【東京ゲームショウ2017レポート】今年の特長はeスポーツ!アメリカ発のcoolなゲーミングPCメーカー「Razer」のブースを紹介!
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
今年の東京ゲームショウが去年と大きく異なった点は、eスポーツ関連の出展が目立ったこと。eスポーツの大ステージが2つ設置された他にも、会場にはeスポーツ関連のブースが多く目につきました。
eスポーツとは、ゲームを使って対戦し勝敗を競う競技のことで、PC、コンシューマゲーム機、スマホなど、様々なプラットフォームのゲームがeスポーツタイトルに採用されています。
その中でもeスポーツの主流派やはりPCで、eスポーツの知名度拡大に伴って、ゲーミングPCも様々に進化を遂げています。
この記事ではゲーミングPC、ゲーミングマウスなどを販売するアメリカ発のeスポーツ関連メーカー、Razerのブースをご紹介します。
最も売れたマウス「DEATHADDER ELITE」
Razerは1998年に設立され、1999年にゲーミングマウスを発売したところからスタート。ゲーミングマウスはRazerの根幹ともいえます。
上の写真は最新の「DEATHADDER ELITE」というゲーミングマウス。
日本国内で今年1月から6月の上半期で、5千円以上のマウスとしては最も売れたマウスなんだそうです。
このマウスはLEDによって緑や赤に色が変化する仕組みがありますが、この仕組みを使ってゲーム内のシグナルによって色を変えるギミックを実装。これはゲームメーカーさんとコラボすることで実現したそう。
例えばキャラクターによってマウスの色が変わるなど、プレイを盛り上げてくれそうです。
Razer DeathAdder Elite エルゴノミック ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02010100-R3A1
GTX1080搭載のゲーミングノートPC「Razer Blade PRO」
こちらは現在人気のゲーミングノートPC。
少し前まではeスポーツといえば拡張性の高いデスクトップPCのイメージでしたが、最近はノートタイプのゲーミングPCも人気だとか。
この「Razer Blade PRO」はグラフィックボードにGTX1080を搭載し、マシンパワーもかなりのもの。
CPU周辺配線の微細化などによ省電力化が進み、発熱が抑えられバッテリーへの負荷が減ったことにより、ハイパワーを実現。
またキーの沈み込みを感じやすいメカニカルキーボードや、本来は映画館の為に開発されたTHX社の映像技術を搭載するなど、ノートパソコンとは思えない本格的なつくりに仕上がっています。
SSD搭載の最高モデルは価格が約50万円と高価ながらも人気を博しているとのことです。
Razer Blade Stealth 12.5" 4K Touchscreen Ultrabook (6th Generation Intel Core i7, 8GB RAM, 512 GB SSD, Windows 10) [並行輸入品]
eスポーツの拡大によって生まれる関連産業にも期待!
eスポーツの認知が拡大するにつれ、様々な関連産業が生まれつつあります。
周辺機器やグッズでは、eスポーツ用の椅子や、プロ選手モデルのアケコン(アーケードコントローラー)、バッグ、グローブなどが製品化されています。その他にもtwitchのような動画配信プラットフォーム、そのプラットフォームで配信を行うゲーム実況、eスポーツ大会の運営事業やそこに出演するゲームの知識を持ったタレントやアナウンサー、プロスポーツチームのマネジメント事務所、選手のコーチ業などなど多彩な関連事業が出てきています。
その中でもゲーミングPCは産業として最も直接的にeスポーツに関連していると言っても良いでしょう。
RazerのゲーミングマウスやゲーミングノートPCは非常に品質が高くデザイン性にも優れており、ゲームファンの所有欲を刺激されるものばかり。このような優れた関連産業がeスポーツをさらに盛り上げつつあります。
eスポーツがcoolでカッコイイ、そういわれる未来が日本でもすぐそこまで来てるのかもしれませんね。