元祖リネージュファンのオッサンゲーマーが「リネージュ2レボリューション」をやってみた!優秀すぎるオートプレイ機能が逆にちょっともったいないかも?
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
ついにリネージュ2レボリューションが日本でもリリースされました。
リネージュの歴史は古く、初代はPCのオンラインゲームとして1998年にスタート。実に約20年の歴史を持っているわけです。
それだけに古参のファンも多く、今回のリネージュ2レボリューションのリリースを心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
リネージュの特長の1つは、作りこまれた広い世界を自由に歩ける壮大なスケール感。スマホで果たして再現できるのかというのが心配でしたが、そこは全く問題無し!
宣伝文句通りの美し世界を自由に歩き回ることができます。
多くのユーザーが同時にログインし同じ世界でプレイするリーネージュ。リリース直後はゲーム内に人だかりが発生!さすがにサーバーに負荷がかかり処理の遅延が発生していました。
古参のファンにとってはこれも懐かしい・・・(ギランとかね・・・。ちなみにここは「話せる島」!)
女性キャラは若干セクシーな衣装。肌色多め。昔からリネージュにはその傾向がありましたが、日本のスマホゲームのセクシーさとは若干雰囲気が違う気もしますね。これもまた懐かしい感じ。
こんな風に基本的には20年前からのリネージュの世界を忠実に踏襲していますが、スマホになって若干変わったところもありました。
まずはスマホということでガチャが実装されました。武器や防具はガチャで購入。む、リネージュぽく無い。
プレイヤー間で武器やアイテムの売買ができることもリネージュの良い特長の1つでしたが、ガチャが実装されたことでこの辺りの文化に変化が出るのかがちょっと気になります。
オートプレイが実装されているのもスマホ版での特長。PCと比べるとどうしても操作性が低いスマホ。それをカバーするためのオートプレイシステムだと思いますが、これが若干優秀すぎる感じがします。
というのも、オートボタンを押せば後はすること無く、ただ画面を見ているとクエストが進んでいくという状態。少なくともプレイを開始してから数時間はオートプレイの繰り返し、勝手に動くきれいな画面を眺めるのみ、という感じです。もう少し進めるとその状態から抜け出せるのでしょうか。
リネージュははじめて!というプレイヤーにとっては、この優秀すぎるオートプレイシステムがリネージュの魅力の理解を妨げるかもしれません。この辺りの熟成は今後期に待したいところです。
ただしかし、ゲームとしての魅力が減っているかというとそういうことではありません。
PCゲーム出身ならではの奥深い成長システム。
美しい戦闘シーン。RPGとしてのポテンシャルの高さを思わせます。
まだリリースされたばかりですので、きっとこれから改良が重ねられ、タイトルとしてより良く成長していくのでしょう。
筆者としてはオートプレイの調整と併せて、スマホが異常に熱くなるところと、バッテリーの減りが超速いところも解消してくれると良いなーと思います。
ダメ出しをした感じになりましたが、なんやかんやで筆者はリネージュ2レボリューションを楽しんでいます。どうしようかなーと思っている方は是非遊んでみてください。
ちなみに筆者のサーバーは「バルセン」です!見かけた方はよろしくお願いします。(PKしないでくださいね・・・^^;)