気づくと引き込まれている。やりくり型テキストアドベンチャー「A Dark Room」クリアレビュー
著者:ひご よしゆき
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Switchの新感覚のテキストアドベンチャー「A Dark Room」をクリアしたので紹介します。
どんなゲーム?
本作は2013年に公開されたブラウザゲームのリメイク版。テキストアドベンチャーの先駆けである「Zork」を彷彿とさせるシステムに、クリッカー系のやりくりが合わさったようなゲームです。
わからなくても大丈夫。とりあえずインパクト大のアイコンをクリックして始めましょう。
するとタイトルに偽りなく真っ暗な部屋で目覚めます。
最初は火を焚くことしかできませんが、それによってストーリーが進み、やれることが増えていきます。
木材で罠を作って動物を狩り、毛皮や肉を加工して、徐々に拠点を豊かにしていきます。その間も火を焚いて灯りを落とさぬように。
一定のタイミングで進行するストーリー。ほんの一文に想像が膨らみます。
ときどき選択式のイベントも発生します。失敗してもゲームオーバーにはなりません。
そうこうしているうちに労働者も増えて、やれることがさらに増えていきます。ずっと地味な画面なので伝わりづらいのですが、とても楽しいです。
探索もあります
拠点が成長すると外を探索できるようになります。これも見た目ほど難しくありません。
敵が現れたら手に入れた武器を使ってやっつけます。バトルはアクティブに進行するので、方向キーによるコマンド選択では間に合わないことがあります。タッチスクリーンでプレイしましょう。
探索によってさらにストーリーが進行します。それも不穏に。
これで終りなのか
意味深な終わり方だったので、2周目で「小屋を建てずに」挑戦すると違うストーリーが楽しめるのかもしれません。大変そうなので自分はここまで。
開発者のボイスコメントが聞けるようになりましたが、英語なので挫折。
やりくりが楽しい
テキストだけなのにすぐに引き込まれて、やりくりが楽しくて最後まで遊んでしまうゲームです。コマンドが少しずつ増えていくから難しくありませんし、終わりがあるのも良かったです。
気になった方はぜひプレイしてみてください!
A Dark Room(Switch)