【レポート】Japan IT Weekのブースを少しだけご紹介!アプリ開発プラットフォームのmonacaや、ゲーム機能付きバッテリーなど
著者:SQOOL.NET編集部
5月9日〜5月11日の日程で、東京ビックサイトにて開催されている「Japan IT Week」。
ゲーム系のイベントではありませんが、アプリ、クラウド、セキュリティ、広告、などなど、ゲームにも関係する様々なサービスが展示されています。
今回SQOOLはメディアという立場ではなくIT企業として消費者側の立場でIT Weekに参加しましたが、訪問したブースの中からいくつかゲームと関連のあるものをご紹介したいと思います。
まずご紹介したいのが「monaca」という、簡単にアプリ開発が行えるサービスのブース。
開発環境の構築が不要、ローカルでもクラウドでも開発可能など、非エンジニアでも高機能なアプリの開発が可能です。PWAというウェブをアプリ化する技術にも対応予定とのことで、ブラウザゲームを簡単にアプリ化して配信、ということもできるようになるかもしれません。
実はSQOOLもかつてmonacaを使用していたことがありますが、「なぜモナカという名前なんだろう」気になっていました。
「アプリのアイコンがモナカに似ている」
「HTMLを包んでアプリ化する仕様が、餡を皮で包むモナカに似ている」
というのが由来だそうで、晴れて数年の疑問が解けました。
そのmonacaのプロダクトパートナーとしてアプリのセキュリティシステムを提供しているオルトプラス社の「DxShield」も、monacaと合同でブースを出展。
「DxShield」はゲームメーカーとしても有名なオルトプラス社が展開するサービスで、アプリへのハッキングなどの脅威に対して、包括的にセキュリティ対策を行えるというもの。
参考:スマートフォンアプリへのハッキングの種類と対策とは?セキュリティ「DxShield」によるの包括的なセキュリティ対策とは
monacaで開発したアプリにDxShieldでセキュリティを付与、という非常に良いコラボが実現していますが、ブースも仲良く一緒に出展されていました。
続いてはこちら。
これ、何だと思います?
中国のVORSONという会社が展開している「ゲーム機モバイル電源」。
しかし、ゲーム機のモバイル電源ではありません。
ゲーム機にもなるモバイル電源、です。
え?なにそれ?って思いますよね?
こういうことです。
「Play games + Power bank」というコンセプトの商品で、スマホを充電しながら、バッテリーに付属しているクラシックゲームを遊ぶことができる、というもの。そういうシーンがどれほどあるかは疑問ですが、ゲームファンにとってちょっと面白いガジェットであるのは間違いありません。
日本で販売するかは未定なようですが、発売を楽しみに待ちたいと思います。
続いては、こちらも中国、MYGTという会社のスマホゲーム用のガジェット。上の写真はブルートゥースので通信するタイプのゲーム用コントローラーです。横画面で細かな操作が必要な必要なゲームが想定されていて、マインクラフトや荒野行動などがターゲットのようでした。
こちらもMYGT社の製品で、スマホゲームプレイ時の使用を想定した冷却ファン。
高機能なゲームはスマホの発熱が1つの問題になりますが、これを装着することでその問題を解決。
日本のモバイルゲームのトレンドによっては、日本市場に切り込みたいということで、中国企業の勢いを感じたブースでした。担当の方は日本のゲームシーンに非常に興味を持っていて、筆者が逆に質問責めにあうほどでした。
最後にご紹介するのは、セキュリティーソフトを提供している日本の会社、カスペルスキー社のブース。緑のクマと、美女と、営業さんが対応してくれました。
カスペルスキーは古くからセキュリティーソフトを提供しており、ご存知の方も多いと思います。
現在はAndroid、iOSにも対応しており、動作が軽量であると評判のカスペルスキーは、ゲームの動作を妨げないという点で、ゲームユーザーとの相性が良いセキュリティソフトの1つといえます。