【レポート】eスポーツ三昧の闘会議2019・JAEPO・国際チャレンジカップは見どころ十分!観戦して遊んでグッズも手に入るおすすめのイベント
著者:岡安 学
1月26・27日に幕張メッセにて「闘会議2019」が開催されました。闘会議はゲームファンとゲーム大会の祭典と銘打たれており、さまざまなゲームをオフラインで遊んでしまおうというイベントです。
eスポーツ大会を始め、アーケードゲーム、アナログゲーム、リアル謎解きゲーム、ゲームのセンター試験、ゲーム実況など、さまざまなブースを楽しむことができます。
この闘会議と合同開催という形式で「ジャパン アミューズメント エキスポ 2019(JAEPO)」がホール2/3で、更にJeSUが開催する国際チャレンジカップがホール4で同時開催されていました。
昨今のeスポーツブームの影響もあり、この様にさまざまなブースでeスポーツ大会が開かれており、全てを観るのは難しいほど充実していました。特に今年で第4回を数えるスプラトゥーン甲子園は2日間終日行われており、これを観るだけでも十分な内容でした。他にも昨年プロチームの認定が行われた『モンスターストライク』のXFLAG BATTLE STADIUMでは、初のジュニアグランプリが開催されました。通常のモンストグランプリは18歳未満に参加資格がないので、中高生にとっては嬉しい大会となりました。さらに『#コンパス』や『コール オブ デューティ』などの大会もあり、まさにeスポーツが目白押しとなりました。
JeSUが開催する国際チャレンジカップでは、『オーバーウォッチ』『ウイニングイレブン 2019』『鉄拳7』『ストリートファイターVアーケードエディション』の4タイトルで日本選抜チームとアジア選抜チームの対戦会が行われました。
海外勢の強豪と、日本の選ばれしトッププレイヤーの対戦が目の当たりにできる良い機会になったのではないでしょうか。
国際チャレンジカップが行われているホール4では、auブースステージも用意されており、こちらではプロゲーマーと対戦できるイベントや、国際チャレンジカップの大会の振り返りなどが行われました。
26日に開催された「俺たちのザンギエフ祭り」では、プロゲーマーの板橋ザンギエフ選手と、テレビ東京で放送中のeスポーツ番組「有吉ぃぃeeeee!」からアンガールズ田中氏が登壇していました。田中氏は番組でザンギエフを使うことを指定されたことによりザンギエフ使いとして活動することになりましたが、毎日の特訓によりなかなかの腕前になっています。来場者が参加できるザンギエフの同キャラ対戦縛りでの対戦会でも挑戦者の多くを退け、ザンギエフ愛を示すことができていたようです。
一括りにeスポーツと言っても、タイトルが違ってしまうと参加者や観客も観たことがないというのも珍しくありません。そういう意味では、多岐に渡ったジャンルのゲーム大が揃った闘会議2019と国際チャレンジカップの同時開催は、成功と言えるでしょう。
ただ、大会が重なり過ぎて、どちらかを観るとどちらかが観られなくなるという弊害がどうしても出てしまいます。そこは例えば音楽フェスでも同じこと。ファンとしては、スケジュールを立てる楽しみが増えたと前向きに考えたいところです。
闘会議2019でもっとも人気が高かったエリアのひとつに、物販ブースがありました。
朝一から長蛇の列となり、午後になる前に売り切れる商品が出てしまうほどでした。特に『スプラトゥーン』関係のグッズの人気は相当なものでした。音楽を始め、今やグッズの売り上げはイベントの売り上げの多くを占めると言われているだけあり、ゲームイベントでもそれは変わらないということを再確認しました。
ただグッズはゲームタイトルのものが中心でした。今後はeスポーツ選手やeスポーツチームのグッズの販売も行って貰えれば、ファンの拡大にも繋がり、チーム運営費や選手の収入増にも繋がルノではないかと思います。次回はそのあたりも検討して欲しいところです。
ある意味最も充実していたと言えるのが、飲食エリアでした。フードコートには『モンスト』や『#コンパス』コラボメニューがあったり、ガチャによりトッピングの内容が変化する「ガチャうどん」などを用意。さらに肉の万世やココロ焦ガレや牛タンのせんだい、将泰庵、キッチンDIVEの出店もありました。
特にキッチンDIVEは、1kgおにぎりや1kgカツ丼、500円の日替わり弁当など、イベント飯ではなかなかない量と安さで攻めていました。
JAEPOの方も見て回ったんですが、こちらも結構な人の入りでした。
ライブやゲーム大会などイベントもあり、中々の盛り上がりでした。プライズゲームで大きなぬいぐるみをゲットした人もそこかしこに見かけましたので、遊べてお土産まで貰えるなんて最高かよ!って感じです。
とにかく、ゲーム好きであれば、何かしら引っかかる物はあるので、1日中居てもずっと楽しめるイベントであることは間違いないですね。eスポーツが気になるけど、観る機会がないって人は、是非、来年訪れてみてください。