【グノーシア】役職の能力と立ち回りを徹底解説!
「グノーシア」は初心者でも遊びやすいよう上手く簡略化しつつ、様々な役職が用意されています。ただ、人狼ゲーム自体を知らない方にとっては少々覚えにくいかもしれません。
そこでこの記事では、本家人狼ゲームを知らない方はもちろん、人狼ゲームは知っているけど役職の呼称が違って混乱しているという方にも分かるよう、役職の能力や立ち回りを解説したいと思います。
乗員
人間陣営。本家では「市民」「人間」と呼ばれる役職です。
何も特殊能力を持たない人間です。能力がないため一番情報が足りていない位置で、名乗り出てきた役職者の真偽に頭を悩ませ続けることになります。
しかし「誰がグノーシアで誰が人間か」を考察するやりごたえがあるので、純粋に推理を楽しみたい方にはオススメの役職です。
エンジニア
人間陣営。本家では「占い師」「預言者」と呼ばれる役職です。
夜時間に一人選び、その人物がグノーシアか否かを知る事ができます。また、第三陣営である「バグ」を消滅させることもできます。
敵であるグノーシアを問答無用で見つけることができる非常に重要な役職です。それ故に、本物のエンジニアが確定するとグノーシア陣営はかなり不利になるため、ほぼ全てのゲームで偽のエンジニアが名乗り出てきます。
自分がエンジニアの場合は、怪しい人物をどんどん調べてグノーシアをみつけていきましょう。対抗で名乗り出てきた人物が敵陣営として確定するので、乗員の時よりも敵味方が分かりやすいため初心者にもオススメです。
ドクター
人間陣営。本家では「霊媒師」「霊能者」と呼ばれる役職です。
前日にコールドスリープさせた人物がグノーシアだったか否かを知る事ができます。
エンジニアほど重要ではありませんが、敵であるグノーシアが残り何体潜んでいるのかを知ることができる役職です。前日の議論が正しかったどうか判断できるので、ただの乗員では分からない情報が見えてきます。乗員目線では気付けない怪しい人物を見つけだして、議論で勝利に導きましょう。
守護天使
人間陣営。本家では「騎士」「狩人」と呼ばれる役職です。
夜時間に自分以外の人物を一人だけ、グノーシアの襲撃から守る事が出来ます。
本物と思われる役職者や、人間が確定した人物を守る事が出来る重要な役職です。同じ人を連続で守る事は出来ますが、自分自身を守る事は出来ないので注意しましょう。
また、グノーシアでは守護天使をカミングアウトできません。コールドスリープを回避するためにカミングアウトができないので、基本的には乗員と同じで「目立たず、黙らず」に徹します。
自分が襲撃される事に抵抗できないため、ただの乗員よりも難易度は高めです。しかし、重要な人物を守り切って勝利した時の達成感は格別です。
留守番
人間陣営。本家では「共有者」と呼ばれる役職です。
「お互いに人間である」と証明しあえる2人の人間です。2人とも残っている場合のみ名乗り出ることができ、その時点でその2人は「人間陣営」である事が確定します。(グノーシア陣営が留守番を騙る事は出来ないため)
人間確定なのでコールドスリープさせられる可能性はほぼなくなりますが、逆にグノーシアから襲撃される可能性が高くなります。
議論中にどうしてもコールドスリープされるのが嫌!と言う方は積極的に選ぶといいでしょう。
グノーシア
グノーシア陣営。本家では「人狼」と呼ばれる役職。
夜時間に、グノーシア以外の人間を一人消滅させることが出来ます。
人間陣営の場合は、このグノーシアを探し出してコールドスリープさせなければなりません。
グノーシアは嘘をつくため、どこかでありえない矛盾が発生することがあります。役職を騙るグノーシアもいれば、完全に潜伏するグノーシアもいます。
逆に自分がグノーシアの場合は、役職を騙って嘘をつくことができます。ただし矛盾した報告をしたり、プレイヤーのパラメーター「演技力」が足りなかったりするとすぐにバレてしまいます。慣れないうちは仲間のグノーシアに役職宣言を任せて、自分は潜伏して乗員のフリをしましょう。
AC主義者(アンチ・コズミック主義者)
グノーシア陣営。本家では「狂人」「多重人格」と呼ばれる役職です。
特殊能力は持っていませんが、グノーシアの味方をする人間です。エンジニアやドクターが調べても「人間」と判定されます。AC主義者がいるゲームでは、人間と判定された人物でも無条件で信用しないようにしましょう。
AC主義者はグノーシアとしてカウントされないので、コールドスリープさせてもグノーシア陣営にとって痛手にはなりません。グノーシアのコールドスリープを優先しましょう。
また、AC主義者は誰がグノーシアか分からないので、自分がAC主義者の場合は誰がグノーシアか見極める必要があります。例えばエンジニアとして嘘の報告をする際、誤ってグノーシアにグノーシア判定を下さないように注意しましょう。
本来この枠は、自分がゲームから退場する事を恐れずに、陣営の勝利のために場をかき乱すのが最善です。しかしこのゲームでは自分が退場すると”負け”になってしまうので、やりたい放題はできません。このゲームで最も難しい役職なので、上級者の力試しにオススメです。
バグ
第三の陣営。本家では「狐」「妖狐」と呼ばれる役職です。
バグの勝利条件は、人間とグノーシアの勝敗が決定するまで生き残ることです。
バグはグノーシアからの襲撃では消滅しないかわりに、エンジニアに調べられると消滅します。
バグがいるゲームでは、まずバグを退場させることを優先しましょう。自分がバグになった場合は、とにかくコールドスリープされない事を意識します。本物のエンジニアに調査されても負けるため、議論でエンジニアを早めにコールドスリープさせたいところです。
人間でもグノーシアでもない立ち回りが面白い役職なので、普段のゲームとは違ったアクセントとして、たまにプレイするのがオススメです。