【ダークソード (Dark Sword)】ストイックかつスタイリッシュな本格アクションRPG

 ゲームレビュー 
  公開日時 

 著者:東 

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手ごたえ&気骨のあるアクションRPG。ひたすらに敵を倒しまくれ!
対応機種 OS 8.0以降/Android 4.1以上
価格 基本無料
公式サイト https://game.nanoo.so/darkswordjp

「ダークソード (Dark Sword)」はこちらからダウンロードできます。

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ぬるいゲームに飽き飽きしているならコレ! ゲーム性・世界観ともに秀逸!

ここ最近のスマホゲームはいわゆる版権ものやキャラクター萌えなどを重視した作品が多い傾向にあります。

ただしそういうユーザーの取り込み方をしているゲームのなかにはキャラクター人気にあやかっただけで面白みが薄かったり、他の作品の二番煎じであるようなものもの少なくはないようです。

正直な話そういうゲームには飽き飽きしているユーザーも多いのではないかと思いますが、そんな方にオススメしたいのが今回紹介する「ダークソード 」です。
本作は昨今の風潮である「萌え」人気をまるで顧みない「ゲーム性のみで勝負!」というストイックで骨のある作品として、一部ユーザーから注目を集めているタイトルです。

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まずゲーム画面を見てください。
画面を覆う大部分のカラーは漆黒。主人公から敵そして背景に至るまでがまるで影絵のようなデザインで仕上げられており、その雰囲気はかなりのインパクト。

これはいうまでもなくキャラクターデザインを手抜きしたのでありません。それどころか一つの世界観を見事に作り上げているということがプレイしてみればすぐにわかるはずです。

とにかく世界観が秀逸!
スマホゲームにもいろんなタイプの作品がありますが、そんな中でも本作はかなり個性的であり魅力的なゲームといえるでしょう。

それでは具体的に本作がどう優れているのでしょうか?

さっそくその魅力について説明していきましょう。

テーマは「闇」。こだわりぬいたダークな世界観

"私は覚えている。あの日、最後の夜……。
闇黒竜が太陽の扉を閉じ、光は消え失せた。
生きとし生けるものが、冥く塗りつぶされてゆく。

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これが本作のプロローグです。
そんな重苦しい「闇=ダーク」をテーマとしたストーリーにあわせるように「漆黒」がゲーム全体のモチーフになっています。
タイトルにも冠されている「ダーク」というテーマを見事なまでに表現しているといえるでしょう。

そんな世界観をいっそう引き立たせるのが影絵チックの幻想的な雰囲気にあります。
黒で描かれていますのでキャラクターの表情などはほとんどないのですが、それにも関わらず敵味方の個々のキャラクターは不思議なほどに個性的で生き生きとしているのだから驚きです。

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それはキャラクターモーションがかなりなめらかな挙動をするアニメーションで表現されていることにあり、シンプルなだけにごまかしのきかない部分ともいえます。

重量感のある主人公と凶悪さがにじみ出ている敵モンスターとの激しいバトルは見ごたえ&手ごたえ十分。

ズシリとした雰囲気ではありますがゲームスピードはことのほかテンポよく、ボタンの連続タップで繰り出されるコンボや必殺技はとにかくカッコイイ!の一言。

しかしボタン連打で無双できるような甘いものではありません。
敵襲を見極めつつヒット&アウェイで巧みに切り返さなければならず、アクションゲームとしての面白さもかなりのものです。

ハクスラの醍醐味! 敵を倒しまくる快感を堪能

本作はハック&スラッシュとよばれるジャンルのアクション性の高いRPGです。

ハック&スラッシュとは略して「ハクスラ」とも呼ばれており、そのゲーム性はひたすらに敵を倒して経験値を稼ぎ強い装備を手に入れていくのが目的です。

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いわゆるストーリー重視のRPGとは違って戦闘に次ぐ戦闘をとことんまで追及していくストイックかつ中毒性の高いゲームといえるでしょう。

特にそれが色濃く表れているのが「無限のタワー」というやりこみモード。
ここでは本編ストーリーとは別の199階で構成されている果てなき塔で、たくさんの強敵とお宝があなたの到来を待っています。

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このモードはかなりの難しさを誇り、軽い気持ちでプレイしてもクリアするのは至難の業。報酬が豪華なだけにかなりの難関です。

本編をクリアすることができてもこの「無限のタワー」が次なる舞台。まずは本編をある程度プレイしてコツと装備をそろえてから挑みましょう。

199階の先にあるものとはいったい何なのでしょうか?

それはあなたの腕前と目で確かめてみてください。

ダークソード (Dark Sword) 公式PV

「ダークソード (Dark Sword)」はこちらからダウンロードできます。

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著者:東
80年代からテレビゲームに親しむ親父ライター。
最近でもスマホゲームをメインにいろいろとプレイ中。