マイノリティ当事者たちがエンターテイメントを作る! 多様な文化を体験する 【リアル対話ゲームII「囚われのキミは、」】今夏開催、 マイノリティーのキャストを大募集! 【ドリームニュース】
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区 代表・志村季世恵)が2022年夏に開催した【リアル対話ゲーム「地図を持たないワタシ」】は、好評につき期間延長、ご体験の申し込みがキャンセル待ちになるほどの盛り上がりの中で会期を終えました。これを受けて今夏、【リアル対話ゲームII 「囚われのキミは、」】を開催します。このため、様々な個性をもつキャストを幅広く募集、4月にオーディションを開催します。
リアル対話ゲームII 「囚われのキミは、」とは?
多様な個性をもつキャストとゲストが対話しながら、6つの部屋に用意されたマイノリティに関わるテーマのゲームを解いていきます。唯一のルールは、「囚われないこと」。先入観や固定観念といったものから「囚われない」状態になることがゴールです。毎回変わるキャストは全員何かしらのマイノリティ。ストーリーは一つですが、展開する台本は各キャストの様々な個性に合わせてアレンジされます。ありのままの魅力を引き出して対話をする体験は、ここでしか実現できないものとなります。どんな個性をもつキャストとの体験となるのかは、当日までのお楽しみです。
東京2020オリンピック・パラリンピックをはじめ、ショーや動画など「ステージの上」でマイノリティの姿に触れる機会は増えたでしょう。でも、その多様な個性をもつ人たちと実際に「対話」する機会はまだ少ないかもしれません。この【リアル対話ゲームII「囚われのキミは、」】 では、マイノリティなキャストたちと90分間をリアルに緒に過ごすことで、いろいろなことを感じることができます。マイノリティとは、目が見えない、耳が聞こえない、車椅子の人、低身長、義手や義足を使う人、体に障害がある人。また、目に見えないマイノリティとは、LGBTQ、マイノリティを持つ家族などです。
【開催スケジュール】
2023年 7月29日(土)~9月10日(日)
各回定員8名、事前予約制。体験時間は1回約90分。
日程によって開催時間が異なります。
【会場】
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
複合施設「アトレ竹芝」内 シアター棟1階(東京都港区海岸 1-10-45)
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
マイノリティのキャストを募集します!
今回、この公演のために、マイノリティのキャストと、人と人を繋ぐ手話通訳を含め約15名を募集します。新しいジャンルのエンターテイメントの雇用の幅を広げていきたいと考えています。ぜひ、ご応募ください。
オーディション開催について
期間:4月15日(土)・16日(日)
場所:東京都内(詳細は応募した方にお知らせします)
応募の詳細:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/news/rtg_cast_recruitment_2023/
プロデューサー大橋弘枝の想い
私は生まれつき耳が聞こえません。親の教育針により話を選び、社会になってから話をにつけました。子どものころから学校教育の中にある「前例がない」という壁を家族とともに闘いながら、「前例がない」を「前例のある」教育へ変えていきました。私の小学生時代から40年余りがたっても、日本におけるマイノリティの状況は、多少の理解は広がったけれど、「理解の心」はまだ追いついていない印象です。私たちの活動を通して、「前例のないエンターテイメント」を「前例のあるエンターテイメント」に変えてゆきたい、そして、マイノリティとマジョリティの境界線をグラデーションにして、自由な社会を指したいと考えています。
【リアル対話ゲームシリーズ 原作・総合プロデューサー 大橋弘枝】
音のない世界の住人・俳優・演出家・プロデューサー・小山評定ふるさと大使
1999年、俳優座劇場プロデュース「小さき神の作りし子ら」で日本初となるろうの主役・サラを演じて第七回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。その後、渡米して演劇やダンスの勉強をする。 帰国後、公演プロデュース兼劇団「サイン アート プロジェクト.アジアン」を創立。聞こえない人と聞こえる人と共に、ミュージカルから始まり、ストレートプレイ、朗読など幅広く手話を通して演劇活動を行った(2020年閉幕)。日本だけではなく、イギリスやバングラデシュと共演して舞台作りに関わる。2017年、ドイツ発祥の静寂の世界を楽しむソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」に関わり、新しい仕事へ取り組みながらマイノリティのエンターテイメントに注力。2022年、リアル対話ゲーム「地図を持たないワタシ」をプロデューサー担当。著書に「もう声なんかいらないと思った」(出窓社)、漫画原作「もう声なんかいらないと思った」(画・おおにし真/講談社)。
【ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」概要】
見えないからこそ、みえるもの。 聞こえないからこそ、聴こえるもの。 老いるからこそ、学べること。 目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」では、見た目や固定観念から解放された 対話 を。表情やボディーランゲージで楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」では、言語や文化の壁を超えた 対話を。 そして「ダイアログ・ウィズ・タイム」では、年齢や世代を超え、生き方について対話をします。世代、ハンディキャップ、文化、宗教、民族といった、世の中を分断しているたくさんのものを、出会いと対話によってつなぎ、 ダイバーシティを体感するミュージアム。 この場で生まれていく「対話」が展示物です。
住所:複合施設「アトレ竹芝」内 シアター棟1階(東京都港区海岸 1-10-45)
開館時間:11時~20時(※事前予約制)
WEB サイト:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
特別協賛:東日本旅客鉃道株式会社、清水建設株式会社 協賛:日鉄興和不動産株式会社、株式会社ベネッセホールディングス
特別協力:株式会社アトレ 協力:株式会社 J-WAVE、株式会社オープン・エー
後援:文部科学省、厚生労働省、東京都、佐賀県、港区、全日本ろうあ連盟
配信元企業:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
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