ゲーム界の男前と妄想デート 第一回「FFⅥ エドガー」の巻
著者:ナナムラナナコ
このコーナーは、婚活ブログ「婚活オトコ百科」を運営する婚活師、ナナムラナナコが、ゲームのなかのイケメンたちと妄想でデートする誰得かわからないコーナーである。
そこまでゲームに詳しくもない私、ナナムラが見た目と設定と記憶を辿って妄想を爆発させている。
この人が現代の東京でデートするならどうなるだろうな?という独断と偏見に満ちた内容であるため
「私の◯◯を汚すな」「◯◯はこんなこと言わない」
など思うかもしれないが、笑って流してやっていただきたい。
ではどうぞ!
第1回 エドガー・ロニ・フィガロ編
エドガー・ロニ・フィガロ
出身タイトル | ファイナルファンタジーⅥ |
年齢 | 27歳 |
職業 | 国王 |
機械文明を誇るフィガロ城の若き王であり、機械師団(マシーナリー)の元帥でもある。
明るい自信家で、レディファーストを重んじる、といえば聞こえがいいが、女性を見ると口説かずにはいられない性格なのだ。幼いころ別れたマッシュは、双子の弟。
ブラボーフィガロ!
エドガーさんに初めて話しかけられたのは2週間ほど前。若くして国王になったのに、エドガーさんは世の王様にありがちな尊大な態度も全くなく、気さくで明るくしかもハンサムであるため、国民からも人気があった。(※編集部注:妄想です)
なので、私なんかに声をかけてくれるとは思わなかった。
「一緒にスペインバルに行こう」
そう慣れた感じで誘われたとき、びっくりした私は2つ返事でOKした。
さて、待ち合わせの時間。
エドガー「やあ待たせたね、ナナコ」
ナナコ「!」
エドガーさんは、白いシャツにキレイめのネイビーのパンツで現れた。
登場するや否やバラをうやうやしく一輪私に差し出してきた。(※編集部注:妄想です)
おお・・さすが女殺しの異名を持つトレンディエドガーさん。
金髪長髪イケメンにこれをやられたら石田純一も真っ青である。女心をつかむテクニックを最初から100%で披露してくる全力感!
ナナコ「あ・・ありがとうございます」
エドガー「やあ、君はバラの花にも負けない美しさだね」
・・・あざます。
私の顔面は明らかにバラに負けてるけどな。誰にでも言ってるんだろうと思ったが気分が良い。
私たちはエドガーさん行きつけだというスペインバルに向かった。
場所は麻布。
行き慣れた人しか入って行かないような路地裏に、そのバルはあった。門構えからしておしゃれである。
エドガー「ここのご主人とは仲良くさせてもらって、よく来るんだ」
ナナコ「すごいですね!」
※参考
店員「この間のワインの、お姉さんとも言えるワインが入荷したんですよ。」
青木「そうなの?この間のはさ、○○産だったけど同じところ?」
http://nnnaaa00.hatenablog.com/entry/2016/01/16/001000
西麻布あたりに住んでいる経営者が言いそうな自慢話でさえも、エドガーさんが言うと嫌味もなく優雅である。
私たちはスペインバルでワインに舌鼓を打ちながら、アヒージョやらカルパッチョやらを食べた。
お料理も雰囲気も満点のお店である!さすが国王!
2人でいるときのエドガーさんは
「きみのタイプが気にかかる・・※1」
とか言いながら私のことをうっとりした顔を見つめてくるのだが、お手洗いに行って戻ってきたときに私は見た。
エドガーさんが他の席にいる女性たちにウインクしているのを・・
すごいわ。さすが幼女まで口説くエドガーさんである。
ナンパなところを除けば文句の付け所がないエドガーさん。スペインバルから出て、2軒目の店に向かおうとする我々。
ナナコ「(エドガーさんかっこよすぎるわ・・このまま2軒目行って、どうしよう『ウチに来る?というか、ウチ呼ぶ?』※2なんて言われたら付いて行っちゃってもいい!!)」
完全に舞い上がるナナコ。しかし事件はそこで起こった。
後ろから酔っ払った屈強な体格のおじさんが2人やってきて、私たちに絡んできたのだ。
おじさんA「おいおいおねえちゃーん、俺たちと一緒に飲もうよ?」
おじさんB「ん?なんだこの金髪は?はい外人さんは帰った帰った!」ナナコ「(わ、わわ、エドガーさん!!)」すると
エドガーさんは顔色一つ変えずコマンドを選択した。
エドガー:きかい→オートボウガン
バババババ!!!
ナナコ「ギャアアアア!!!」おじさんA・Bはにげだした!
・・・
急に銃器を出したエドガーさん。
おじさん2人にオートボウガンをぶっ放して追い払ってしまった。
こ、こわい・・いくらMP消費しないからってすぐに「きかい」出し過ぎなんじゃないの?※3
エドガー「怪我はないかい?ナナコ」
ナナコ「は・・はい・・エドガーさんは・・?」
エドガー「チッチッチ、俺は大丈夫。俺が死んだら世界中のレディが悲しむからな」※4・・・死なねえだろ。
殺傷能力の高い銃火器を振り回す国王が恐ろし過ぎて、さっきまでの舞い上がった気持ちはどこかに行ってしまった。(※編集部注:妄想です)
?Fin?
用語解説
※3 エドガーのコマンド「たたかう」はびっくりするほど使われない。常に「きかい」である
※4 終盤の名言。ちなみに「チッチッチ」も頻繁にでてくる。今リアルに日本人にやられたらすごくムカつくが、エドガーだから仕方ない。
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編集部コメント
人気婚活ブログライター「ナナムラナナコ」さんによる新コーナーが始まりました。ゲームが好きな女性ユーザーの皆様はきっと楽しんでいただけると思います。実はSQOOL.NETを見に来てくれるユーザーの半数以上は女性ユーザーなんです!
約4割強の男性ユーザーの皆様はここでは少数派です。何か文句改善提案があってもSNSでつぶやいたりしないようにしましょう。
これを書いている私「ぶいてい」は男です。皆様の味方です。
さて、ゲームに詳しくないといいつつ実はかなりゲーム好きなナナムラナナコさん、婚活ブログライターらしく第1回目から飛ばしてますね。
編集しながら若干ハラハラしたのは内緒です。
さすがなのは「オートボウガン」の有用性を分かっているところでしょうか。中盤くらいまでは「オートボウガン」、終盤まで反則的な強さの「かいてんのこぎり」、そして裏技「ドリル装備」。
これを聞いてうんうん、と思ったあなたは私と同年代です。若くないので無理しないようにしましょう。
エドガー、ロック、セッツァーとFFⅥはナンパな男前が多かった気がします。次回はどのタイトルで妄想を爆発させてくれるのでしょうか。
ナナムラナナコさんの次回作もぜひご期待ください!