【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

 イベント取材 
  公開日時 

著者:Taku

9月23日、東京ゲームショウ2018で「ストリートファイターV CPTジャパンプレミア」の決勝大会が開催されました。この記事では、決勝大会の様子やその背景を、筆者の感想と共にお届けします。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

決勝大会は計723名の熾烈な予選を勝ち抜いた8人が出場、優勝賞金500万円をかけてトーナメント形式で実施されました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

東京ゲームショウに合わせて日本で開催された『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』には、世界中から多くのファンが訪れました。決勝トーナメントはいずれも見ごたえのある試合でしたが、その中から特にポイントとなった試合をいくつかご紹介しましょう。

名勝負が繰り広げられた決勝トーナメント!

ネモ vs NuckleDu

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”まずご紹介するのはネモ選手対NuckleDu選手の試合。ネモ選手は昨年の東京ゲームショウで行われた招待制大会で優勝しており、今年は連覇をかけての出場となりました。

さらにネモ選手には、年末に行われる「Capcom Cup 2018」に出場するために、この大会で高順位を獲得しポイントを稼ぎたいという事情もあり、優勝争いと共にネモ選手の順位も見どころの1つとなっていました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

この試合はネモ選手がNuckleDu選手を圧倒し、3-0でストレート勝ち、次の試合へと駒を勧めました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

会場にはネモ選手の熱狂的な女性ファンが何人かおられ、ネモ選手が勝利すると黄色い歓声が上がっていました。

ネモ vs ふ~ど

続いてご紹介するのは、この試合に勝利をした方が決勝戦に進出することになる、ネモ選手とふ~ど選手の対戦。

なるべく上位を獲得したいネモ選手に対して、ふ~ど選手は先月のEVOでは3位を獲得、更には今年は海外大会で優勝するなど素晴らしい実績を残しており今年の総合ポイントは十分。

共に実力者同士ながら「Capcom Cup 2018」に向けての立場が大きく異なる二人の対戦となりました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

試合はふ~ど選手が3-0で勝利。ネモ選手にはミスらしいミスがなかったにも関わらず、ふ~ど選手が常に立ち回りで圧倒。ネモ選手のやりたい事をさせず、決勝戦に向けて勢いを得た勝利となりました。

敗戦となったネモ選手ですが、その後の試合の結果3位を獲得、年末の「Capcom Cup 2018」出場に向けて大きく前進しました。

ときど vs trashbox

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

trashbox選手は、ネット対戦ポイント世界1位で知られる日本の若手プレイヤー。スポンサーはまだついていないものの、今回トップ8に残ったことで新たにプロライセンスが発行されました。

プロライセンスを獲得したtrashbox選手最初の試合は、日本のプロゲーマーの中でもトップクラスの実力を持つ、ときど選手との対戦になりました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

結果はときど選手が実力を見せつけ3‐1で勝利。trashbox選手のプロ初試合は悔しい敗北となってしまいましたが、この大舞台でときど選手を相手に1本取った事は、必ず今後の糧になるはずです。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

今回の大きな大会でTOP8に残ったことで、オフラインの大会でもしっかり結果が出せる選手として認知されたことでしょう。スポンサー獲得やこれからの活躍が期待されます。

oilking vsときど

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

oilking選手対ときど選手の試合は波乱続きの展開となりました。一進一退の攻防が続く中、oilking選手が怒涛の攻めを展開。ときど選手が豪鬼の必殺技「瞬獄殺」で逆転を狙うシーンでは、oilking選手がそれを予知して回避するなど勝負強さを見せます。

最大の山場は、oilking選手が勝利まであと1勝となった試合。ときど選手は相手の必殺技をガードするだけでも負けとなる絶体絶命のピンチに追い込まれます。oilking選手が必殺技を使用し、誰もがときど選手の敗北を確信した瞬間、なんとときど選手が「阿修羅閃空」という普段滅多に使わない技で相手の必殺技を回避。そのまま劇的な逆転を果たしました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

※画像はOPENREC.tv配信動画より

oilking選手の勝ちがほぼ確定している不利な状況の中、瞬時に相手の行動を見極め勝ちへと繋げたたときど選手の凄さが垣間見えたといえます。
この瞬間は会場全体が歓声と拍手で埋め尽くされ、今大会で最も沸いた試合となりました。

本命同士の対決となった決勝戦!

決勝戦は激戦を勝ち抜いた、ふ~ど選手とときど選手の対決。

今年のプロツアーではトップクラスの成績を上げている両選手。日本開催の「CPTジャパンプレミア」の決勝に相応しい好カードとなりました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

ふ~ど選手は3本先取を1回取れば優勝、対するときど選手は2回取れば優勝という条件での決勝戦となりました。

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約700名の頂点を決める大会もついに最後の試合となります。会場が期待と緊張に包まれる中、実況を務めるアール氏の「いってみましょー!」の声が大きく響き渡り、観客のボルテージも最高潮に。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

最初のラウンドはふ~ど選手が果敢な攻めを見せます。そのままふ~ど選手優勢で進むかと思いきや、ときど選手がふ~ど選手の動きに対応。反撃に転じると一気にふ~ど選手を倒し切ります。

そこからはときど選手が怒涛の攻めを見せ、3-0のストレートで瞬く間に3本を先取。これで2人の条件が同じになり、次に3本を取った方が優勝という展開になりました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

ときど選手の流れを断ち切りたいふ~ど選手でしたが、今日のときど選手は誰にも止められない強さでした。
最後の試合でもときど選手の猛攻が止まることはなく、6-0で完封勝利。ときど選手が見事優勝を果たしました。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

優勝を果たしたときど選手は、

「去年あたりからこの世界が注目されていると感じるものがあった。その準備が今こういう形で実ったと思うと感慨深いものがあります。皆様本当にありがとうございました」

とコメント。

まだ日本にeスポーツが根付いていない厳しい時代からプロゲーマーとして活躍し続けたときど選手ならではのコメントでした。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

”次の目標は?”という質問に対しては、

「この業界を背負えるぐらいの器になりたいと思います。まだまだ今の自分ではこの業界を背負うには人格的にも足りない部分がたくさんあると思うので、磨いていきたい」

とコメント。

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すでにときど選手がこの業界を背負う一人であることは明白ですが、素晴らしい実績を積み上げて尚「まだまだ足りない」とストイックなときど選手。
これからのときど選手の更なる飛躍に期待がかかります。

【東京ゲームショウ2018】『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』決勝トーナメント ”この業界を背負えるぐらいの器になりたい”

ときど選手が劇的な優勝を果たして幕を閉じた『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』。どの対戦も高レベルな試合ばかりで、素晴らしいプレイが飛び出す度に会場は熱狂に包まれていました。

今年は「eスポーツ」という言葉が浸透し、日本でも観戦の文化が少しずつ広まってきました。そんな注目を集めるプレッシャーの中、国内の大会で活躍する姿を見せてくれた日本人選手たちに感謝し、これからも応援していきたいと思います。

公式動画を視聴する(OPENREC.tv)

『ストリートファイターV CPTジャパンプレミア』のシーン紹介

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著者:Taku
ゲームに本気になりたい。パズドラを中心にいろんなソシャゲに手を出しています。お笑いとラブライブと創作で生きています。
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