東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!

 取材 
  公開日時 

 著者:岡安 学 

5月14日、秋葉原UDXにて東京インディフェス2017が開催されました。

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東京インディフェスは東京では初となるインディゲームのゲームショウとして2015年から開催されているイベントです。

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!

開催日の前日の5月13日は、ビジネスデイとして開催されており、取材に行ってきました。

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!

ちなみに東京インディフェスからスタートしたイベントである東京サンドボックスに我がSQOOLはメディアパートナーとして参加しているので、是非とも盛り立てていきたいところです。

東京インディフェス2017には、日本国内だけでなく海外からの出展者もあり、国際色豊かなイベントとなっています。展示しているゲームもPCゲームやスマホゲームだけでなく、ニンテンドー3DSやNintendo Switch、PS4やPS VRなど、多岐にわたっています。
インディゲームながら、メジャーハードにも進出しているので、その実力や完成度の高さは言うまでもないって感じです。

すべての出展者をご紹介したいのは山々なんですが、取材時間と記事のボリュームの関係上、注目のタイトルや出展者を厳選して紹介していきたいと思います。

マヨナカ・ガラン(CAVYHOUSE)

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VR対応の3Dノベルゲーム。
独特の雰囲気とグラフィックが特徴的なタイトルです。VR化したことにより、ゲームへの没入感が増し、その世界にどっぷりとハマれる感じです。
さらなる演出強化のために、Kickstarterでクラウドファンディングを開始し、フルボイス化を目指しているそうです。気になる人は是非、出資を!

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!服の一部が、視点移動によって動く、特殊な演出を行っており、観ているだけでものめり込める作品です。

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VRに対応しています。会場ではOculus Riftを使用していました。

Project HEAVEN(SIGONO)

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台湾のゲームメーカーSIGONOのブース。
開発中のゲーム「Project HEAVEN」が展示してありました。このゲームもグラフィックが特徴的で、ゆっくりと、そしてじっくりとハマっていきそうな感じです。

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現在、絶賛ローカライズ中です。

e-skin(Xenoma)

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!服を着るだけでモーションキャプチャーができてしまうe-skinを展示していたXenomaブース。
まだコンシューマ向けは開発中ですが、夏にはクラウドファンディングでコンシューマ向け製品を出す予定とのこと。
低価格で装着が簡単なe-skinが発売されると、VRの操作がこれまでとはガラリと変わる可能性があるので、是非とも成功して欲しいものです。

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!手を動かすだけで、走ったりジャンプしたりするe-skinに対応したデモゲーム。Gガンダムの世界はもう目の前だ!

オランダ大使館

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オランダのさまざまなゲームのトレーラーを流していたのが、オランダ大使館ブース。スタッフがオランダのゲーム事情を詳しく紹介してくれました。
オランダでもゲームの人気は高く、自国のゲームはもちろん、日本のゲームも人気が高いそうです。


オランダ大使館は昨年のゲームショウでも出展しており、オランダのゲームを日本で広く知ってもらうように日々働きかけているとのこと。
話の中で特徴的だったのが、ゲームをアート作品として展開している事業。さまざまなゲーム作品をデジタルアートとして、展示会をしたり、販売をしたりしています。デジタルアートは、今後広まっていく可能性が高いと感じました。

ちなみに、ブースに立ち寄るとミッフィーのキーチェーンとディック・ブルーナデザインのピンバッチが貰えました。

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いろいろなオランダ産のゲームのムービーが観られました。テレビの下にあるキーチェーンやピンバッチをいただきました。

吾妻邸くわいだん(求道庵)

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ポイント&クリック アドベンチャーと3Dアクションゲームを融合した『吾妻邸くわいだん』を展示している求道庵(ぐどうあん)。
使用する武器によって攻撃方法と攻撃方向が変化し、ガードなども使いこなさなければならず、かなり操作性は複雑。しかしながら、それ故にできることも多く、慣れて自在に動かせるようになれば、奥深さに対応できる感じです。
さらに、本格的な3Dアクションに加え、ポイント&クリック アドベンチャーの要素も入っております。
和風ホラーのおどろどろしい感じも、良い感じに世界観を構築しています。

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操作を覚えるのは大変ですが、その分、いろいろな動作をすることができます。

ノナプルナイン

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プレイヤーは別の場所からモニター越しに少女の様子を見る観測者となり、記憶のない被験者の少女を遠隔で操作する横スクロール探索アドベンチャー。
高い科学知識に裏付けされたストーリーやアニメや漫画を見ているような演出の数々で謎解きだけでなく、見ているだけでも楽しめる作品です。

ルディミカル♪魔神少女音楽外伝(INSIDE SYSTEM)

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ニンテンドー3DSのダウンロードタイトルとして発売している『魔神少女』シリーズの少女たちが集合したリズムアクションゲーム。
もともと『魔神少女 エピソード2』に収録したミニゲームをスピンアウト作品としてリリース。

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プレイヤーキャラは全員『魔神少女』のキャラクター。

ヘディング工場(ジェムドロップ)

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すでにPS VRでリリースしている『ヘディング工場』を展示。
『ヘディング工場』は、前方から発射されるボールを実際にヘディングをして、跳ね返して、敵を倒すシューティングゲーム。ヘディングした時の反発した感じが心地よく、また独特な世界観を醸し出す背景はVRコンテンツとしての奥行き感や空間感が良く出ており、PS VRを始めて体験するのに、VRとは何かというのが良くわかるゲームです。

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不思議な浮遊感と空間感を味わえます。VRで是非。

ネクソン

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東京インディフェスのスポンサーでもあるネクソンのブース。誰もが知る韓国の大手ゲームメーカーなので、インディゲームではなく、すでにリリースされているメジャータイトルがいくつか展示してありました。
個人的に気になったのは、『EVIL FACTORY』。ドット絵で描かれたボスと1対1の戦いを繰り広げるアクションゲーム。多種多様なボスとの対戦の面白さと、こちらは時限式の爆弾しか使えないと言う制限が、8ビット時代のゲームを彷彿させます。

東京インディフェスに遊びに行ってきたぞ!デジタルライターの筆者が気になる出展ブースを一挙に紹介!

『EVIL FACTORY』はテンポが良くて攻略のしがいもあります。

といった感じで、駆け足で紹介してきましたが
まだまだ気になるタイトルやブースは多々有りました。

しかしながら、インディゲームのクオリティの高さは目を見張るものがありますね。メジャータイトルと変わらないレベルのものもありましたし、何しろ面白いゲームはインディもメジャーも関係ないわけですし。

今後の東京インディフェスや東京サンドボックスの様子も気になるところです。今回、行けなかった人は是非、次回訪れた方が良いですよ。

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著者:岡安学(オカヤスマナブ)
デジタルライター/Allaboutデジカメガイド
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。
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