台北ゲームショウ「Indie Game Award 2021」が発表!大賞はインドの若手チームによる「Raji: An Ancient Epic」
台北ゲームショウは1月28日、YouTubeのオフィシャルチャンネルで「Indie Game Award 2021オンライン授賞式」を配信し、九つの賞の受賞作品を公開した。
今回発表された賞は「Best Narration」、「Best Visual Art」、「Best Audio」、「Best Design」、「Best Innovation」、「Best VR Game」、「Best Mobile Game」、「Grand Prix」、「Winners Circle Award by Xsolla」の9つ。
合計36ヵ国から144タイトルの作品が参加し、作品数として過去最多を更新した。今回の受賞作品の一覧は下記の通りとなっている。
「Grand Prix」
「Best Narration」
「Winners Circle Award by Xsolla」
作品名:Raji: An Ancient Epic
開発者:NODDING HEADS GAMES
出身国:インド
ゲーム紹介
「Raji: An Ancient Epic」は、古代インドを背景にしたアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーは神々に選ばれた少女を扮し、数々の困難をクリアして弟を救うためにラスボスMahabalasuraに立ち向かう。
「Best Audio」
‧作品名:Figment 2:Creed Valley
‧開発者:Bedtime Digital Games
‧出身国:デンマーク
ゲーム紹介
人間の心の内面を背景にしたアドベンチャーゲーム。悪夢の襲来により世界が混乱し、荒廃した大地を救うためにプレイヤーは心に潜む勇気とともに謎を解きながら自らの恐怖に勝ち抜く。
Best Visual Art
‧作品名:Vigil: The Longest Night
‧開発者:Glass Heart Studio
‧出身国:台湾
ゲーム紹介
技術性とストーリー性をとことん追求した2Dアクションゲーム。本作品は奇抜かつ恐怖の雰囲気の中で、様々なミッションをプレイヤーに挑戦させる。
プレイヤーはヒロインを扮し、魑魅魍魎など邪悪な敵と戦い、かつて美しかった故郷を取り戻し、長い夜の真実と世界に侵入したものの正体を明かしていく。
Best Design
‧作品名:Plebby Quest: The Crusades
‧開発者:PiedPipers Team
‧出身国:韓国
ゲーム紹介
中世の十字軍が時代背景のターン性シミュレーションゲーム。複雑な操作を省き、ゲームに最適化した操作性を強調した。プレイヤーは列強の脅威の中で自分の帝国を建設し、宗教の制約の中で自国の利益を最大化する。
Best Innovation
‧作品名:Word Game
‧開発者:Team9
‧出身国:台湾
ゲーム紹介
このゲームの中では、文字がすべてである。すべてが文字で構成されているゲームである。プレイヤーは「我」という文字の役になり、文字によって構成されるパズルを解く。パズルを解く鍵は文字の色だったり文字の形だったり文字の意味だったり。己の想像力を鍛え、平凡な文字をゲームを進めるツールに。
Best VR Game
‧作品名:The Lost Foxfire
‧開発者:Keio-NUS CUTE Center
‧出身国:シンガポール
ゲーム紹介
体感型のVRゲームである本作品は、触覚と嗅覚を通してゲームの世界に入り込む。作品は熱を発するモジュールと嗅覚機能のあるモジュールを搭載し、キツネが吐く炎の温度を感知でき、またキツネの匂いも辿れるようになる。
炎を吐くずるいキツネから、聖なるお寺を守るのは、プレイヤーの使命だ。
Best Mobile Game
‧作品名:Papertrail
‧開発者:Newfangled Games
‧出身国:イギリス
ゲーム紹介
「Papertrail」はストーリー性のある謎解きアドベンチャーゲーム。折り紙というアイテムによりゲームの進行が変化する。面白いだけでなく、生活の哲理にも富み、だいご味のある小さなゲームだ。
ゲームの主人公はアリスというなの女の子。故郷と大都会と両方での生活に憧れ、夢の中で彼女は二つの人生を体験することになり、やがりこの二つの生き方がお互いリンクし合っていることに気づく。
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