【異形のトーナメント覇者】サイヤ人 ジョナス・サルシチャ、世界の頂点に立つ 【ドリームニュース】

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 著者:ドリームニュース 

「サイヤ人」が放った死角からの超打撃。K-1王座はコミカルな長身戦士の手に
立ち技格闘技イベント『K-1 WORLD MAX 2025』
2025年11月15日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館

<聖闘士星矢のテーマ曲「ペガサスファンタジー」で入場するジョナス>
超規格外の異色チャンピオン誕生
ビッグイベント『K-1 WORLD MAX 2025』、その「-70kg世界最強決定トーナメント」は、ジョナス・サルシチャ(31=ブラジル)の初優勝という衝撃的な結末を迎えた。
「サイヤ人になると10倍強くなる」と豪語し、煽りVTRではカメハメ波のポーズまで披露するほどの日本贔屓。入場曲『ペガサスファンタジー』に乗せて登場したジョナスは、その長身かつ屈強な風貌とは裏腹に、観客にどこかコミカルな印象を与えた。しかし、リング上で彼が見せたのは、観客の印象を根底から覆す「規格外の強さ」だった。

<ジョナスの変則的な打撃が炸裂>
決勝戦 疲弊した挑戦者と非情な長距離砲
準々決勝でオウヤン・フェン(中国)を、準決勝でジョナサン・アイウル(サモア)を下し、決勝に駒を進めたサルシチャ。対するは、同じくアラッサン・カマラ、ヘラクレス・ワンコンオームを退け、激闘の末に勝ち上がってきたダリル・フェルドンク(オランダ)だ。
準決勝までの消耗の色が見えるフェルドンクに対し、ジョナスは長いリーチを最大限に活用して試合を完全にコントロール。ボディへの前蹴り、そして鋭いパンチを的確に叩き込み、1Rで2度のダウンを奪い、完膚なきまでのKO勝利を手にした。

<カメラに向かってカメハメ波のポーズをするジョナス>
「異様」と評された超攻撃スタイル
彼の試合運びは、ある種「異様」と表現する他なかった。規格外の長身から放たれるパンチは、対戦者にとって文字通り死角から飛来する。準決勝、決勝と、意識の外から不意に打撃を喰らう形となった対戦相手は、いずれも瞬殺に近い形でリングに沈んでいった。

ジョナスの強さは、単なるフィジカルやリーチの長さではない。コミカルな外見とは裏腹に、その特異な体躯を最大限に生かし、相手の視界と意識の外から正確に打撃を撃つ、ある意味、計算し尽くされた異形の戦闘術にこそある。
試合後、本誌記者(樽谷氏)のインタビューで万歳三唱に快く応じるなど、その格別な日本贔屓は周囲の人間を試合の緊張から解き放つほど強烈な光を放っていた。ジョナス・サルシチャ。彼の登場は、K-1 -70kg戦線に大きな変革をもたらすに違いない。

欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員No.JP465 N J269写真家
日本外国特派員協会メンバー
会員No.TA1321
(社)モナコウィークインターナショナル
取材 国際ジャーナリスト
樽谷大助
d.tarutani0120@gmail.com
取材アシスタントKANAME YAGIHASHI
<樽谷氏と一緒に万歳三唱をするジョナス>

配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナル
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