チャイニーズドリームを掴め!【China Joy行こうぜ!2018】を開催しました
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
今この瞬間、日本にいて起きている方は、ほぼサッカーワールドカップを観ているのではないかと思います。
日本代表が勝つことを祈りつつ、昨日7月2日に開催したChinaJoy壮行会について少し。
SQOOLは2016年からChinaJoyにメディアパートナーとして参加していまして、今年で3回目の参加になります。
昨年までは日本からのメディアパートナーは、ファミ通さんとウチだけみたいな感じでしたが、今年から4Gamerさんも加わりまして、何となく心強い感じになってきました。
とはいえ、まだまだ日本からのChinaJoyへの参加は少ないなぁ、情報も十分にないなぁというのが現状です。
日本のゲーム市場は世界的に見ても大きな市場ですが、しかし海外のゲーム開発者勢が日本への攻勢を強める中、日本から海外への進出はまだまだ十分な量ではないと感じます。
中国市場は政治的な問題もあり参入のハードルは低くありませんが、とはいえ欧米のゲーム開発者に比べると、日本は文化的にも近く、絵柄などがそのまま使いやすいこともあり、有利に戦える可能性があります。
その中国ゲーム市場を知ろうと思ったときに、中国上海で開催されるアジア最大級のゲームイベント、ChinaJoyにとりあえず行ってみるというのは悪いことではありません。
というわけで、
チャイニーズドリームを掴め!【China Joy行こうぜ!2018】
を開催しました。
ChinaJoy参加経験者が、事前準備や注意事項、見どころなどを共有するという目的で、1週間くらい前から急にバタバタと準備をはじめ、そんな中でもアカツキ様 が素晴らしいセミナールームを貸してくださり、
グラティークの高橋氏とUNITYの森嶋氏が諸々の準備をしてくださったお陰で、無事開催することができました。
内容は割愛しますが、経験者自体がかなり少ないということもあり、また参加者のバックグラウンドも様々で、とりあえず共有できる情報は何でも共有する!という感じの会になりました。
拙いところがたくさんあったと思いますが、これを小さなきっかけとして、日本から中国、そして世界へ出ていくゲームが増えればいいなぁと思います。
今回はSQOOL以外のゲームメディアさんも複数参加してくださいました。SQOOLは組織が小さいこともあり、小回りが利く半面、組織力や資金力に乏しく、
ChinaJoyには行けるけれども、そこから得たものを日本のゲーム市場に浸透させていったり、新しい仕組みを創出する、
というようなことはなかなかできていませんでした。
ゲームメディア同士での横の連帯ということもできればいいなーというのは前から思っていたことでしたが、この壮行会をきっかけにいくつか共同プロジェクトの素案みたいなのも上がってきました。
今日のChinaJoy壮行会で感じたこと
ゲーム系ウェブメディアは、大きなところも小さなところも次の魅力的なコンテンツを探していて海外市場はその1つの候補。eスポーツやインディのネタだけではメディアは収益的に立ち行かない。つづく
— 加藤賢治 / Kenji Kato @SQOOL (@kenjikatou) July 2, 2018
と、書いていたら日本が2点目を入れたので、一旦ここまで。
メディア同士の取り組みについてはまた進展があればご報告します!
頑張れニッポン!