【クロノスブレイド】まさに日本人好み! 声優・演出・ストーリー・キャラクター育成重視のRPG
著者:東
頭脳的なバトルに虜! スキルと陣形を駆使して勝利をつかめ! | |
対応機種 | OS 6.0以降/Android 3.0以上 |
価格 | 基本無料 |
公式サイト | http://www.kronosblade.jp/ |
「クロノスブレイド」はこちらからダウンロードできます。
ストーリーとキャラの育成重視! 中国発RPG!
mixiゲームでリリースされて一世を風靡した人気シミュレーション『サンシャイン牧場』。
その開発元である中国のゲームメーカーRekooがリリースした『クロノスブレイド』は一見する限りでは国産ゲームと思えるほどに日本人好みの内容を持つRPGです。
「日本向け」を強く意識しているように思える第一点目としては最近のスマホゲームでよく目にするようになった人気声優がキャラクターボイスを担当している点でしょう。
梶裕貴さん、佐倉綾音さん、悠木碧さんをはじめアニメやゲームのCVに興味のあるユーザーでしたら耳馴染みのある声優さんたちが多数起用されています。
そしてお次はストーリー性重視のゲーム展開。
世界の平和を脅かす暗黒世界の魔神ドラキュラを倒すため道中で出会う仲間たちとともに力を合わせて冒険をしていという内容を持ち、その壮大なストーリーは30章300ステージ以上で構成される一大物語。
そのことからも『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のファンにアプローチする物語メインのRPGに近い方向性であるといえるでしょう。
そして登場する種属も多彩で育成面でもかなりのバリエーションを誇ります。
種族としては人間、獣人、精霊、ホビット、天使などが登場し能力値も実にさまざま。
そして育成についてですがキャラクター強化や覚醒などのスマホRPGではおなじみのものから、星座進化、ルーン進化、装備強化・突破・魔化、聖物強化・精錬、宝石システム、神装システムという具合に、チュートリアルをこなしても一度で覚えるのは無理!というレベルでの追及ぶり。
それだけに育成の楽しさに目覚めればトコトンまでに追及できる魅力を持っています。
物語を楽しみながらキャラクターとともに成長していくというJRPGが好きな人でしたらきっと深く・広く楽しむことができるでしょう。
バトルはセミオートで展開。それだけにきっちりとした育成と盤石な陣形がキモ
見出しにありますようにバトルシーンはセミオートで展開します。
基本攻撃や固有の特殊技については最大6人のパーティが各々にターンごとで技を繰り出し敵にダメージを与えていきますが、スキルの発動についてだけはプレイヤー主導。
そしてここが戦局を左右する重要なポイントにもなっています。
スキルは攻撃や回復だけではなく状態異常を与えたりステータスアップを行うなど多彩に用意されていますので、その使い方にいかんよってはチャンスにもなればピンチにもなりうるハイリスクハイリターンな必殺技。
攻撃系や回復系については戦況次第で簡単に判断できるものの一転ステータスアップ系はその使いどころに確かなセンスが求められます。
たとえば攻撃力アップ系のスキルであれば当然一撃の強いキャラクターの前に発動するのがベスト。そうすることでより強力なダメージを与えることができるからです。
とはいえもちろんそんな単純なものではなく優勢から劣性、劣性から優勢へと大きく流転するゲーム展開は常に選択と決断の連続であなたの采配を大いに悩ませることでしょう。
それというのもスキルは一度発動すると使用したものはもちろん他のスキルも一斉に一定時間スタンバイモードに入るため連続使用することができなくなるためです。
そのためパーティが瀕死の状態であれば
「回復か? それとも一撃にかけての攻撃力アップか? いやいや防御力を上げるべきだろう」
という具合に選択肢は数あるものの選べる行動はたったひとつのため、常に最善の一手を選ばなければなりません。
ここが面白くも歯がゆいところとしてあり選択次第ではたちまちに戦局が大きく変わってしまうわけです。
ミスジャッジは命取り。
それこそ勝利が目前に迫っているときに気を抜いてスキル発動を誤ったことにより全滅……という憂き目もしばしば。
バトル自体の時間はそんなに長くはないのですが常に気を抜けない緊張の張りつめた戦いを満喫することができます。
そしてもう一つの大きな戦略性としてあるのがパーティの陣形です。
これも国産RPGではおなじみのものなので別段説明は不要かと思いますが本作では前後3人2列の隊列を組んで敵とバトルする方式です。
前衛と後衛をどういう布陣で挑んだらよいのか?というのが悩みどろことなっており通常攻撃は基本前列にアタックをしかける仕組みですので防御力の低いキャラクターを前衛にしてはすぐにやられてしまうというリスクがあります。そして中には後衛攻撃を得意とするキャラもいますけど防御力が少ないので盾役の後ろに控えさせて攻撃をさせよう……というふうにその布陣の可能性は果てしなく広がっていきます。
とはいえまたまた「しかし」になるのですが敵の中にはいきなり背後から後衛に不意打ちをしかける「バックアタック」という特殊技を繰り出してくる敵もいるために、一概に前衛ばかり盾役を集中させれば大丈夫というわけではないのです。
常に緊張、そして極度の思考戦。
戦闘はオートですので戦局はめまぐるし変化していきます。
そんな状況にあせらず的確に支配を振るわなければならないゲーム性はリアルタイムストラテジーとしての面白さも伴っており、頭脳的なバトルを楽しみたいのでしたらこのゲームはけっこうな手ごたえを実感できるといえるでしょう。
そして育成についても言及したかったのですがコーナーの文字数の都合上断念……とても簡単には説明しきれないほどに多彩な育て方ができる!とだけは伝えておきます。
また、ゲームモードも数多く最大80人対80人が激突するリアルタイムバトルモードやレイドバトルの「魔王降臨」、他のパーティキャラとの対人戦や収穫を交易できる農園システムなど豊富なコンテンツがゲームをより豊かなものへと高めています。
ストーリー&ゲームシステム面ともにとにかくディープ。
がっつりとやり込みたいゲームを探しているのでしたらダウンロードしてみる価値は大!と言い切れます。
ちなみに2016年4月17日現在での世界累計ダウンロード数は1000万オーバー!
そのユーザー数にも納得のできる内容を持っていることは間違いないでしょう。