AIテスト自動化サービスの機能強化により、ゲーム開発などリアルタイム・アプリケーションの性能品質を飛躍的に向上 【ドリームニュース】
高速コンピュータビジョンで、iOSアプリケーションを2ミリ秒(220フレーム/秒)で検証
株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役社長:小林 常治/以下アドック)は、3月25日、国内初のAI駆動の探索的テスト* 自動化サービス「ADOC Testing Service(ATS)」のコンピュータビジョン(画像の収集・認識・処理)機能を強化し、iOS対応アプリケーションなどの高速処理が求められるテスト自動化プラットフォームの導入を積極的に推進します。
*探索的テスト:あらかじめテストケースを作成せずにテストを実行する手法で、テスト準備段階の工数削減や想定外の不具合を検知できる。
今回の機能強化では、ATSプラットフォームにおいて視覚情報を認識し、ミリ秒単位の精度で変化に対応することで、高度な実体験のシミュレーションとテストを実行。これにより、ゲーム開発環境をはじめに、自律走行車、金融取引プラットフォーム、医療システムの開発など、リアルタイム性が必要とされるアプリケーションの性能品質が大幅に向上します。
ATSは、iOSアプリケーションの検証と評価に高速コンピュータビジョンを統合した、唯一のAIによるテスト自動化ソリューションを提供します。 この機能は、今後その他のオペレーティングシステムにも展開される予定です。
ゲーム開発におけるADOC Testing Serviceの優位性
ATSの高速コンピュータビジョンにより、 需要の高いiOSのパフォーマンスを引き出し、モバイルデバイス上で遅延なく2ミリ秒(220フレーム/秒)で検証を実行できるようになりました。ゲームにおけるアプリケーションのパフォーマンスはユーザーが求める重要な要件であり、そのために開発チームは、完全なエンドツーエンドテスト環境で画像等を検証する必要があります。
ATSで自動化環境を構築することにより、テストエンジニアやQAエンジニアは、実際のさまざまなユーザー・エクスペリエンス(体験)をシミュレートして、リアルタイムでアプリと対話するスクリプトを作成できるようになります。さらに、ATSでは新たなシステムや自動化ツールなどを自ら導入する必要がないため、初期導入コストの抑制と迅速な適用が可能です。
■AI技術による探索的テストを用いた、異常系テストの高精度なバグ・ハンティング
■実環境でのセキュリティチェックを自動化し、チートを防止
■ミリ秒単位での画像認識処理を活用した、ユーザビリティテストの実行
■テスト自動化による、β版ソフトウェアの迅速なリリースと高品質なパッケージソフトリリース など
迅速かつリスクのない導入のために、効果検証サービスを提供
アドックは高速コンピュータビジョンによるテスト自動化の導入リスクを最小化し、迅速な適用を支援するために、「ATS効果検証サービス」を用意。検討しやすい費用と期間(最短1週間から)を設定し、先進の探索的テストやモデルベーステストによる自動化適用の可否や、ATS導入後の投資効果などを本導入前に綿密に検証します。
ATSおよび評価検証サービスの価格
価格:テスト対象・テスト仕様・環境・テスト項目・期間等についてヒアリングの上、個別対応。
AI駆動の探索的テスト自動化サービス『ADOC Testing Service(ATS)』について
本年1月にリリースされたATSは、マルチデバイス・ブラウザ・OSの開発環境において、統合的なテスト自動化プラットフォームの構築を支援。探索的テストとモデルベースのアプローチを組み合わせて実装・実行することで、テストケースの自動生成を含むテスト実行以外のプロセスまで、自動化の範囲を拡大します。
またATSはAI/ディープラーニング/予測分析技術を駆使し、高カバレッジのテスト実行と、ソフトウェアやシステムのバグを高精度で検出。ユーザーがシステムやツールを購入する必要がないため、初期投資の抑制と迅速な導入を可能にし、開発プロジェクトのQCDを飛躍的に向上します。
ATSの詳細は、「ADOC TESLAB(アドック・テスラボ)」 URL : https://www.adoc-teslab.com/
アドックインターナショナルについて
設立30周年を迎えた株式会社アドックインターナショナルは、主に大手携帯キャリアのネットワーク構築など国内外のインフラ構築・通信事業への技術支援を展開。近年はアジャイル、エクストリームプログラミングといった開発手法が変化するソフトウェア品質検証において、テスト自動化を中心に設計から実行まで一貫してカバーする、高度なテスティングサービスに取り組んでいます。
ホームページURL:https://www.adoc.co.jp/
※本リリース中の製品名およびロゴマーク等は一般に各社の商標または登録商標です。
配信元企業:株式会社アドックインターナショナル
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