モバイルゲームは新たな時代へ バトルロワイヤル系ゲームアプリが全世界でダウンロード数1億5,000万超え
アプリ市場データを提供するApp Annieは「ゲームアプリの今」の調査結果を発表した。
※以下、App Annie発表のプレスリリースより
モバイルゲームは新たな時代へ- バトルロワイヤル系ゲームが人気に
今、 世界で大流行中のPUBGとは?
PUBGは、PC向けシューティングゲームやバトルロワイヤル開発を手がけた著名な人物であるBrendan Greene(ブレンダン・グリーン)氏が、2016年に韓国のパブリッシャーBlueholeの下で開発。
PUBGの人気は他のパブリッシャーにも影響を及ぼし、その後バトルロワイヤル系ゲームが続々登場して成功を収め、ここ数カ月モバイルでも存在感を非常に強めている。
同作のPC版の人気が刺激となり、 PUBGのモバイル版リリース前日の2月8日時点で、バトルロワイヤル系ゲームのGoogle PlayとiOS App Storeを合わせた全世界ダウンロード数は、1億5,000万回を超えている。
リリース直後2日間で世界のアプリDL数1位と2位 爆発的な人気に
Tencentは2017年11月にPUBGの中国におけるパブリッシング権を獲得。PCゲームのローカライズ版に加え、2本のモバイルゲームをリリースした。
両ゲームはTencentが所有する別々のスタジオが開発し、2018年2月9日、中国のiOS App Storeでリリース。ゲーマーの間で大きな話題を呼んでいる。
Exhilarating Battlefieldはオリジナル版PUBGのゲーム体験を再現しているのに対し、Army Attackは新たなゲームプレイ要素を導入、海と空中での戦闘に重点を置いている。
狙うは新興市場!?今後のPUBGの動きに注目!
新興市場ではモバイルデバイスが普及している一方、ハイスペックなゲームPCやゲーム機のコストがネックとなっている。
オリジナル版ゲームをプレイする人は少ないと予想されるため、 特にスマートフォンのゲームに対する関心が高いと考えられている。
PUBGは中国だけでも大きな需要があり、同国アナリストの一部推計によると、Tencentのモバイル版は7500万件を超える事前登録を集めた。現時点で他国でのリリース予定は発表されていないが、世界配信は確実とみられ、実現すれば大成功を収めると期待されている。