第89回「黒川塾」が2月24日に開催。テーマは「異端の肖像~ユーミン、YMO、ゲーム・ミュージックまで」
メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏は1月30日、トークセッション「黒川塾」第89回を2月24日に開催すると発表した。
今回のテーマは「異端の肖像~ユーミン、YMO、ゲームミュージックまで」と題し、フラメンコ・ギタリストとして活動し、ユーミン(荒井由実)、YMOなどをプロデュースした川添象郎氏と、アルファ・レコードでゲーム・ミュージックをプロデュースした小尾一介氏が登壇。過去、現在、未来のプロデュース、エンタテインメントのあるべき姿について話を伺うという。
今回の黒川塾は配信されないため、気になる方は会場での参加を検討してみてはいかがだろうか。詳細は下記のページを確認してほしい。
参加申し込みサイト(PEATIX)
https://peatix.com/event/3482922/view
登壇ゲスト(敬称略)
川添 象郎(かわぞえ しょうろう)
1941年東京都生まれ。父はイタリアンレストラン「キャンティ」を創業し、国際文化事業で知られる川添浩史、生母はピアニストの原智恵子。
明治の元勲、後藤象二郎を曽祖父にもつ。慶應義塾幼稚舎を経て、ラ・サール高等学校から和光高等学校に転入。高校卒業後、マグナム・フォトのルネ・ブリやデニス・ストックの来日アシスタントとして働く。
60年に渡米。舞台芸術とショービジネスをラスベガスで働きながら学ぶ。フラメンコ・ギタリストとしても活動。オフブロードウェイの前衛劇『六人を乗せた馬車』に参加し、世界ツアーを経験。帰国後、反戦ミュージカル「ヘアー」をはじめ、音楽と演劇を中心に数々のプロデュースをおこなう。1977年、村井邦彦と、アルファ・レコードを創設し、荒井由実、サーカス、ハイ・ファイ・セットなど、現在では「シティポップ」として世界的にも評価される、都会的で洗練された音楽をリリース。YMOのプロデュースでは、世界ツアーを成功に導き、日本を代表するポップカルチャーとして世界的存在に仕立て上げた。イヴ・サンローランの日本代表やピエール・カルダンのライセンス開発も手掛け、1980年代半ばには、空間プロデューサーとしても活動。2007年にはほぼ20年ぶりに音楽プロデュースに復帰し、SoulJaをプロデュース。青山テルマ feat.SoulJa『そばにいるね』は日本で最も売れたダウンロードシングルとして、ギネス・ワールド・レコーズに認定。2011年にプロデュースしたふくい舞『いくたびの櫻』はレコード大賞作詞賞を受賞。 近著『象の記憶』(DU BOOKS)
⼩尾 ⼀介(おび かずすけ)
1977年、アルファ・レコード 制作部ディレクターとしてYMO、YENレーベル、ゲーム・ミュージックなど多数の⾳楽制作に携わる。198年、デジタルコンテンツ開発会社のサイトロン&アート株式会社を設立。代表取締役。
ゲーム・ミュージックCD、ゲームVideo、ファミコン用ゲームソフト、マルチメディアCD-ROMソ フト、インターネットWebサイトなど多数を制作・開発。
2001年、株式会社デジタルガレージ取締役として、株式会社カカコム、Twitterなどの事業開発、育成を多数行う。2009年、Google 執行役員Directorとして戦略的事業提携の⽇本地域での責任者を務める。2013年、スマートフォン・アドネットワーク運営企業のInmobiの本社Vice President および日本事業責任者。2015年から現在、⽶国ベンチャー・キャピタルKhosla Venturesに投資する⽇本投資家ファンドを設立。代表General Partner。海外ITベンチャーの⽇本進出⽀援を多数行う。 2018年、現在、クロスロケーションズ株式会社を設⽴。代表取締役。位置情報データをAIで分析して 人流を⾒える化する技術を開発している。