日本作曲界の至宝、伊福部昭と貴志康一の大作が奇跡の録音で甦る! 藤岡幸夫指揮・東京シティ・フィルの圧倒的演奏で脚光を浴びた伊福部昭「交響頌偈『釋迦』」&貴志康一「交響曲『仏陀』」が待望のライヴCD化! 【ドリームニュース】

 ニュース 
  公開日時 
 著者:ドリームニュース 

スリーシェルズは、藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィルのCDとして「伊福部昭『釈迦』&貴志康一『仏陀』」を2025年12月14日に発売することを、11月28日に発表しました。

CDは、Amazon https://amzn.asia/d/hJsI7vI
タワーレコード https://tower.jp/article/feature_item/2025/11/26/1110
スリーシェルズ https://3scdjrl.shopselect.net/items/125996606

で販売・予約受け付けです。

日本作曲界の至宝、伊福部昭と貴志康一の大作が奇跡のライヴ録音で甦る!
藤岡幸夫指揮・東京シティ・フィルの圧倒的演奏で脚光を浴びた
伊福部昭「交響頌偈『釋迦』」&貴志康一「交響曲『仏陀』」が待望のライヴCD化!

スリーシェルズは、日本近代音楽史に燦然と輝く大作を、藤岡幸夫指揮・東京シティ・フィルの迫真のライヴ録音でCD化いたします。

日本を代表する作曲家・伊福部昭(1914-2006)が、自身のバレエ音楽・映画音楽を基に再構成・再作曲した壮大な合唱付きオーケストラ作品「交響頌偈『釋迦』」。
伊福部ならではの原始的・呪術的なリズムと荘厳な祈りの響きが、釈迦の生涯を鮮烈に描き出します。

夭折した天才・貴志康一(1909-1937)がベルリン・フィルで初演するために完成させた「交響曲『仏陀』」(1934)。
マーラー、ブルックナー、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなどロマン派後期の豊饒な管弦楽法で、仏陀の苦悩、愛、地獄、涅槃を42分の重厚な交響曲として表現しています。

これら二曲は、日本作曲界の金字塔として近年再評価が進む傑作です。
藤岡幸夫(東京シティ・フィル首席客演指揮者)が長年温めてきたプログラムの目玉として、2025年2月14日 東京オペラシティコンサートホールと同年2月20日すみだトリフォニ-ホールで魂が震えるような名演を残しました。
あの日の熱気と感動をそのまま封じ込めた高音質ライヴ録音が、ついにCDとして完成しました。
日本の作曲家の源流・深淵に触れる、必聴の1枚。
クラシックファン、伊福部ファン、貴志康一再発見を待つすべての方へ。

【演奏】
指揮:藤岡幸夫
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
コンサートマスター:戸澤哲夫
合唱:東京シティ・フィル・コーア(『釋迦』のみ)
合唱指揮:藤丸崇浩 (『釋迦』のみ)

【収録曲/収録時間・約80分】
伊福部昭:交響頌偈『釋迦』(約38分)
貴志康一:交響曲『仏陀』(約42分)

【仕様】

・CDタイトル 藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィル/伊福部昭「釋迦」貴志康一「仏陀」
・品番:3SCD-0078
・価格:3,056円(税込)
・発売日:2025年12月14日(予約受付中)
・収録:2025年2月14日 東京オペラシティコンサートホール(釋迦)、2025年2月20日すみだトリフォニ-ホール(仏陀)
・録音・編集:上埜嘉雄
・発売元:スリーシェルズ
・キャッチコピー「日本作曲界の至宝が奇跡のライヴ録音で甦る!」
・バーコード:4560224350788
・協力:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ジャパン・アーツ、日本演奏連盟、東宝ミュージック、甲南学園貴志康一記念室
・表紙絵:「十三仏図」 慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)より
・デザイン:瀧沼亮

曲目詳細
01-03.伊福部昭(1914-2006) 交響頌偈「釋迦」[1988-1989]
Iカピラバスツの悉達多(シッタルダ)
II.ブダガヤの降魔(ごうま)
III.頌偈(じゅげ)
04-07.貴志康一(1909-1937) 交響曲「仏陀」[1934]
第1楽章 Molto sostenuto - Allegro〈仏陀〉
第2楽章 Andante〈マヤ夫人〉
第3楽章 Vivace(scherzo)〈地獄〉
第4楽章 Adagio〈涅槃〉

※タイトル表記は、伊福部昭の自筆スコアに従い『釋迦』と致しました
※交響曲「仏陀」の楽章タイトルは、貴志によるドイツ語解説の引用です■伊福部昭プロフィール
北海道釧路で、1914年5月31日に生まれた。少年時代を過ごした音更でアイヌの文化に触れ、強い影響を受けた。札幌二中(現・札幌西高)を卒業後は北海道帝国大学林学実科に入学。在学中に早坂文雄、三浦淳史、長兄の宗夫、次兄の勲らと「新音楽連盟」を結成し、「国際現代音楽祭」を開催して最先端の現代音楽を取り上げた。大学卒業後は林務管として厚岸の森林事務所に勤務。1935年、自身初の管弦楽曲である《日本狂詩曲》でパリのチェレプニン賞を受賞し、その3年後には《ピアノ組曲》がベネチア国際現代音楽祭に入選。1943年に《交響譚詩》でビクター管絃楽懸賞一位入賞し、翌年にレコード盤で文部大臣賞受賞。レコードによって広く作品が知られるようになった。戦後は東京音楽学校(現・東京藝術大学)作曲科講師に就任し、芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄、三木稔、松村禎三、池野成、石井眞木、和田薫らの多くの作曲家を育てる。また、1974年には東京音楽大学教授、1976年から学長も務めた。純音楽のみならず数多くの映画音楽の作曲でもよく知られる。代表曲に《日本狂詩曲》《土俗的三連図》、《交響譚詩》、《シンフォニア・タプカーラ》、《ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ》、《バレエ音楽「サロメ」》、《郢曲「鬢多々良」》、《交響頌偈「釈迦」》、《日本組曲》等がある。著書に『管絃楽法』、『音楽入門』。紫綬褒章受章、勲三等瑞宝章受賞、文化功労者。2006年2月8日逝去。

■貴志康一プロフィール
1909年3月31日、大阪府吹田市で二男六女の長男として生まれた。父・彌右衛門は東京帝国大学で美学を修めた教養人であり、母はヴァイオリンや箏を嗜んだ。小学校6年(12)歳で父に連れられて聴いたミッシャ・エルマンのヴァイオリン演奏に魅せられ、ウェックスラー、ラスカに師事。1925年大阪で初のリサイタルを開催。1927年ジュネーヴ音楽院留学。1928年、ベルリン高等音楽院でカール・フレッシュに師事。ヒンデミット、フルトヴェングラーと交流。西洋音楽の模倣をやめて、日本的な創造を目指して、作曲・指揮へ転身。1934年ベルリン・フィル指揮で自作《日本スケッチ》《仏陀》初演。映画製作などを行った。1935年帰国。翌年、日本初の暗譜指揮でベートーヴェン「第九」を演奏。ケンプと共演など華々しい活躍の矢先、1936年盲腸炎をこじらせて腹膜炎を併発。1937年11月17日28歳で夭逝。没後、1949年湯川秀樹ノーベル賞晩餐会でヴァイオリン曲《竹取物語》が演奏されたことで注目を浴びた。

■藤岡幸夫プロフィール
日本指揮者界の重鎮であった渡邉曉雄最後の愛弟子、サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務める。
英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。1992年最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られるサー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞を、日本人にもかかわらず特例で受賞。1993年BBCフィルの定期演奏会がタイムズ紙などで高く評価され、翌1994年副指揮者に就任。同年ロンドン夏の風物詩《プロムス》にBBCフィルを指揮してデビュー、大成功を収める。以降ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、アイルランド国立交響楽団等多くの海外オーケストラに客演。2006年スペイン国立オヴィエド歌劇場ブリテン「ねじの回転」がその年の同劇場新演出オペラ年間ベスト・パフォーマンスに選ばれると、2009年にはR.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」で再び脚光を浴び、2024年11月のフォーレ没後100年の命日には、パリのマドレーヌ寺院でレクイエムを指揮する栄誉を担った。
マンチェスター室内管弦楽団首席指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団指揮者を経て、現在関西フィルハ
ーモニー管弦楽団総監督・首席指揮者と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者を務める。毎年
40公演以上を共演し2026年が27年目のシーズンとなる関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得
、2025年4月からは総監督としても楽団を牽引する。また2019年4月の就任直後から展開している東京シティ・フ
ィルとの特徴ある活動は毎回大きな注目を集めている。
英シャンドスからBBCフィルとのCDを8枚、ALM RECORDSから関西フィルとのシベリウス交響曲全集をリ
リース。著作 『音楽はお好きですか?』『続・音楽はお好きですか?』『続続・音楽はお好きですか?』を敬
文舎より刊行。
テレビ東京系全国ネット「東急ジルベスター・コンサート」に2回、NHK大河ドラマ「平清盛」の劇中音楽の指揮、「題名のない音楽会」をはじめとするテレビ・ラジオへの出演など、活躍の場は枚挙にいとまがないが、なかでも番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜朝8:30・BSテレ東公式YouTubeでアーカイブ配信中)は2025年10月で12年目、放送600回に迫る人気番組。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。2026年4月、中部フィルハーモニー交響楽団芸術顧問(アーティスティック・アドヴァイザー)に就任する。公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/ (2025年11月現在 )

■東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1975年4月、自主運営のオーケストラとして指揮者・堤俊作を中心に若く才能ある演奏家たちによって設立。同年ベオグラード音楽祭開幕演奏会を含むヨーロッパ公演、香港・マカオ公演を成功させ、プロ・オーケストラとしての軌道を築く。
年間100回を超える公演は、定期演奏会および特別演奏会だけでなく、オペラ、バレエ公演やポップスコンサート、映画音楽、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』を通じてその新鮮な魅力溢れる演奏を披露し、日本全国で好評を博している。
1997年9月、ドイツ音楽、特にワーグナー指揮者として名高い飯守泰次郎が常任指揮者に就任。2000年9月から4年がかりで展開した「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラ『ニーベルングの指環』」全4部作上演(高島勲演出・構成)では、飯守&東京シティ・フィルの創り出す高水準のワーグナー音楽が各方面から大きな反響を巻き起こすと共に、常に高い評価を得ることに成功。続く『ローエングリン』、『パルジファル』、『トリスタンとイゾルデ』でも高水準の音楽と舞台が評価され、2005年、『ローエングリン』で三菱信託音楽賞奨励賞を受賞した。
2002年4月にはフランス音楽に造詣の深いパリ在住の指揮者・矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。フランス音楽の世界を幅広く系統立てて網羅した「フランス音楽の彩と翳」と題する画期的なシリーズにより、日本の楽壇に広める役割を果たした。
また地域コミュニティでの活動も積極的に展開。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点としてティアラこうとう定期演奏会をはじめとする各種コンサートや公開リハーサル、楽器の公開レッスン、音楽鑑賞教室、区内小学校へのアウトリーチ活動など、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。
2012年4月、宮本文昭が初代音楽監督に就任。シーズン毎に「完全燃焼」「飛翔」「発!」のテーマを掲げ、オーケストラに新風を吹き込んだ。
2015年4月、楽団創立40周年を迎え、第4代常任指揮者に高関健が就任。第300回定期演奏会でのベルリオーズ「ファウストの劫罰」、第50回ティアラこうとう定期演奏会でのオペラ「夕鶴」(演奏会形式)など、オペラ作品も積極的に取り上げ、いずれも好評を博した。
2019年3月にはウラジオストクとサンクトぺテルブルクにおいて團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を演奏し、日本のオペラ作品の魅力を海外に発信した。同年4月より藤岡幸夫が首席客演指揮者に就任。
2021年5月には桂冠名誉指揮者飯守泰次郎の傘寿記念として「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会(演奏会形式)を開催。コロナ禍での開催ながら、海外から世界最高峰のワーグナー歌手陣を招き大成功を収め、2022年8月に第30回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。
2025年4月に楽団創立50周年を迎え、さらなる活躍が最も期待されているオーケストラである。

■東京シティ・フィル・コーア
2001年1月、当時常任指揮者であった飯守泰次郎の発意により東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の専属合唱団として旗揚げされた。指揮者・オーケストラと音楽的に密接な関係を保つことで、アマチュアながらもクオリティの高い音楽を聴衆に届けるべく活動を行っている。団員は会社員や学生など多様な層で構成され、藤丸崇浩による指揮のもと目標に向かって一丸となって取り組み、活動を展開している。旗揚げとなった2001年7月東京シティ・フィル第152回定期演奏会ブラームス「ドイツ・レクイエム」(飯守泰次郎指揮)では、抑制された中にも色彩感あふれる演奏でブラームスの精神を余すことなく表現し、デビュー公演にして各方面から絶賛され、広く注目を集めた。

以後これまでにハイドン/「天地創造」、モーツァルト/「レクイエム」、ベートーヴェン/「ミサ・ソレムニス」、交響曲第9番「合唱付き」、メンデルスゾーン/「真夏の夜の夢」、「交響曲第2番《賛歌》」、「エリヤ」、「聖パウロ」、ブラームス/「ドイツ・レクイエム」、「運命の歌」、ドヴォルザーク/「スターバト・マーテル」、チャイコフスキー/祝典序曲「1812年」(合唱付き版)、ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」より『糸紡ぎの歌』『水夫の歌』、歌劇「タンホイザー」より『巡礼の合唱』、大行進曲『歌の殿堂をたたえよう』、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より『目覚めよ、朝は近づいた~終曲』、歌劇「ローエングリーン」より『婚礼の合唱』、ヴェルディ/「レクイエム」、フォーレ/「レクイエム」、マーラー/交響曲第2番「復活」、ドビュッシー/ノクチュルヌ(夜想曲)、ラヴェル/「ダフニスとクロエ」、ホルスト/組曲「惑星」(マシューズ/「冥王星」)、シベリウス/「フィンランディア」、オネゲル/「クリスマス・カンタータ」、プーランク/「グローリア」、歌劇「カルメル派修道女の対話[演奏会形式]」(2013年度文化庁芸術祭参加作品)、オルフ/「カルミーナ・ブラーナ」、佐藤眞/オーケストラと混声合唱のためカンタータ「土の歌」など数々のオーケストラ作品に出演し、曲想をつかみ、かつ指揮者の意図をよく表現した演奏で高い評価を得てきた。
また近年はアマチュア・オーケストラの定期演奏会へも出演を重ね、こちらでも高い評価を得ている。 今後も東京シティ・フィル主催公演を中心に多くの出演が予定され、ますますの飛躍と発展に音楽のファンの大きな期待が寄せられている。

■藤丸崇浩 合唱指揮
日本大学法学部卒業後、東京藝術大学声楽科(テノール専攻)に進む。在学中より相良文明氏(前東京シティ・フィル・コーア合唱指揮者)の下で合唱指導者としての地歩を固める。卒業後は東京混声合唱団においてテノールパートを担当し、現代作品へ意欲的に取り組んだ。2006年1月、東京シティ・フィル・コーアの合唱指揮者に就任。飯守泰次郎、矢
崎彦太郎、G.ボッセ、宮本文昭、高関健、藤岡幸夫、沼尻竜典、阪哲朗、三ツ橋敬子、園田隆一郎諸氏指揮の東京シティ・フィル公演において合唱指揮を務め、また小泉ひろし、田部井剛、海老原光、山田和樹、角田鋼亮諸氏指揮のオーケストラ公演においても合唱指揮を務める。現在、指揮者、ボイストレーナーとして多数の合唱団を指導している。声楽
を君島広昭、山口悠紀子、山口俊彦、直野資、B.ダル=モンテの諸氏に師事。
■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。

株式会社スリーシェルズ
〒110-0015 東京都台東区東上野1丁目14-5 ユーエムビル 8階
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西

配信元企業:株式会社スリーシェルズ
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ

SQOOLのYouTubeチャンネル