からは想像もつかない意外な成長を見せることもあります。
ことだまっちの成長パターンは70種類以上あり、図鑑のコンプリートを目指す新種探しも楽しめるほか、ことだまっちが暮らす部屋をカスタムする「もようがえモード」も用意されています。
こちらがゲームの基本画面。しばらく画面を放置していると、ことだまっちのまわりにハートが現れるので、それをタップして画面上部のコトダマゲージを貯めていきます。それが満タンになると…
このようにコトダマが現れるので、タップして…
好きな言葉をことだまっちに食べさせます。どんな言葉が現れるかはその時によってランダムで、出てくるまでのお楽しみ。とりあえずここで「なでなで」を食べさせたところ…
ことだまっちは「らぶりーっち」に進化して姿も変化しました。おそらく名前からカワイイ系のキャラになるのではないかと思われます。
そしてまた画面をタップしてゲージを満タンにし、新しい言葉を食べさせていきます。次は「お化け」を食べさせたところ…
恐怖のせいか、「らぶりーっち」から闇属性の「やみー」になってしまいました。カワイイ系になると思っていたのに!
ことだまっちの属性は「ようき」「ラブリー」「やみ」「クール」「まじめ」の5種類で、途中で食べさせる言葉の種類によって成長が分岐していきます。どんな言葉によってどんな成長をするか、その組み合わせパターンを探るのも本作の面白ポイントの一つです。
なお、やみーにある言葉を教えたらさらに闇属性な「いんしつん」になってしまいました。これはもう闇属性のまま進化確実です。最後にはどんな姿になるのやら…
ところがどっこい!最後の最後に「ラーメンライスを」を食べさせたら…
なんと一発逆転!「パーリーピーポー」になりました!なんという進化!ラーメンライス凄い!
こちらが成長したことだまっちの成長メモ。どんな属性がどれくらい含まれているかパラメーターもチェックできるので、今後のことだまっち育成の参考にできます。
このパーリーピーポーは途中まで闇属性の姿だったにも関わらず意外にも「やみ」が2で「ようき」が4という結果に。「好きなことば」にまで「ラーメンライス」があることから、最後に「ラーメンライス」を選んだことがいかに大きかったかが分かります。
成長したことだまっちは旅立たせることもできるし、引き続き部屋に住まわせることもできます。育てたことだまっちをずっと部屋に住まわせ続けると、住人がどんどん増えて賑やかになっていきます。
ことだまっちは成長後も覚えた言葉を使用して適当なことを喋ってくれるのですが、上のスクリーンショットのように時折図ったように絶妙な台詞を言うので放置中も気が抜けません。
部屋に複数のことだまっちがいる場合は、誰かに一定時間アイテムの「おつかい」に行ってもらうことも可能です。どんなアイテムを拾ってくるかはおつかいが終わるまでのお楽しみ。
おつかいに出ていたパーリーピーポーが帰ってきました。部屋に帰ると、おつかい中にどんな出来事があり、どこでどんなアイテムを拾ってきたのかログを見ることができます。
本作は育成&収集と共に言葉の組み合わせによるキャラクターの予想外の会話が楽しめる「どこでもいっしょ」シリーズと同様の楽しみ方ができるタイトルで、かつ8bitスタイルのドット絵もかわいらしく、どことなく昔懐かしいレトロな雰囲気も感じられます。リアルタイムに「たまごっち」や「どこでもいっしょ」シリーズをプレイしたことのある人ならグッとくること間違いなしでしょう。