【レポート】BitSummit1日目、驚きの高品質ゲームが揃った台湾ブースの5タイトル
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
本日から京都の「みやこめっせ」で開催されているインディーゲームの祭典、「BitSummit」。初日から多くのゲームファンが訪れ、会場には熱心にゲームをプレイする姿がみられました。
様々なブースが出展されている中、台湾からのブースが5組出展されていました。
この記事ではその台湾のブースをご紹介いたします。
※この記事はビデオアドプラットフォーム「viidle」の取材協力により作成しました。
砂漠の孤島を緑化するシミュレーションゲーム「DESERTOPIA」
最初ご紹介するのは、砂漠に雨を振らせて緑化していく「DESERTOPIA」というスマホゲーム。
プレイヤーは画面をタップして電力を溜め、それを使って雨を降らせて森を育てていきます
森が育つと動物が現れ、それをコレクションしていくことも可能。
街作り系の楽しさとがある本作ですが、世界観が非常にほのぼのしており、かつ神秘的で新鮮です。
陸地を創造して冒険する「CARTO」
こちらはまだ開発中とのことで全容が見えていないが、プレイヤーが自由に陸地を創造し、そこを冒険していくというゲーム。
試遊版は日本語対応しており、日本版でのリリースもある様子。
開発はまだ1年以上かかるとのことだったが、どんなゲームに仕上がるかを楽しみにしたいですね。
王道的RPG「The Song of Terminus 終焉的迴響 護界者之歌」
こちらは、3DグラフィックスのRPG、The Song of Terminus 終焉的迴響 護界者之歌」。オンラインゲームの世界を思わせる見た目ですが、1人プレイ専用。
現在まだ開発中で、Steamとコンシューマゲーム機でのリリースを目指しているそうです。
日本語版はまだ無いようですが、Steamのアーリーアクセスでプレイすることが可能です。
ドット絵アクションRPG「エコー Our Voice ECHO」
こちらはSteamとPCダウンロード版で購入できるタイトル、「エコー Our Voice ECHO」というタイトル。
PS時代を思わせるような、俯瞰のドット絵アクションRPGで、アクションは非常に多彩、その分操作は簡単では無いと感じます。
操るキャラを切り替えながら、サクサクと攻撃を当てるのが気持ちの良い仕様になっていますが、ボス戦など要所要所の戦闘の難易度は高めで、キャラの能力に応じて遠距離攻撃や回復を織り交ぜて戦う必要があります。
Echo-Our Voice by Nobody Studio
美しいグラフィックの脱出ゲーム「Alleys 」
最後にご紹介するのは、スマートフォンアプリの脱出ゲーム「Alleys」。
プレイヤーはテーマパーク内に作られた英国風の古い城下町を探検し、道具を集め、謎を解いて脱出を目指しますが、テーマパーク内には様々なストーリーが散りばめられており、そのストーリーの進行によって色々なエンディングを迎えることになります。
このゲームは一見してグラフィックが美しく、コンシューマゲームかと見間違えてしまうほど。
5月17日にリリースされる予定で、日本語版もあり。脱出ゲームファンの方は楽しみに待ちましょう。
尚、iOSの有料アプリとしてリリースされるとのこと。
Escape game | City | Alleys - Mobile Adventure Puzzle Escape game
日本と距離的にも文化的にも近い台湾、その台湾のゲームの品質はかなり高く、優れたゲームが多くあります。ご紹介した5作品の中にはすでにリリース済みで日本語版があるものもありますので、この機会に台湾ゲームを楽しんでみるのはいかがでしょうか。