テクノロジー業界で働く女性の82%が「女性リーダーの増加で職場文化が改善する」と回答、アクロニスの最新調査 【ドリームニュース】

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 著者:ドリームニュース 

~ アクロニス「2025年版 Women in Tech」レポートがキャリア開発とリーダーシップ機会における男女間の意識差を浮き彫りに ~

※本リリースは10月22日にスイス、シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバーセキュリティとデータプロテクションのグローバルリーダーAcronisの日本法人であるアクロニス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎哲郎、以下アクロニス)は本日、「FOMO* at Work:テクノロジー業界における男女の機会格差( https://www.acronis.com/en/resource-center/resource/fomo-at-work-the-opportunity-gap-between-men-and-women-in-tech/ )」と題した2025年版 Women in Tech レポートを公開しました。本レポートは、テクノロジー業界におけるキャリア機会、職場の課題、昇進の障壁に対して、男女間で顕著な認識の相違点があることが明らかになりました。

*FOMO(Fear of Missing Out=取り残される恐怖)

今回の調査では、テクノロジー業界におけるキャリア機会の現状に関して、男女の認識に一貫した差が見られることが示されました。男性はこの業界をより平等だと感じている一方で、女性は偏見、ワークライフバランス、リーダーシップ機会の面で大きな障壁を感じていると回答しています。家庭における責任によってキャリア形成の機会を逃す不安や、周囲に遅れまいと長時間労働を強いられるプレッシャーなど、女性が今なお職場で直面している現実を浮き彫りにしています。

主な調査結果
● 機会均等:キャリア開発や成長の機会が男女で平等に与えられていると考えている女性は60%、男性は75%。
● ワークライフバランス:ワークライフバランスの課題が女性のキャリア形成に大きく影響していると考える女性は63%、男性は49% 。
● 勤務時間:昇進のために長時間働く必要があると考える女性は67%、男性は56%。
● 職場での偏見:偏見や固定観念が女性のサイバーセキュリティ分野への参入を阻む主な障壁だと考える女性は41%、男性は33%。
● リーダーシップの課題:偏見が女性のリーダー職への昇進を妨げる最大の障壁だと考える女性は41%、男性は36%。
● リーダーシップの機会:女性向けのリーダーシップ育成プログラムを重視している女性は70%、男性は56%。
● 職場の FOMO:家庭における責任によってキャリアの機会を逃すことを非常に懸念している女性は52%、男性は42%。

アクロニスのビジネスオペレーション担当 SVP 兼チーフオブスタッフ、アローナ・ゲックラー(Alona Geckler)は、次のように述べています。「今回の調査結果は、テクノロジー業界における、男女の働き方や体験の違いを明確に示しています。男女格差の解消には、善意だけでは不十分です。組織はこうした格差を直視し、リーダーシップの機会を拡大するプログラムを構築し、偏見と正面から向き合い、ワークライフバランスが女性のキャリアを妨げない職場環境を整える必要があります。」

さらに今回の調査分析は、行動喚起の重要性を裏付けています。一定の進展が見られるものの、不平等は依然として職場文化の根底に残っており、特にテクノロジー業界で顕著です。女性はリーダーシップ開発や支援活動など、焦点を絞った取り組みの必要性を認識しているのに対し、男性は構造的な障壁の深刻さを過小評価する傾向があります。こうした視点の差は、組織の課題を浮き彫りにするだけでなく、格差を解消し、インクルーシブな環境を整え、多様な人材の力を引き出す職場を作るための明確な機会を企業に示しています。

Seagate Technology社エッジストレージおよびサービス担当シニアバイスプレジデントのMelyssa Banda氏は、次のように述べています。「本レポートは、企業がテクノロジー業界で働く女性の声に、より耳を傾ける必要があることを示しています。女性のロールモデルを可視化し、偏見に正面から取り組み、インクルーシブな文化を醸成することで、業界全体の発展にもつながります。今こそ、これらの知見を行動に変え、革新を促進し、すべての人が力を発揮できる職場を築くべきです。」

「FOMO at Work:テクノロジー業界における男女の機会格差」レポートは、米国、英国、スイス、ドイツ、スペイン、イタリア、シンガポール、日本の8カ国で働く650名超のITプロフェッショナルを対象に実施したグローバル調査の結果に基づいています。世界のテクノロジー業界において、女性の割合は29%にとどまっており、実際の業界構成比を反映する形で調査設計されています。

この2025年版レポートは、アクロニスが2024年に公開したWomen in Tech レポート「The New FOMO: Females Fear Missing Opportunities in IT( https://www.acronis.com/en/pr/2024/acronis-external-survey-of-women-in-the-it-workforce-finds-71-of-females-work-longer-hours-to-advance-their-careers/ )」を基に作成しており、テクノロジー業界で働く女性が感じる FOMO(取り残されることへの不安)を初めて調査した内容を発展させたものです。本年は調査範囲を拡大し、男女双方を対象に対象国を増やし、回答者数を倍増させ、より現実に即したグローバルなインサイトを提供しています。

報告書の全文(英語)はこちらをご覧ください:
https://www.acronis.com/en/resource-center/resource/fomo-at-work-the-opportunity-gap-between-men-and-women-in-tech/

本レポートの詳細および調査結果については、以下のアクロニスのブログ(英語)をご覧ください: https://www.acronis.com/en/blog/posts/the-gender-perception-gap-survey-shows-how-men-and-women-see-womens-tech-careers-differently/

アクロニスについて
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、アクロニス製品は150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。詳細は、 http://www.acronis.com/ をご参照ください。

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