ヤフーとポケモンが相互協力の覚書を締結。「ヤフオク!」や「PayPayフリマ」で利用規約に違反する出品の削除対応などを実施

ヤフーとポケモンは7月20日、消費者が安全・安心にトレーディングカードの取引を行えるようにするため、相互協力の覚書を締結したと発表した。

ヤフーはネットオークションサービス「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPayフリマ」を運営しているが、この覚書に基づき、安全にトレーディングカードの取引ができる環境の実現を目指し、両社で継続的に対策を実施していく予定だという。

具体的な内容については、ポケモン側はヤフーに対して新商品の発売情報を提供し、ポケモンの権利を侵害する出品などについて通報を行なうとしている。
一方、ヤフー側はポケモンからの情報提供に基づき、「ヤフオク!」や「PayPayフリマ」のサイト等で利用規約等の遵守を注意喚起し、利用規約等に違反する出品の削除対応を行なうとしている。

また、ヤフーはこれらの対策を講じながら、発売日前の商品の出品を禁止にするなど、利用規約等の最適化を含むさらなる対策についても検討を行うとのことだ。