1400人超が来場! 本の街・神保町で開催。インディーズ本の祭典「おもしろ同人誌バザール6」事後レポート。今年末には、JR大崎駅・改札前でスピンオフイベントも。 【ドリームニュース】

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 著者:ドリームニュース 

2018年11月4日(日)、おもしろ同人誌バザール実行委員会(主催・サークル「版元ひとり」、運営事務局・株式会社ユータック)は、東京の古書店街・神保町で、情報系同人誌の展示即売会「おもしろ同人誌バザール6」を開催しました。当日は本イベント過去最多・1400人超の来場者を迎え、会場内は大賑わいでした。

【開催当日の模様】
本の街・神保町最大の祭典「神田古本まつり」最終日でもあった11月4日(日)、ベルサール神保町アネックスにて、情報系同人誌即売会「おもしろ同人誌バザール6」が開催されました。

曇り空のなか、100人以上(※実行委員会計測)の開場待ちが出るなど、11時の開場から会場内は熱気ムンムン。場内では、130超の出展者(個人・サークル・企業)が、おのおのの自作本やグッズを持ち寄って販売。ふだんから同人誌に親しんでいるファン層はもちろん、子連れやベビーカーを押したファミリー層を含む「同人誌を見るのもはじめて」という来場者も多数来場。「こんな世界があるのか」と驚かれる方も続出していました。中には、財布の中身を使い果たし、ATMに走ってから再来場する方までいました。

途中、小雨がぱらつくあいにくの天候ではありましたが、来場者数が計測できる会場では本イベント史上最多の1,432人(※パンフレット配布数による実数計測。再入場含まず)の来場者を迎え、16時の終了まで来場者が途切れることはありませんでした。

【今後の予定】
2018年12月末には、有名同人誌即売会の開催日に合わせてJR大崎駅南改札前自由通路「夢さん橋」にて、スピンオフイベント「おもしろ同人誌バザール・プチ6@大崎コミックシェルター」を開催予定。JR駅改札から見える屋外スペースでの同人誌即売会という、一風変わったイベントです。

また、2019年春には「おもしろ同人誌バザール7」を予定(会場未定)。2019年秋には再び神保町にて「おもしろ同人誌バザール8」を開催予定です。

【おもしろ同人誌バザールとは】
2016年6月に第1回を開催して以降、年2回ペースで実施。「著者こだわりの自主制作本を、著者自ら販売」するイベントです。これまで池袋「ニコニコ本社」、有楽町「東京交通会館」、JR大崎駅改札前自由通路「夢さん橋」など、特徴ある会場で実施。神保町での開催は昨年秋「おもしろ同人誌バザール4」に続き2回目でした。

【情報系同人誌、インディーズ本とは】
同人誌とは、個人や「同行の士」が集まり、自らお金を出して作った本全般を指します。
最近では「コミケ(コミケット)」の認知度も高まり、アニメ・コミック・ゲーム系を中心とした同人誌の存在はよく知られています。

しかし、同人誌はアニメ・コミック・ゲーム系ばかりではありません。飲食、旅行、交通(鉄道・バス・飛行機等)、雑貨、文具、スポーツ、各種文化にライフスタイルなどなど、自分たちが「好きなもの・こと」にフォーカスし、徹底的に突き詰めた「同人誌」もたくさんあります。音楽や映画などのカルチャーにインディーズ市場があるように、同人誌の世界はいわば“出版業界のインディーズ”といえます。

情報系同人誌、インディーズ本、そしてその著者はテレビ・ラジオ等メディアに取り上げられることも多く、情報感度の高い方を中心に、人気を博しています。

当イベントでは、小説・コミック等の「ストーリー」中心ではなく、作者が伝えたい「情報」を中心にまとめたもの、商業誌でいうところの「ムック」的なものを、「情報系同人誌」と定義しています。

【開催概要】
開催日時:2018年11月4日(日)11時~16時
会場:ベルサール神保町アネックス イベントホール
出展者数:134(個人・サークル・企業)
来場者数:1,432人(パンフレット配布による計測・再入場含まず)

【公式サイト】
http://hanmoto1.wixsite.com/omojin

【公式Twitter】
@hanmoto_hitori