オープンワールド型ソードパンクRPG「Kenshi」、12/6にSteamにて正式リリース

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 著者:篭谷千穂 

イギリスのインディーゲームディベロッパー、Lo-Fi Gamesは、現在Steamにてアーリーアクセス版を配信中のPC向けオープンワールド型ソードパンクRPG「Kenshi」を、12月6日に正式リリースすると発表した。正式版のダウンロード価格は3500円(税込)で、既にアーリーアクセス版をプレイしているプレイヤーは無料で正式版にアップデートすることができる。Steam Storeページはこちら

オープンワールド型ソードパンクRPG「Kenshi」、12/6にSteamにて正式リリース

「Kenshi」は剣戟アクションやRPGの要素に加え、集団の操作や街づくりの機能などが融合したサンドボックスゲーム。プレイヤーは文明崩壊後の世界を思うがままに放浪し、無限の可能性を追求していくことができる。既にアーリーアクセス版における数千にもおよぶレビューの大半で「非常に好評」という評価を得ており、日本においてもニコニコ動画にて有志による1,800近くの関連動画が公開されている。これを受けてLo-Fi Gamesもニコニコ動画に公式アカウントを開設。正式版発売以降も日本のKenshiコミュニティへ積極的なアプローチを行っていくとしている。

オープンワールド型ソードパンクRPG「Kenshi」、12/6にSteamにて正式リリース

「Kenshi」の式版リリースにあたり、Lo-Fi GamesのCEOおよびヘッド・デベロッパーのChris Hunt氏は以下のようにコメントしている。

「ゲーム上で何をするか、どう展開させるのか指図されるのは好きではありません。クエストを与えられたり、既に作り込まれて誰よりも強いキャラクターでゲームをスタートするのも全く面白いと思えません。名前のない、弱いキャラクターを自分なりに作り、様々なトレーニングを経て強いキャラクターに育成していく方がよっぽどやりがいがあるし、面白いと思います」

「今までいろいろなゲームを体験し、影響も受けてきましたが、正直なところ満足できるゲームは一切ありませんでした。新しいゲームのリリース情報を見て、自分の理想のゲームだと期待し、どのように遊ぼうか、何をしようかとワクワクしながらプレイした後、時間の無駄としか思えないゲームであるとがっかりさせられた経験がほとんどです。それなりのゲームでも自分の期待値から外れないゲームはありませんでした。そういう経験が自分をより良いゲーム・デベロッパーにし、また頑張り続けて行こうという機動力につながったと思います」

「私は『Kenshi』を自分のために作りました。もし『Kenshi』が万人から支持を受けなくても、それは仕方のない事だと思います。他人の思惑に左右されず、また妥協しないで自分の信じるゲームを作る事が最高のゲームを作る事に繋がると私は信じているからです」

オープンワールド型ソードパンクRPG「Kenshi」、12/6にSteamにて正式リリース