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2021年2月の中国モバイルゲーム市場、春節休暇期間の無料カジュアルゲーム1位2位はOhayoo、3位にZynga

目次

    ※本記事はOhayooの許可のもと、Ohayooの月次ニュース記事を日本語に訳したものです

    中国市場アップデート

    春節期間中、Ohayooの4つタイトルが中国の無料カジュアルゲームチャートのトップ10にランクインしました。『Jadeite Master』と『Vchat Master』はそれぞれ数百万ダウンロードを記録し、1位と2位を独占しました。

    連休期間中は通信トラフィック量がピークを迎えるため、Ohayoo、Zynga、Tapnationなどのハイパーカジュアルゲームパブリッシャーは大規模なユーザー獲得戦略を行いました。その結果、トップ10の約半分をハイパーカジュアルゲームが占めることとなりました。以下のチャートでも市場が成長していることが明らかであり、チャートに掲載されている新タイトルのダウンロード数は連休期間中に300%以上増加しています。

    カジュアルゲームのダウンロードチャートTOP10(春節期間開始より2週)
    タイトル ダウンロード(K) パブリッシャー カテゴリー 配信開始日
    Jaddiet 1400 Ohayoo シミュレーション 2021/1/9
    Vchat Master 940 Ohayoo パズル 2020/12/7
    High Heels! 870 Zynga ハイパーカジュアル 2021/1/28
    Brain Find 830 Ohayoo パズル 2020/11/30
    Snack Off 770 Weipai パズル 2016/6/8
    Mini World 750 Miniwan サンドボックス 2016/12/20
    Happy Land Lord Pocker 750 Tencent ソリティア 2013/8/8
    Blob Runner 3D 720 Zynga ハイパーカジュアル 2021/2/11
    Slime simulator 700 Ohayoo ハイパーカジュアル 2020/9/19
    Go Giant 700 TapNation ハイパーカジュアル 2021/1/22
    参照元:App Annie

    参照基準:2021.02.08 – 2021.02.22、ゲームタグ、中国で最もダウンロードされたカジュアルゲームTop10

    クリエイティブコレクション

    1.Cyber Manhunt

    テーマ:ハッカー

    ゲーム紹介:インターネットの安全性、ビッグデータ、プライバシー漏洩などの社会問題が組み合わせたパズルゲームを雛形として、そこからさらにテーマを洗練したのがこのゲームです。プレイヤーは凄腕ハッカーとして数々のミッションをこなし、その中であらゆる問題の背後にある真実を探ることが、このゲームの醍醐味です。コアなゲームではありますが、ハッカー(またはインターネットの拡張)に関する話題は数多くのトレンドと繋がりを持ち、世間一般でも広く認知されています。元々のゲーム性を単純化したこと、またはハッカーをテーマにして気軽に遊べるパズルゲームを開発したことは賢明な選択です。

    2.Dream Detectives

    テーマ:夢の世界

    ゲーム紹介:夢の世界がテーマの中心のパズルゲーム『Dream Detective』から更にテーマを洗練したゲームです。”夢”をゲームのテーマにしたことで、あやふやでミステリアスな夢の世界をベースに、月面遊園地や空飛ぶライオンなど、プレイヤーが探し出せるコンテンツの自由度が増しています。

    3.Anti Common Sense Puzzle

    テーマ:不合理

    ゲーム紹介:このゲーム中の”不合理”とは、プレイヤーが判断を下して行動する際に、通常とは異なる論理に従わなければならないという意味です。例えば、風船に刺さった針が曲がる、火の代わりに氷を使って調理する、道路を青ではなく赤信号で進むなどです。このアイデアは、制限時間付きの回答ゲームへと応用ができます。例えば、プレイヤーはゲーム中に短時間で素早い判断をしなければならない状況だとします。しかし切羽詰まった状況では、合理的な判断を無視してどうしても己の直感へと走ってしまうものです。このような要素がゲームをチャレンジ性のあるものへ形作るのです。上記を踏まえると、身近な場面やゲーム性を生かしつつ、ゲーム内容をより新鮮で豊かにする事例を日常生活の中からでもたくさん見つけ出すことができるのが分かります。

    ゲームトレンド

    2022年までの見通し:カジュアルゲーム市場の大いなる可能性

    カジュアルゲームは、過去3年間で明らかにダウンロード数の増加が見られます。2019年は『Killing Virus』、2020年は『Sunshine Pig Farm』、2021年は『Jadeite Master』がそれぞれの年でチャートの1位を獲得したことも、そのことを証明しています。過去2年間、春節期間中のダウンロードチャートのトップ10にランクインしたゲームの半分以上を、カジュアルゲームまたはハイパーカジュアルゲームが占めました。ソーシャルメディア上での総合的なマーケティングがユーザー獲得において重要な役割を果たすことで、2022年も同じようなことが起こると予測されます。モバイルゲーム市場におけるユーザー獲得需要が徐々に高まる中、パブリッシャー各社はこの通信トラフィック量がピークに達する時期を活用して収益の最大化を図る必要があります。ディベロッパーの立場からすれば、ハイパーカジュアルゲームのようなデジタル広告に適したゲームを開発することは良い選択であるとも言えます。

    ホラー系パズルと脱出系ゲームは市場を独占されずに急増中

     ホラー系パズルや脱出系ゲームは成長率の高さがうかがえます。さらに、このニッチ市場は一部の限られたディベロッパーやパブリッシャーに独占されていません。海外の開発会社はこの種のゲームの開発を比較的得意としています。中国ではPapaBoxの『Room Escape: Desperate』が高い評価を得ています。最近では、中華風ホラーパズルゲーム『Paper wedding dress』(IAAによるマネタイズ)がAppStoreのランキングで1位を獲得しました。このゲームの主な特徴は、奇妙な音楽とグロテスクなキャラクターたちによって醸し出されるスリリングでホラーな雰囲気です。ユーザーはゲーム中、場面ごとに解決の糸口を見つけ出さなければなりません。また脱出系ゲームはホラーをテーマにしたゲームが多く、Z世代やミレニアム世代の間で新たな人気となっています。

    マージ系ゲームにはまだ大きな可能性があり、従来のパズルゲームに代わる選択肢となり得るかもしれない

    マージ系ゲームはこれまでも人気のジャンルでしたが、今年も高い成長率と良好なマーケティング環境を備えています。2014年まで遡ると、2048がマージ系カテゴリーが開拓し、同社によるマージ系ゲームは人気を博しました。2014年から2016年にかけて2048のゲームは7億回以上のダウンロード数を記録し、平均DAUは300万を超えました。従来のパズルゲームは高額な投資が必要かつ競争も激しいため、小規模ディベロッパーにとってはマージ系ゲームの作成が最適な代替手段となるかもしれません。

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