「勝手に表彰する」から始まった「SQOOL GAME AWARD」について
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
こんにちは、SQOOL.NETの管理人です。
しばらくこのブログコーナーは更新しておりませんでしたが、少し思うところがあり、更新したいと思います。
SQOOl.NETは2013年1月に運営を開始しまして、早いもので11年が経ちました。
2013年といえば、2012年にリリースされたパズドラがどんどんと人気を拡大していて、モンストがリリースされ、2014年はグラブル、2015年はFateG/O、と、スマートフォンゲームが熱狂的に市場を拡大していた時期でした。
SQOOL.NETはそういった人気ゲームの攻略情報を掲載するところから始まり、その後のゲーム界隈の流れに沿う形で徐々にニュースメディアになり、その後言論的なメディアへと変遷してきました。
その中で、小さなメディアであるSQOOL.NETにとって、インディーゲーム開発者さんからの応援は非常にありがたいものでした。
SQOOL.NETは大手企業のゲームメディアとは違って、確固たる素地がなく、手探りでメディアのあり方を模索し続けていましたが、意図せずして中小規模のゲームも取り上げてきました。
まだインディーという言葉が世に出ていない頃から、規模の大小を問わずに面白そうな、記事にしたらユーザーに喜ばれそうなものをいろいろと取り上げていたのですが、そうするうちに、振り返ればインディーと呼ばれる界隈に随分と良くしてもらうようになっていました。
で、何かお返しをできないかと考えて「インディーゲームを勝手に表彰したらいいんじゃない?」ということになり、SQOOL GAME AWARDの記念すべき第1回は、デジゲー博の会場をぐるぐる回って、で、編集員が褒め称えたいゲームのブースに勝手にシールを貼って表彰しりしていました。
表彰された方は「なんだこいつら?SQOOL?知らんぞ?」だったかもしれませんが、とりあえず少なくとも表面上は喜んでくれたので、じゃあということで、もっと幅広く告知して、自薦他薦問わずなんかいろいろ表彰しようぜ、なんならトロフィーも送るか!みたいなふうに悪ノリが拡大し、で、今年はいよいよYouTubeで生配信してみましょうか、なんかスポンサーとかついたらいいね、みたいな感じになりました。
そして、もう少し具体的に開発者さんのサポートができればと思っていまして、入賞タイトルには、SQOOLで微力ながらリリースタイトルのマーケティングのサポートなどできれば、ということで、「他薦の場合、サポートしますとかいきなり言われても微妙かも」ということで今回から自薦のみにしてみました。
ということで、11年前から今までの超ざっくりとした振り返りです。世の中もずいぶん変わりましたが、うちも随分変わったなーと思います。10年後、どうなっているか楽しみでもありますね。
これからもよろしくお願いします。